少し前も触れたジャーマンシュプリーマーシー。前回の4THターニングでも起こった現象。ただし今日は、ドイツの強さのまえに、ブラジルのサッカー王国神話はバブルだったという印象。
考えてみれば、ロナウド、ロナウジーニョ リバウド カカ ロベルトカルロス・・などがバリバリだった頃と比べ、ネイマール以外の個人は中の上だ。スコラリ監督は、そのチームに、昔のような自由奔放のサッカーをやらせていた。
そのチームからネイマールが抜け、守備の要のシルバが出場停止。これでは体格に勝り、技術がしっかりしている上に組織が機能しているドイツに歯が立たないのは仕方がなったのだろう。
それにしても、ここまでの国家の侮辱は、アメリカに原爆を落とされた日本。コルテスに占領されたアステカに匹敵する民族の敗北。いくら陽気な国民性とはいえ、ブラジルは大丈夫だろうか。
一方米国では、ニューヨークタイムスの「すべてはバブル・・かもしれない」の衝撃が走った。
内容には多少違和感がある。金融市場はかつてのようなレバレッジでバブルになっているのはではない。流動性がありすぎ、行き場を失って正常な価格機能を失っているのだ。
にもかかわらず、まだ一部の中央銀行はいくらでもマネーをするぞとの構え・・・。
これまで金融市場では中央銀行には逆らえない。逆らうな。が常識だった。だがすべてがバブルだとしたら、それは価格ではなく、中央銀行の神話がバブルだと思う。
そのバブル論に挑戦したのが、衝撃作「アルキミスト」を書いたニールアーウィン。ここでは何度も取り上げている名前だ。
いずれにしても、今日の衝撃はスポーツを超えて、少し嫌な予感がする・・
ニールアーウィンの全文
http://www.nytimes.com/pages/todayspaper/index.html
0 件のコメント:
コメントを投稿