ここに参加することは、前震や小さな噴火、
さらに突然の大雨が始まった自然現象の中で、
どこまでの警戒をすべきかという問題と同じだと思う。
ストラテジストなら、そういう世の中での予想責任がある。
当たらなければビジネスにならず廃業。
(大手傘下なら説明責任で済むかも?)
2年前、イタリアで禁固6年の判決を受けた火山地震予知委員会の科学者の一人は、
上告申請で、科学者の責務は科学に基づいた予想であって、
その予想をどう使うは自治体の責任・・という意見書を昨年出している。
(2009年の地震で300人が亡くなった責任)
東日本大震災は、生活の場に襲った突然の大災害。
被害の殆どは津波だったので、地震予知の専門家はあまり非難されなかった。
つまり科学者は、説明責任を果たせば免責される
一方で戦後最大の死者数になってしまった御嶽山の噴火。
御嶽山は長野と岐阜の四つの自治体にまたがった山。
誰が責任者として管理しているのかよく判らない。
長野県人としては、御嶽山は長野のモノという印象がある。
なら長野県が責任を持って科学者の意見を
参考に立ち入り禁止すべきだったのかもしれない。
いずれにしても、登山はレジャーであって、生活の場ではない。
国や自治体、更に科学者が警戒しなくとも、小笠原の西ノ島があんな状態なら、
活火山は当然、死火山にも近寄らないという判断をする人はするだろう。
ということは、最後は自己責任になってしまう・・。
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