FEDの伝令のように、淡々とQEの効果を解説するリースマン。
一方リックは、イエレンがこのまま社会主義的な弱弱しい政策を継続すると、
アメリカは日本のようになってしまうと、感情むき出しでわめき散らしている・・。
この二人は、リースマンがCBOTに来たときも、広場の女神の前で激論をしていた。
NYのゲストに「俺たちは金融危機とは無関係」
「お前たちのように、FEDや政府から救済されていない・・」とリック。
後ろのシカゴのトレーダーは拍手だ・・
CNBCは単なる相場番組ではない。この国の民主主義のしくみを代弁している。
茶坊主のようなリースマンが、瞬間湯沸かし器のリックをあしらうことが多い。
だがリックを馬鹿にしてはいけない。
4年前、リックの激昂は、茶会党の大ブームを引き起こしたではないか。
ただし、リックは一つ間違っている。
何度もリックに伝えているが、彼はいまだに日本のことをわかっていない。
アメリカはどのケースでも、日本のようにはならない。なれないのだ。
イエレンがだらだらと救済を続ければ、貧富の差が広がり、この国は立ち行かない。
規制や社会主義的なバランスが日本化なら、激しいデモクラシーの米国ではそれも無理。
つまり、米国はデフレをダラダラ続けながら、平和的に国家を維持することは出来ない。
この国は、デフレの縮小均衡の篭城ではなく必ず戦に打って出る。
海外なら一つになる可能性もある。でも国内なら昔のように悲惨なことになる。
どの道、アメリカが日本のようになることは無い・・
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