2011年8月29日月曜日

泰然の強み

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野田さんの記事はWポスト・NYTともに国際面のセカンドライン。この扱いは今の日本にとって好都合、米国に目立たないうちに大事な事を実行すべき。その意味では、格付け機関の(日本国債)格下げにも泰然とした態度に努めた野田さんに多少期待・・。


最新のスティーブジョブの写真がタブロイド紙に掲載された。最早一人では立てない。先週シアトルの薬品会社で画期的な癌の治療薬が開発された話があった。間に合わないだろうか・・。




2011年8月26日金曜日

米国人素描



初めての地震に慄くワシントン市民

NYでは、わずか震度2の地震で狂った男性。素っ裸になってナイフで何人も襲った後で拘束(二人死亡)




そして、アフガニスタンで死んだSEALSの葬儀。主人の死を受け入れない忠犬


2011年8月20日土曜日

辛抱は悪

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上は先週のエコノミストの表紙。ここでは有名なレンブラントの「博士の解剖学」が使われた。だが博士は何かを持っている。意味しているは、欧米の経済はとっくに死んでいて、金融危機以降の中央銀行の処置は、死体に電気ショックを与えただけに過ぎないという本質である・・。そんな中、帰宅するとNHKのニュースで被災した東北の漁師の言葉が流れた。

「俺は海に育ててもらった。そしてその海に全部持って行かれた。ならばまた海に助けてもらえばいい・・。」

今彼に船はない。津波で船は壊れた。だが皆で協力し、秋サケがやってくるころには船が借りられるかもしれないという。その希望を胸に、彼の顔は自信に満ちていた・・。

いつまでもくよくよしても始まらない。厳しい現状を受け入れた潔さは清清しい。一方でその強欲が諸悪の根源でありながら、いまだに助かろうとする欧米の金融。そしてそ政治としてソレを正せない欧米の先進国。

そもそも自然と共に生きる人たちは、経済学の「市場原理」とは無縁のところで実は「市場原理」の厳しさを受け入れている。一方で金融市場。そこでは市場原理は有名無実だった。ならば宇宙のちっぽけな存在でしかない人間として、万物の原則の「市場原理の尊厳」を維持している人々に最後は神の御加護があると信じたい。

そしていよいよ自壊作用の醜態をさらす欧米の市場。CNBCによれば、空売り規制が入ったせいで欧米のヘッジファンドは米銀ををヘッジで売っているという。その対象がまたしてもCITIやバンカメのような負け組。いずれにしても全てが潔さの欠乏からくる現象。つまり自壊だ・・。

昔の米国を勉強した日本人として、レーガン以降精神力の劣化した米国を観るのは本当に嘆かわしいが、今の米国では「辛抱は悪」である。これは今のすべての現象のヒントになるキーワードである。





2011年8月19日金曜日

醜態の魅力

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http://video.cnbc.com/gallery/?video=3000040051

なんだかんだいってもCNBCの魅力はこの激論。「アメリカは欧州とは違う」「バーナンケはトルシエのようなのろまではない・・」 平気で日頃こんな表現をするジムクレーマーに、ついに英国人キャスターのサイモンホブが噛みついた。

クレーマーは「今の欧州はリーマン前夜の米国と同じ」といい、いたずらに不安心理を煽った。そして米国とは違う方法で危機脱出を図る欧州をバカにする彼に、「お前はつぶれる間際のベアスターンを投資家に勧めたではないか・・」と終にサイモンがブチ切れた。必死でやり返すクレーマー・・。

いずれにしても、この醜態は先進国の金融市場のメルトダウンが近いということだろうか。ならば平和な国の日本の円はどこまで買われるか判らない。いっそのこと工業立国の日本はこんな連中とは付き合わず、一昨日スイス通貨が噂になったように円をリンク制移行したらどうか。

そもそも既に日本は太平洋を中心に考えればよい。中国にしても、ロシアにしても、そこでは大西洋側で発展した市場原理は最初から導入してはない。彼らはいいとこどりをした。ならば日本もいいとこ取りをすればよし。市場原理がここまでボロボロになった以上誰も文句はいえない。

民主党の次の代表が誰でもよいが、せめてその程度の事はしてほしい




・・。







2011年8月11日木曜日

スペシャルメニューの効果

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(ルーズベルトの第二次世界大戦参戦スピーチ)
http://www.youtube.com/watch?v=NygesJGqIdw&feature=related


(アイゼンハワーのD-DAYスピーチ ノルマンデイー上陸作戦)
http://www.youtube.com/watch?v=rjlXH2I2Mes&NR=1

(ケネデイーの就任演説)

http://www.youtube.com/watch?v=xE0iPY7XGBo



上に見事なスピーチがある。英語だが、ぜひ聞いてほしい。さすが米国の大統領。国民に訴える力がみなぎっている。そして聞けば気付く。彼らには共通のテーマがある事を。それは国民に、国の為に犠牲を強いる覚悟があること。

一方スピーチならオバマも上手い。だが最近のスピーチは説明ばかり。そして愛国心が消えた今、オバマのスピーチを心から聞く人間が一体この国にどれだけいるだろうか。今この国では、大統領のスピーチは相場の材料でしかない。

