日刊スポーツから引用
今日は、組織としての失敗のサンプルといわるシカゴベアーズに耐えかね、なんとなく早明戦を観た。だがあまりのレベルの低さに驚いた。感じたのは今の大学ラグビーでは帝京大学のレベルが抜きん出ている一方、昔の伝統校のラグビーにおける頭の悪さ・・。
そもそも個に力がないと、猪突猛進しても、ラグビーでは結局相手にボールを奪われる。今日もタッチを割る。慌ててパスミス。ノッコンの繰り返し。体幹が弱いので、体が我慢できなくなると、考える前に直情的なプレーをしていた。つまり体の弱さが脳に働く時間を与えない。
更に今日の試合では、抜かれた選手が足で引っ掛けるなど、早稲田に悪質なプレーがあった。選手の顔を見たら、大昔、本城や川瀬で盛り上がった頃の厳つい顔ではなく、真面目そうな顔。きっと日頃は真面目なのだろう。でもどこかで現代の若者の狂気を感じた。
大学の王者、帝京大の選手は、当たり負けしない体を創った。体と体で当たり負けしないので、選手には余裕がある。余裕があるので、ゲームの中で一人一人が正しい判断が出来る。
今日の早明戦は、バタバタか、パタパタか、ポロポロのシーソーゲーム。OBなどの観衆はソレを喜んでいるようだが、これでは帝京大学の敵ではないと思う。(偉そうなことを言ったが、これでも昔は冬の風物詩として、早明戦を楽しみにしていたので)
昔は必要な栄養を取るのが大変だった。その頃は健全な体に健全な魂の時代。今は栄養には事欠かない。ならば、頑強な固体にこそスマートな知性が宿るのだろう・・
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