2013年8月28日水曜日

私を覚えていますか・・(8/18マネー原理プロ部分抜粋)




http://espn.go.com/video/clip?id=espn:9580545

添付したビデオは、昨日の試合でビンボールを食らったヤンキースのA.ロドリゲス選手。ピッチャーのデンプスターはカブスで活躍した選手会の重鎮。他の選手が薬物使用を認めたのに、自分だけ認めなかったロドリゲスに対し、彼は懲罰のビンボールを放ったと言う話で持ちきりだ。

ロドリゲスは、バリーボンズなどがやり玉になった前回の騒動では、テキサス時代の薬物使用は認めた。ならば今回認めれば再犯、永久追放は免れない。だからそもそも認めるわけにはいかない。あるいは、ウォール街のNYヤンキースにきて、ステロイドに対し悪びれる必要がなくなったのかもしれない。

そのお膝元のNYタイムスの日曜特集に、この12年のブルーンバーグ市政で、NYはウォール街に染まりすぎたとの批判があった。そうかもしれない。ただソレはブルーンバーグを責める話ではなく、時の流れだった。

そんな中、NYにあのスパイザーが帰ってくるかもしれない。スキャンダルで一敗地にまみれて5年。彼はNY市のコンプトローラーの選挙に出た。(投票日11月5日)

若い時は映画「アンタッチャブル」さながらの捕り物で、大物マフィアを追い詰めたヒーロー。NYの司法長官時代の2003年にはウォール街の不祥事を暴き、CITIのSワイル、メリルのコマンスキー、AIGのグリーンバーグ会長という大物に引退の引導を渡した。

そしてNY州知事になり、有力な民主党の大統領候補にも目されていた矢先、一晩50万円の高級コールガールの買春スキャンダルで辞任した。その後CNNなどで時を癒していたが、今再び表舞台に立とうとしている。

NYの魅力は映画ではマネーとドラッグと美女。しかしブルーンバーグの後任選挙には、猥褻メールで国会議員としての将来を棒に振ったウェイナー元議員が立候補。更にスパイザーの対抗馬には、彼にコールガールを斡旋し起訴されたマダムことクリスティンデービスまで立候補している。まるでジョークではないか。

ただ州知事まで勤めたズパイザーが、市の金融行政の要とはいえ、コンプトローラーまで格下げして再起を図るのはなぜだろう。スパイザーは謹慎中も肥大化する金融に対する批判は止めなかった。その彼が選挙に出ると知り、ブルーンバーグがNYの未来に懸念を示したのは面白かった。

金融が勢いをなくすとNYは寂れる。ならNYではマネーとドラッグ(緩和)女性は永遠か。まずは11月5日の選挙結果が待たれる。

ブルーンバーグが去り、スパイザーが戻ってくるならJPモルガンには悪夢だろう。だがソレも時の流れ。そんな時、ボルトを見てフローレンスジョイナーを思いだした。

私を覚えていますか・・?彼女が25年前にたたき出した 100メートル 10秒49 200メートル 21秒34の世界記録は今も破られていない。

今はこの記録がステロイド無しで出た記録だとは誰も考えていないだろう。だがそれでも陸上界はこの記録を抹消しない。ならばこのままFEDがテーパーに突き進めば、先日更新した株の高値はジョイナーの世界記録と同じ価値になるかもしれない・・。(薬無しでは二度と更新できない・・)
















 

0 件のコメント: