正確には、Thank you USAではなく、Thank you Obamaが正しい
ゴロツキから、バグダット大学で神学を学んだというカリフに変身したBaghdadi氏
やっと台風11号が去った。
避難指示が出ていた四日市は、自分にとって特別な場所。大事に至らず安堵。
ふと思ったのは、四大文明が大河の辺で生まれたなら、夏の兎がそうであったように、
他の文明でも、統治の基本は、水害をどう防ぐかだったかもしれない。
治水に長けたものが最初の長になり、その中で、武力に勝るものが王として統治をした。
・・・2000年後、第二次世界大戦では多くの人が武力で死んだ。
近代は、新たな統治のルールを模索している状態だ。
一般的には理想的なデモクラシーで選ばれた統治者は、経済成長が弱まると弱い。
そこで、先進国はペーパーマネーに頼るようになった。
誰を中央銀行のトップにするかは、最も重要な政治マター。
しかし副作用の貧富の差で、そのデモクラシーで今度は足元をすくわれる可能性がある
それに比べれば、プーチンや習金平のような専横的パワーをもつ統治者は別格だ。
実行力が伴うので、混乱期には結果的に人気が出ることもある。
やはりヒトラーはいつの時代も重要なサンプルだ。
ただプーチンや中国の指導者も、戦後生まれで、資本市場で儲けている点は西側と同じ。
なら彼らからのヘッドラインは、ショートカバーとセット。
でも先週金曜日の緊張が緩んだという一報が「ツイッター」からだったのは笑った。
プーチンが最後の一線を越えることは、彼自身の意思からはないと思う。
でもツイッターに反応するなら、目をまわさないようにしなければならない・・
一方、マネーでもなく、インフラでもなく、武力でもない
得体の知れないものを背景にトップに立つイスラム指導者は更にやっかいだ。
ISISのトップのバガーデイ(Baghdadi )は、2004年、米軍がハルージャに攻め込んだときには、
どこにでもいるゴロツキの一人だった。ランクが低いので開放された後、ザルカウイ( Zarqawi)
の下で頭角を現した。そしてザルカウイが死んだ後は、米軍をうまく利用しながら、いつのまに
か、バグダット大学で神学を学んだカリフとして、ISISの統治者であり、指導者でもある。
(NYタイムス)
統治者が指導者を兼ねる場合のイスラムは怖い。
テロリストは、自爆テロに代わり、エボラ感染者をテロに使うなどともいわれている。
米国がISISを空爆したのは、泥沼への入り口の予感・・。
そんな中、市場にではロシア・ウクライナは重要だが、イラクは重要ではないという見方・・
Good on you
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