本来サイヤング賞に一番近いダルビッシュは、監督の能力がダルの足を引っ張る雰囲気。
ダルが入団した頃、テキサスの打撃は凄かった。中軸にハミルトンがいて、今年はボストンで4番のナポリが下位打線にいた。
この時のテキサスの破壊力は2000年ごろのヤンキース並。この時と比べ近年テキサスの打線は小粒になった。にもかかわらず監督の采配は昔のままだ。
ヒットはあっても残塁が多い。ダルは完璧を目指すしかない。ダルが崩れる試合でフォアボールが多いのは、コントロールが悪いのではなく、一点も許さないという気負いからだとおもう。
恐らく、野手はダルに信用されていないと無意識に感じている。彼の試合に得点が入らず、大事な場面でエラーが出るのは独り相撲のダルの心理状態にも関係している。
ダルの力を知る西海岸の敵は、そこをいやらしいスモール野球で攻めてくる。
もしテキサスがノーアウト2塁のランナーを必ず3塁に進ませる意図を持った野球をするなら、ダルにはもっと余裕が生まれているはずだ。この循環を生み出せない監督の采配・・。
一方好対照なのがマー君。自分にはまだ圧倒する力はないと悟り、フォアボールを出さないことを心がけている。このリズムは打線にも好循環を生んでいる。
ただ昨日は情けないほど弱いカブスに負けたのは残念だった。中断になってもおかしくない強い通り雨のなか棒球を打たれたのが痛かった。連勝が途切れたので、しばらく負けが続いても仕方がないだろう・・。
そして岩隈。復帰後の初登板ではボールが手になじんでいなかった。しかしその後の3試合は完璧。この3試合だけを見ると安定感は図抜けている。
また岩隈がダルより有利なのは、チームはスモール野球が得意で同僚にフェルナンデスがいる。相手のエースはフェルナンデスとぶつかるので岩隈は有利だ。
何より岩隈はジャパンがWBCを勝った時のエース。3年目になり各打者の撃ち取り方が見えてきた雰囲気が漂っている・・・。
・・・・と、今年の大リーグは楽しい。
ところが本業の相場はさっぱりだ。まあヘッジファンドがこのザマでは仕方がないか。(添付)
テッパーでさえも1%前後。今年はだれもサイヤングにはなれないだろう・・
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