2014年9月2日火曜日

業界のルールを壊す新車




海水で動くスーパーカーがいよいよ公道へ出るらしい。

4つのモーターで920馬力を排出、時速100キロまで2.8秒。

200リッターのタンクを海水でフルチャージすれば、走行距離は600キロメートル・・

発売は未定だが、1億ユーロ以上は下らないという予想・・



それよりも、価格的にこれまでの常識からはルール違反なのはベンツの新型Cモデル。

豪華な装備のエントリーモデルC250は米国の販売価格29900ドル。

これはレクサスではなく、トヨタの競争相手だ。


既にビッグ3は2005年頃と似た「ゼロ金利」の値引き合戦に入っている。

そこに、メルセデスの価格破壊戦略。

欧米の自動車業界は、今から昔来た道へ向かう予感・・



2014年9月1日月曜日

ニッポンが「JUDO」で勝つために プーチンを超えた価値ある金メダル

         


ロシアで開催された2014年世界柔道は、ソチ五輪同様に、ロシアに買収されたようなジャッジが続いた。それでも個人戦で金メダルが取れなかったロシアは、団体戦に金メダルをかけていた。

日本男子は強敵グルジアを準決勝で倒し、決勝はロシア。「時の人」プーチンが見守る中、会場の熱気は、ロシアの団体金メダルを想定していた。

先鋒の絶対エース海老沼は不可解な審判で負け。次鋒大野も逆転負け。日本はこの絶体絶命から重量級の3人が勝利。敵地で、それもプーチンが見守る中、おかしな判定を覆し、団体で金メダルを勝ち取った。

これは価値ある勝利だ、なぜ日本のスポーツニュースは大々的に取り上げないのだろう。柔道はお家芸だから、どこかに勝って当たり前という感覚があるのだろう。

そもそも柔道は偉大なスポーツだと思う。試合の中に、立ち技 寝技 絞め技の3要素がある。近年の柔道は、立ち技から寝技 寝技から絞め技への連動の中で一瞬の隙が命取りになる。

立ち技の切れで美しい一本をとってきた日本には大きなチャレンジ。腕力の強い外人の関節技は脅威だ。だがこれも柔道のすばらしいところ。日本選手も対応しなければならない。

ただその一方で、コーチや監督に語学力や交渉力が必要な場面が多々あった。このままでは選手がかわいそう。今後は経験者の外からその種の専門家を確保する必要があるとおもう。

柔道は、日本人や日本の社会が、外国勢とどう渡り合うか。重要なサンプルになる・・


それとは別に、女子63キロ級のフランスのアグベグニューとイスラエルのゲルビの因縁の対決は今年も見ごたえがあった。

参考 http://marukano-gb.blogspot.com/2013_08_01_archive.html

< 猛女の戦い2014 >


< 猛女の戦い2013 >

2014年8月28日木曜日

スターゲイト

面白いことになってきた。理研は、共同研究者が小保方氏が書いた論文通りに実験をし、中間報告として、STAP細胞は出来なかったと発表した。ただ、理研は今更なぜこんな実験をするのだろう。

そもそも世界中の研究者が、小保方レポート通り再現し、細胞が出来なったことは証明されている。だからこの問題は起きたわけで、今更小保方さん以外が実験してなんになるのだろうか。

体裁のために金と時間をかけたなら、この実験を批判した女性科学者は正しい。個人的には、小保方さんだけが再現の実験をしていると思っていた・・

一方で、「共同論文著者が、22回実験して再現できないなら、科学としてSTAPは存在しないとみるべき」という理論は正しい。

ただし、ここでは最初から小保方さんの幼稚性を指摘しつつ、彼女が「ゴットハンド」の持ち主である可能性を指摘しているのであり、科学者でもない自分が、科学の理論を論ずることはない。

個人的には、日米で50年近く生き、金融マンやホテルマンの経験から、「200回以上成功した」と発言した時の小保方さんの表情にBETしてもいいと考える。だから、科学で説明できないことが起こるかどうか。そこがわくわくする・・。 

冷戦時代、米ソは軍事の延長で超常現象を必死で研究した。ソ連が崩壊し、95年に米国は最後の超常現象国家プログラムの「スターゲイトプロジェクト」を廃止した。

30年研究した上で、成果が認められなかったということだが、最大の理由はソ連が崩壊し、またスパイ衛星の精度が上がり、国家プロジェクトとして続ける理由がなくなったからだろう。

