番組のテーマソングの 「Straight Up and Down」は、まさにこの時代の象徴
この4年間、最も楽しんだドラマが終わった。
相場もギャングも、本来は Live by the sword, die by the sword のはず。だが、現実の世の中は、イエスの教えは間違っている。
1920年代を知ることは、客観的に今を知る上で重要。実在の人物を交えながら展開されるストーリーとマーチンスコセッシの演出は見事だった。ドラマの質、テーマの深さは、ソプラノスよりも上だった。
そして製作者のテレンス・ウインターが敢えて史実とは違う結末にしたのは、当事の風潮をまだどこかに引きずる現代のアメリカへのカウンター・カルチャー。
なるほど。最終シリーズの2話で、チョッキーに「 Jesus is wrong・・ 」と言わせたセリフは、この結末でレデンプションとなった。
アメリカを知りたい人は、観た方がいいだろう・・
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