さて、今晩からオバマとロムニーの討論が始まる。支持率の世論調査では、オバマ49% 対 ロムニー46%である。
選挙の専門家によると、この3ポイント差は同じ3ポイントでも、例えば45%対42%より圧倒的にオバマの優位性を現しているという。
個人的にはその説明にクリックしなかったので詳細は書かない。それでもロンドンのブックメーカーによると、オバマの優位性は明白である。
オバマへの賭け率は現在「460対100」これは、460をかけてオバマが勝っても560ドルしか戻ってこないという意味。もし負ければ当然460ドルを失う。
一方ロムニーは「100対360」。ロムニーの勝利は今なら100でブックメーカーは引き受ける。もし彼が勝てば460が戻ってくる・・。
ここで面白いのは、ロンドンは米国大統領選の賭けをやっているのに、ラスベガスはやっていないこと。
ラスベガスでは、グリーンベイ対シアトルのフットボールに1.5ビリオンの金が乱れ飛ぶ一方で大統領選への賭けをやらない。これは理解できるような出来ないような・・。
凱旋門では日本のオルフェーブルが一番人気らしいが、オルフェーブルで勝ったら、そのままロムニーにかけてみるか・・。
<読者の皆様へ>
今後、有料版 <マネー原理プロ>拡充のため、こちらの記事も徐々に移行します。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。
ご参考<マネー原理プロ>から
使いきったスペインと活かした英国
SPの50日移動平均と大統領選のジンクス・・・
だがその経営を見ると英米のプロスポーツチームとかけ離れている。これは大航海時代のスペインと同じではないか。フィリッペ2世の頃のスペインは世界最強だった。だがあっという間に没落してしまった。
世界史上の一般論は、後に覇権を確立した英国との違いとして植民地の経営力を挙げる。スペインは米国大陸から圧倒的な銀を手にしながら、それを散財したら繁栄も終わった。
一方英国は植民地経営に資本主義を導入した。現地の安い労働力を活かし、彼らを一定レベルまで引き上げることで、税を操り、自国の製品を買わせるというシステムを編み出した。まさに資本をどう使いきってしまううかではなくどう活かすか・・。
マンUの経営とレアルの経営にはいまだにこの差が残っているように思えるが、このあたりは日本企業がこれから中国にどう対処していくかを含めてもう一度振り返る必要があるだろう。
いずれにしても、使いきるスペインと活かす英国・・スペインはワールドカップは制したものの、アメリカから眺めていて、そのDNAが変わったかは疑問・・。
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