ローマの最盛期は、民主的だった共和制時代より、帝政の時代という見方がある。
シーザーのあと、ネロやカリギュラの暗黒もあったが、その後に五賢帝の時代が来た。
大衆が自分で物を決めるより、賢者が国家を導いた方が幸せという考え方・・
建国の父は、共和制ローマから多くのコンセプトを取り入れている。
上院、下院、大統領は、元老院、民会、政務官を想像すればよい。
民意の影響が大きくなると、共和制でも、元老よりも大衆を味方につけた者は強い。
2016年を見据え、最近この時代の時代劇を再び鑑賞しているが、
その中の一つ HBOの「ローマ」でこんなシーンがあった。
共和制を守りたい元老に担がれた執政官ポンペイウスは、友人のシーザーを裏切る。
しかし、秀吉の中国大返しのような勢いでルビコン川を渡ったシーザーの敵ではなかった。
敗北を前に、彼が世話係の奴隷にはいたのはこんなセリフだ
しかし、秀吉の中国大返しのような勢いでルビコン川を渡ったシーザーの敵ではなかった。
敗北を前に、彼が世話係の奴隷にはいたのはこんなセリフだ
「自分の意思をもたず、自分で決断をしなくていいのは、奴隷の幸なところだ・・」
一般的に、民主国家では自分で自分の運命を決めることができるとされる。
今は貧富の差で問題はある。(学費高騰)だが概ねその原則は守られていると思う。
なら、それが本当に一番幸せなのか。
もともと日本史では疑問だが、ローマでさえもこの命題とは無縁ではない。
そして、再びクリントンやブッシュの名前しかでてこないアメリカも、
もしかしたら、ローマと同じ道をたどり始めたのかもしれない。
そんななか、日本を取り上げたブルーンバーグの記事。
一般的に、民主国家では自分で自分の運命を決めることができるとされる。
今は貧富の差で問題はある。(学費高騰)だが概ねその原則は守られていると思う。
なら、それが本当に一番幸せなのか。
もともと日本史では疑問だが、ローマでさえもこの命題とは無縁ではない。
そして、再びクリントンやブッシュの名前しかでてこないアメリカも、
もしかしたら、ローマと同じ道をたどり始めたのかもしれない。
クルグマンと(本田さん本人)のリムジンの密談が、安倍さんを決断させたとリークしている。
真贋はともかく、一外国人エコノミストが、日本の命運を握るような報道だ。
真贋はともかく、一外国人エコノミストが、日本の命運を握るような報道だ。
外圧に弱い日本を触れているのは、CNBCではなく、ブルーンバーグの特徴が出ている。
クルグマンは自慢したくしてしょうがないが、
内閣参与の本田さんも、こういう話を外国メディアでにしてしまうのか・・・。
Me, Myself, and Abe
http://krugman.blogs.nytimes.com/2014/11/21/me-myself-and-abe/?smid=tw-NytimesKrugman&seid=auto&_r=1
事実なら、外圧に弱い日本を、日本人が自分で逆手に取る政治的手法・・。
これで株価が上がり、目先の結果はオーライでも、
こんな姿を、いつまでも自分で世界に晒していては、
最後は国益にはならないだろう。
これで株価が上がり、目先の結果はオーライでも、
こんな姿を、いつまでも自分で世界に晒していては、
最後は国益にはならないだろう。
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