2014年9月10日水曜日

大成功の終わり

         




1ドル200円へ~


タイムフレームを聞かれたガンロックは、

最初は遠慮気味に10年以内と言い。

その後、半分の価値喪失は、3~5年で起こるだろうといい直した。


アベノミクス1.0のルール、「円安は株高」の雲行きが怪しい中、

彼の影響力からすれば、明日にも円安は株安(もしかしたら円債も)

が始まっても驚かない。日本株ロングの米国人を不安にするほど、

彼の予想は当たる・・。


いずれにしても、恐らくこれでアベノミクスは終わった。

ただアベノミクスは失敗ではなかった。大成功だった。

ガンロックの警告を無視するのではなく、そう考えることが重要。

アップルのようにアベノミクスの新バージョンを出せるかどうかで、

今後の安倍政権の真価が問われる・・

2014年9月9日火曜日

マネー原理プロから抜粋 スコットランドとバブルの関係 





            スコットランドの自慢のオーツクッキー    
         


英国王室ではケイト夫人がまたご懐妊。
どうやら日本の皇室より、後継者の心配はいらない様子。

そもそもアジア人が、イングランドとスコットランドの違いを感じるのは難しい。常識的には、五賢帝の一人、ハドリアヌスの城壁のせいで、ローマが去った後にもケルト文化が残った北部と(スコットランド)、アングロサクソンが進入した南部(イングランド)程度の認識。

英国は、隆盛の基盤となったチューダーからスチュアート王朝にかけて、直系の世継ぎがいない状態になった(エリザベスとアン)。その際血縁スコットランド王がイングランド王を兼務する状態を受け入れた。

ならばスコットランドには日韓併合的なアイルランドのようなイメージはない。ただしスコットランドがより貧しかったのは確かだろう。だから有能なスコットランド人はロンドンに出たはず。

その一人が「バンクオブイングランド」や、「南海会社」のビジネスモデルをイングランドに提案したウイリアムパターソン。

国債を原資にバンクノートを発行するアイデア。(バンクオブイングランド)
国家の権威で国王が国策会社にビジネスの独占権を与え、儲かること前提に株式を発行。民間を資本市場に参加させる仕組みを考えた。

これらのアイデアは、パターソンがスコットランドで失敗したダリアン計画が原型とされる・・。

スコットランドではできないことがロンドンならできる・・なんとなく現代にも通じるロンドンの魅力。(イングランドというよりロンドンの魅力)

結果、南海会社は国債を国家から引き受ける際のファイナンシャルエンジニアリングで、有利に株を発行し、ペーパー上の利益を出した。東インド会社が貿易である程度まともに稼いだのに対し、南海会社は殆ど実貿易をせず、金融会社としてポンジー業務に励んだ。

一方国家としても、国債が捌けるのでハッピーだった。(無から有を生み、アセットが上昇してソレが更に続く感覚は今と同じ)

しかし、一部の議員がバンクオブイングランドが南海会社に侵食されていることに危機を感じ、
さらに、この仕組みが一般化し、ロンドンではデタラメなIPOが隆盛となった。そこで、会社設立が限定される法案が制定された。これがバブルという表現の起源となった「バブル法」・・

その後、バンクオブイングランドからカウンタービットで窮地立たされた南海会社は自滅。我に返った参加者は投売りに転じ、株は一ヶ月で900から100まで下落した。イングランドとスコットランドが正式に一つの国家になったのはこの頃だ。

(パターソンのダリアン計画の失敗の影響もあるとされる)

南海泡沫事件では、国王をはじめ、政治家や民間人の全員が酷い目にあった、だが失敗から学んだ英国はその後覇権を握る。ただし、立ち直ったエリートと庶民の格差はさらに開いていった。それから世の中は300年が経ち、ふとみると、中央銀行と国家のポンジーが隆盛になっている。

2000年頃の実体経済はグローバルGDPでみると60兆ドル前後。それから14年。中国が台頭しても、グローバルGDPは80兆ドル弱だ。一方この間主要中央銀行のバランスシートは3倍、格差は開いた。

何度言うが、資本主義では格差は当然。英国の発展期から米国のギルト時代にも格差はとんでもなく開いた。ただこのころは民主主義が浸透し、全員に一票が与えられていたわけではない。

戦争が終わり、全員に一票が与えられたころからは、米国や英国では労働者へ軸が動き、株価は上がらなかったが中間層が増えた。個人的には、だから民主主義と資本主義は同時にワークしたと考えるが、その構図は危うい。

今は全員に一票があり、そして世の中の仕組みがインターネットで丸見え状態。ならば戦争でもない限りマルクスが勝つ。これはリーマンショック前からここで言っている警告。さもなくば、若者はISISに入るかもしれない・・ 

