「古い時代には起こらなかった。なぜ起こったかわからない」「研究者に対する今後の教育が重要」「ITの進歩に、高等教育が追いついていないと感じる。当惑している・・・」。
STAP騒動で理研の野依理事長(ノーベル賞学者)のコメント。
小保方さんは発表の当日、メカニズムの解明はまだできていない・・とはっきり言っていたと思う。
メカニズムの解明が出来ていないなら、そもそもその論文に何の意味があるのか。
マスコミがジャーナリズムなら、はじめからそこを疑問に思わない方がおかしい・・。
にもかかわらず、マスコミは彼女に飛びつき、持ち上げ、そして落とし、今は足蹴にしている・・。
己の浅はかさをすべて彼女になりすつけて・・。
これが、偶然にせよ、なんにせよ、唐突に(細胞)が出来てしまったと結果だけを発表した顛末・・。
もちろん小保方さんにも原因がある。
ただ彼女の動機は、早く医療の発展の役に立ちたいと思ったか、あるいは早く目立ちたいと思ったか、いずれにせよ、単純だったはずだ。
この単純さが、野依理事長の言う、「高等教育が追いついていない・・」という点か。
そして一番明らかになったのは、彼女の実力というより日本のマスコミの実力、これがこの顛末の本質。
そして一番明らかになったのは、彼女の実力というより日本のマスコミの実力、これがこの顛末の本質。
偶然にせよ、なんにせよ、彼女ならSTAP細胞が造れるのか、造れないか。その一点にしか興味がない。
単にノーベル賞が欲しいだけの日本では、彼女はもう終わった存在。でもアメリカは、静かに彼女の真贋をさ探っているはずだ・・
2 件のコメント:
科学の研究内容、芸術作品など、その完成度や可能性よりも、背景的な話題性を先行させ、本末の転倒を引き起すマスコミと、それと一緒になって煽り煽られる大衆社会。その流れの中で、「新しい事実」と称する情報に触れるたびに、自分の意見を右往左往させる人間は、自立した人間とは言い難いし、そのときの自分の意見の正しさを主張する前に、自分は亜流の人間であることを自覚して謙虚に反省するべきだと思う。
小保方さんを貴重な人材として遇するのか、このままいかがわしい人物というレッテルを貼って、世の中の流れに迎合するのか、その筋の関係組織、ひいては日本の真価が問われるところでしょう。
タカシマさん、コメントありがとうございます。
コメントをいただいたことに気づくの遅れました。
タカシマさんのご意見に賛同します。
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