( 秀逸なソチ五輪用 TEAM USAのCM )
5時間の長編。CMも特注。CMは、スーパーボールより秀作が多いと思う。
この五輪にプーチンは5兆円を使ったという。だが、ロシア政府から直接業者に支払われたのは3000億円程度。残りはまずプライベートインベスターに支払われたらしい(CNBC)
プライベートインベスター?
そういえばダボスに出席していた米国人ビジネスマンが、ソチ五輪5兆円の総予算の内、3兆円が賄賂だったと語っていた。開会式で五輪のリングが落ちてしまった失態。無関係ではないかも。
そんなことはどうでもいいが、採点競技はフェアであってほしい。浅田真央のくやし涙は見たくない。
でもプーチンは恐ろしい。彼の意気込みは、注目の最終聖火ランナーの人選に出ていた。
最終ペアは、最強男のカレリンやシャラポアではなかった。冷戦後の若い人はほとんど知らないであろうロドニナとトレチャクだった。
ではなぜプーチンはこのオジサンとオバサンを最も重要な役に抜擢したのか。
70年代から80年代前半、米国では大スターのフィギア女子の前に立ちはだかったロドニナ。そして1980年、アメリカの若者に近大スポーツ史上最大の番狂わせで負けるまで、(ミラクルオンアイス)最強を誇ったソ連アイスホッケー代表の鉄壁のゴーリーのトレチャク・・。
この二人は、我々以前の古い世代だけが知る、最強で最悪で暗黒帝国に思えた旧ソ連の象徴だ。
この二人は、我々以前の古い世代だけが知る、最強で最悪で暗黒帝国に思えた旧ソ連の象徴だ。
http://marukano-gb.blogspot.com/2013/12/blog-post_21.html
( トレチャクについてはこの添付ドキュメンタリーを参照。彼の練習シーンが出てくる)
( トレチャクについてはこの添付ドキュメンタリーを参照。彼の練習シーンが出てくる)
ロドニナはオバマ大統領を愚弄する写真をツィッターに載せた。西側メディアの批判のを無視して彼女を抜擢したプーチン。もしアイスホッケーでロシアとアメリカの対決が実現したら、ロシアは大変なことになるだろう。
1980年のリベンジ。もっといえば、あの出来事をきっかけに、アフガンの挫折からソ連崩壊のロシア国民のREDEMPTIONが、アメリカにアイスホッケーで勝ち、銀盤の女王の座を取り戻すこと・・・
ただソチが終わったらロシアはどうなるだろう。
直近ではロシア国債の入札が3度キャンセルされた。ビットが入らなかったのだ。
米英独仏のリーダーがソチに入らなかった意味を、PEやヘッジファンドは見逃していない。
このようなもろもろの思いのなか、開会式に日本選手団がロシアの旗を掲げて入場した瞬間、解説のマットラウアー(NBCの看板キャスター)は戸惑いを見せた。
アメリカからすれば、日本が友好的なのは当前。ただソレは英国のような友好国というより従属国としてだ。日本のABEは西側のリーダーと一線を画しソチに乗り込んだ。そして開会式ではトルコのエルドアン首相の隣に座った・・。
目覚めたかもしれない日本。アメリカが戸惑うとも、このまま独自路線を切り開けるか。日本は総力を挙げて世界と戦うべき・・
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