そういえばバフェットは、GDPに対する時価総額の割合を言わなくなった。
数字は創れる。だが本当に経済が成長し、ソレにふさわしく金融資産の価格があるのかどうか。
18日の選挙では、バブルの仕組みを英国に提案したスコットランド人のパターソンを思い出そう。


2014年9月7日日曜日

ミレニアルズの時代


         



テニスの試合を全部見たのはいつ以来だろう。

最後の記憶は、激闘の末アガシがサンプラスに勝った姿。すでに10数年前。


テニスの技術はわからない。だが錦織をみながら、希望が沸いてきた。

彼のようなミレニアルが100人出れば、真の意味で、日本の戦後は終わるかも。


「 もう勝てない人はいないと思うので・・」

いろんな分野で、こういう人が、次の日本 を引っ張ればいい。

そうすれば、安倍さんも、黒田さんも、お役ごめん。

世界を知った上で、こんな発言でができるのは、ベービーブーマーや

ジェネレーションXにはほとんどいない(世界を知らないで言う人はいるだろう)。


アメリカも、錦織を応援している。

  http://www.nytimes.com/2014/09/07/sports/tennis/kei-nishikori-reaches-us-open-final-beating-novak-djokovic.html?ref=todayspaper&_r=0  

殻を破って世の中に出る人を、米国は見守る度量がある。

でもこの国は本質は以下。いよいよシーズンがはじまる。

このスポーツを知らずしてアメリカを語っても、多分的外れ・・・




2014年9月6日土曜日

上を向いて歩こう




2014年9月4日木曜日

バブル記念日の教材









約300年前の9月3日は、英国のバブル崩壊が決定的になった日。

南海バブルと、実体経済に関係なく、QEで株価が上がる仕組みの本質は同じ。

本番はもう少し先だと思うが、記念日なので触れておこう。



2014年9月2日火曜日

業界のルールを壊す新車




海水で動くスーパーカーがいよいよ公道へ出るらしい。

4つのモーターで920馬力を排出、時速100キロまで2.8秒。

200リッターのタンクを海水でフルチャージすれば、走行距離は600キロメートル・・

発売は未定だが、1億ユーロ以上は下らないという予想・・



それよりも、価格的にこれまでの常識からはルール違反なのはベンツの新型Cモデル。

豪華な装備のエントリーモデルC250は米国の販売価格29900ドル。

これはレクサスではなく、トヨタの競争相手だ。


既にビッグ3は2005年頃と似た「ゼロ金利」の値引き合戦に入っている。

そこに、メルセデスの価格破壊戦略。

欧米の自動車業界は、今から昔来た道へ向かう予感・・



2014年9月1日月曜日

ニッポンが「JUDO」で勝つために プーチンを超えた価値ある金メダル

         


ロシアで開催された2014年世界柔道は、ソチ五輪同様に、ロシアに買収されたようなジャッジが続いた。それでも個人戦で金メダルが取れなかったロシアは、団体戦に金メダルをかけていた。

日本男子は強敵グルジアを準決勝で倒し、決勝はロシア。「時の人」プーチンが見守る中、会場の熱気は、ロシアの団体金メダルを想定していた。

先鋒の絶対エース海老沼は不可解な審判で負け。次鋒大野も逆転負け。日本はこの絶体絶命から重量級の3人が勝利。敵地で、それもプーチンが見守る中、おかしな判定を覆し、団体で金メダルを勝ち取った。

これは価値ある勝利だ、なぜ日本のスポーツニュースは大々的に取り上げないのだろう。柔道はお家芸だから、どこかに勝って当たり前という感覚があるのだろう。

そもそも柔道は偉大なスポーツだと思う。試合の中に、立ち技 寝技 絞め技の3要素がある。近年の柔道は、立ち技から寝技 寝技から絞め技への連動の中で一瞬の隙が命取りになる。

立ち技の切れで美しい一本をとってきた日本には大きなチャレンジ。腕力の強い外人の関節技は脅威だ。だがこれも柔道のすばらしいところ。日本選手も対応しなければならない。

ただその一方で、コーチや監督に語学力や交渉力が必要な場面が多々あった。このままでは選手がかわいそう。今後は経験者の外からその種の専門家を確保する必要があるとおもう。

柔道は、日本人や日本の社会が、外国勢とどう渡り合うか。重要なサンプルになる・・


それとは別に、女子63キロ級のフランスのアグベグニューとイスラエルのゲルビの因縁の対決は今年も見ごたえがあった。

参考 http://marukano-gb.blogspot.com/2013_08_01_archive.html

< 猛女の戦い2014 >


< 猛女の戦い2013 >