逆に言えば、必要なら、この国はすべての可能性を否定せず、国家ストラテジーに超常現象を組み込む柔軟性を持っている。

一方で、地球でも極めて流動的な地盤の上に立地する日本のメディアが、頭から超常現象は認めない演出で国民を導くのは、そろそろ卒業できないものだろうか。

2014年8月27日水曜日

秋刀魚とコーンと怒りの葡萄



日本で新秋刀魚がとれるころ、
アメリカでは収穫したてのスイートコーンが出回る。
ところが今年は少し遅いようだ。

理由はコーンの値段が安すぎるので、(3ドル台)
農家が出荷をとどめているらしい。

鮮魚とは違うので、このような手段もあるが、
最後は家畜の飼料になれば、高騰する牛肉豚肉は
多少安くなるだろう。

ただソレとは別の次元で、個人的に来年以降はコーンも心配。
今年は天気もちょうど良く、大豊作だった。

でも豊作は'続くだろうか。
中西部は雨が降るが、西部の旱魃が続いて農業が廃れると、
戦前にあったようなダストボールが西からやってくる可能性もある。

ダストボールはアメリカでは貧困の象徴。(怒りの葡萄)
再来はごめんだ・・

2014年8月26日火曜日

濁った市場の健全性



耳を疑う話。

早大の株サークルが、いわゆるブラフで3億も儲けたという。

同じ事を米国でやれば、たちまちBIDはたたかれ、オファーはとられ上に突き破られる。

株でも債券でも、現物 ETF 先物等、マーケットメークを専門にやっている連中が、

世界中から集まってしのぎを削るのが米国市場。

そこで資金力のない素人がブラフなどすれば、自殺行為だ・・・。


そもそも当局による規制や監視能力には限界がある。モラルを説くのも非現実的。

アメリカもとっくにSECの監視機能は限界を露呈している。

だがアメリカには、市場にもデモクラシーがある。

毒には毒がやってくる。

子悪はスケールの大きい巨悪に食われてしまう。

濁った池のルール。それも貴重な市場原理だ・・・。


ところが日本は、市場にも「透明性」という言葉を好む。

透明でもいいが、日本のGDPと時価総額は世界で2~3位。

その国の株式市場で、学生の騙しが通用するのは驚き・・・。


学生が天才なのか、

それとも、実体経済の実力に比べ、市場の成熟度がアンバランスなのか・・・。


いずれにしても、片手落ちの規制や監視ではなく、参加者の多様化による市場原理。

それによって、結果的にボトムの健全性が維持されるようにならなければ、

日本からは、永遠に、一流のプレーヤーは生まれないだろう。

( 日本から市場の一流プレーヤーが育つ必要はないかもしれないが・・ )




2014年8月25日月曜日

パーフェクトストーム、アメリカに立ちはだかる女大魔神

         

北京五輪の後、あまりの感動に、CBOTのオフィスにずっと彼女のポスターを貼っていた。

アレから6年、久しぶりに見た彼女は、今度は凄いチャンジアップを投げていた。

サッカーでナデシコがアメリカに勝ったのも奇跡だった。

あの時アメリカは中心選手の沢選手をリスペクトした。

だがソフトボールはサッカー以上にアメリカのお家芸である。

そして、ソフトボールでワールドカップは重要な大会ではないという。

ワールドカップでは上野を温存し、現状では最高峰の世界選手権連覇に備えた日本。


「今のウエノは、豪速球のノーランライアンが、チャンジアップまでなげるようなもの・・。

  ウエノが投げる限り、アメリカはジャパンに勝てないだろう・・」


ESPNの記者に「パーフェクトストーム」とまで言わせた上野。

知るかぎり、一人の日本人が、ここまでアメリカの前に立ちはだかったことはない。

そして上野は見事に今度もアメリカの前に立ちはだかった。まさに女大魔神・・

彼女の前では、ダルも、田中も、岩隈も、上原も、

そして今日好投した和田も小さく見える・・

恐らく彼女は、日本で最も過小評価されている世界のスーパースターだろう。



http://espn.go.com/espnw/news-commentary/article/11376603/japanese-pitcher-yukiko-ueno-perfect-storm-power-precision

2014年8月23日土曜日

ごきげんよう 





        
              花子とアンのシーン


「花子とアン」で、いいシーンがあった。

子供向けラジオ番組を担当することになった花子が、番組の最後を「ごきげんよう」という言葉で終わらせたいと申し出る。以下がラジオ局の担当者との会話。

「貴方、秀和女学校のご出身だそうですね。うちの家内も秀和の出身で、ごきげんようは、朝から晩まで、耳にたこが出来るくらいまで聞かされます。・・」

「 あそこは家柄がいいお嬢様たちが集まる名門です。しかしあなたは給費生だったそうですね。貧しい家の出の貴方が、ことさらごきげんようという言葉を使いたがる気持ちはわかります。しかし、ごきげんようが似合う人間と、似合わない人間がいるのですよ。」

「 そうでしょうか。ごきげんようは、様々な祈りが込められた言葉だと思います・・ 。どうか、お健やかに、お幸せにお暮らしくださいという祈りです。

 人生は上手く行く時ばかりではありません。病気になることもあるし、何をやっても上手く行かない時もあります。

 健康な子も、病気の子も、大人たちも、どうかすべての人が、明日も元気に、無事に放送を聴けますように、祈りこめて放送を終わらせたいのです。どうかお願いします・・・     」



        
          NHKBS 女たちのシベリア抑留から、なぜBS? 


そして一連の終戦記念日の特番で秀逸だったと思う「シベリア抑留女性」の話からは、番組の最後、言葉では現せない苦労をした斉藤治(ハル)さんが、こんな言葉を・・

「 でもこのごろ思うのだけど、人が経験できなかったことをして人生を終えるんだから、いろんな経験させてもらって、帰ってきてからは幸せに暮らして、幸せとどん底と両方が味わえて、人間としては、幸せだったなと思っています・・ 」 


そろそろ「花子とアン」の舞台は、大正が終わり、軍国化の時代に入る。帰国してからも4~5年はソ連兵に追い回される悪夢にうなされたという斉藤さん。

「私たちの時代にいい経験をさせてもらったんだから、それで戦争はたくさん」といいながら、それでも自分の人生を振りかえり、人間として幸せだったという極み。この時の斉藤さんの微笑みは、二十歳の頃、お世話になったハンガリー人のメンターと同じだった・・

恐らく、どんなときも、「ごきげんよう」を実践されたのだろう。