2013年3月7日木曜日

平和な時代の就職


 
先日の大学生の就職人気企業調査。結果をみて、日本は株が上がって浮かれている場合ではないなと思った。そしてここに上がった会社に勤めている先輩方はどう思うのか。個人的にはそこに一番興味あり。
 
この調査と、レ・ミゼラブルを観たせいか、急にナポレオンの時代の激動がうらやましくなった。
フランス革命半ば、ジャコバン派の恐怖政治と、革命の波及を恐れる英国なの近隣諸国の攻撃でフランスは混乱。そんな中、コルシカ出身の身分の低さ、更には無能な上司と混乱の政治の狭間で能力を発揮できないナポレオン。彼は腐りそうになる自分を鼓舞し、ついに自分の作戦が採用されるチャンスを得た。(ここはサラリーマンと同じ)
 
しかし、そこでもジャコバン派の文人指揮官のフレオンに嫌われ、自分が考案した夜襲計画にもかかわらず、先陣から外された。
戦いが始まり、英国の砲弾の前に総崩れになる味方部隊。ナポレオンは上官の命令なしに突撃を決断する。(ここはサラリーマンと違う)この時、ヨーロッパの歴史が変った。
 
下は怯える予備の部下に対し、ナポレオンが放った檄。この時彼は24歳だった。(BBC放送から)

他に道はない。
歴史は我々に出る幕を用意した。
出番だ。
出たくない者は出なくていい。
俺は出る。
一人で砦を奪う。
運命は俺の味方だ。
銃弾は俺をよけ、
砲弾も恐れて俺を避けるだろう。
諸君は何もしなくていい。
ただついてきて、俺の勝利を見ていてほしい。
ついて来い。見せてやる。
俺が前進したら、後に続け。
俺が後退したら 俺を撃て。
俺が倒れたら、仇を討て。
(この後砲弾が飛来し、ナポレオンは有名なカウントを始める。砲弾と砲弾の間合いを、彼はデータでしっていたのだ)
走れ、俺を信じて走り抜けろ・・。
(砦に到達したナポレオンの部隊は砲台を奪還。彼は重傷を負うも、トゥーロンの砦は落ちた・・)
若者は、もう少し英雄を目指してもいいのではないか・・・
 
その他 ナポレオンの名言集、

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