そして、始まったのが金融市場の自壊。法案が通り、大統領のスピーチをきっかけに株は暴落。そしてFOMCの翌日、甘やかされたバカ息子のスペシャルメニューのようなステートメントの効果は一日しかなかった。要するに、苦労していない今の米国人は痛みを受け入れないということ。オバマもバーンナンケも彼らを正す勇気が無い。ただその事を気付いているメデイアもある。


http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/vp/44080879#44080879

司会者のダイラン ラティガンは元々はブルーンバーグ出身。ブルーンバーグとCNBCではムーデイーズとS&P程の違いがあるが、彼は2005年ごろからCNBCに移り、そこで2008年の金融危機を報道した。だが顛末に怒り、金融のチアリーダー役CNBCを辞め、今度はメインストリートのMSNBCに移った。

この彼の怒りに米国人が立ち上がるまで、この国がフェアウエイに戻る事はないだろう・・。






2011年8月7日日曜日

地獄からの報復は凋落の始まりか



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台頭する暗黒帝国の旧ソ連に対し、子供心にも「正義の国」アメリカが、実は映画やテレビのようには強くないと知ったのは70年代だ。事実、オイルショックからの不景気もあったが、カーター政権を凋落させたのは、イランで人質になった大使館員を救いだせなかった軍事的失敗のダメージが大きかったと言われている・・。

そもそも戦後の民主党の大統領は単体の軍事作戦で軟弱印象がぬぐえなかった。就任早々、ケネデイーはビックス号事件で躓きカストロに完敗。カーターを挟み、クリントンはソマリアで「ブラックホークダウン」に遭遇した。(クリントンのセルビア空爆は勝利)それに比べれば、平和的なイメージとは裏腹に、ビンラデインを仕留めたオバマ政権の成績は上々だった。ただそれも昨日まで・・

昨日死んだ30人の米兵のうち、22人はあの精鋭部隊シールズである。22人にビンラデイン暗殺の実行部隊は含まれていないらしいが、彼らは皆シールズの中でもテロ対策専門部隊の第6班120人の仲間だった。そしてこの第6班は精鋭部隊のシールズの中でも前述のイラン人質事件の作戦失敗を期に独立したベストアンドブライテスト。その後特殊任務の切り札として実績を挙げてきた。ただ一人一人は精鋭でもヘリコプターは弱い。一方で移動中のヘリにミサイルを命中させるのも簡単ではなはずだ。ではこれはビンラデインの地獄からの報復だろうか。

いずれにしても、オバマ政権にとっては、相場に恐らく影響がないであろう米国債の格下げより、一度にこれだけの精鋭を失った損失の方が痛い。そういえば「真マネー原理プロ」で、ミューチャルファンドの現金比率のチャートから将来のダウ平均3000説を取り上げた。実現するかどうかは別として、この軍事作戦失敗はなにやらこの国の凋落への転換を予感させる・・。




2011年8月6日土曜日

2匹のアリ 「マネー原理プロ」から


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この三角もちあいが上にブレークする時、日本の米債投資家は何を思うだろう。米国も終に日本と同じになったという勝利感だろうか。いずれにしても、そこから先が、日本が米国の本性を知る瞬間と考える。そしてその瞬間の為にあのアリとキリギリスの話はある。

アリは2匹いた。最初のアリはキリギリスを家の中に入れなかった。別のアリはキリギリスを家の中に入れて諭した。だが物語り先はこうだ。そのキリギリスは反省するかにみえた。だが実際は2匹目のアリの食べ物を全部食べつくした。キリギリスはアリになれなかったのだ。最初のアリはそれを知っていた。一方で2匹目のアリはキリギリスもアリの様になると錯覚した。そして、2匹目のアリとそのキリギリスはともに死んだ・・。

このチャートはTYUの128レベルが三角もちあいの抵抗線である事を示唆している。最初のアリは此処を売り、2匹目のアリは此処を買うのだろう。日本が2匹目のアリになる前に、このチャートがリバースすることを祈る・・。



2011年8月4日木曜日

真マネー原理プロを始めた理由

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やれ ドル/円、やれ米国債のデフォルト、やれ株の200日線(チャイートポイント)・・など、騒いでみても本質は一つだ。それはゴールドが買われているように、それぞれが脱米国を淡々と行っているのである。そして「それぞれ」にはスマートマネーの米国人も含まれる。

にもかかわらず、日本の場合、国家の財務を預る人の想像力と決断力はいまだ限定的な様子。やれ(日本が)評価されすぎだの、やれ(円が)消去法で買われているだけだの・・。そんな現象面の解説はどうでもよい。どうせなら時代に逆流しても中国のように固定相場にもどすなどの斬新な話をしてほしい。そんな事はアメリカが怖くてできないというなら、その弱腰を国民に説明すべき。ソレで国民が納得すれば日本はその程度の国である。

一方で今のアメリカ人の中には、この偉大な米国を自分が創り上げたわけではないにもかかわらず、何かあるとアメリカの楽天主義は全能であるかのような広告を打つ人が多い。おそらく日本の首脳や債券投資家はこの妄想を信じる以外の想像力がないのであろう。ただその楽天主義も具体策は限られてきた。偶然今CNBCでは権化のビルクレーマー騒いでいるが、結局彼の楽天もFEDに帰結する。そしてこのFEDは人類の歴史で初めての大実験の最中だ。

ローマから米国まで、世界を支配した国はそれぞれだった。だがどの帝国もニクソンショックまでは金本位制か、ゴールドでなければそれに準ずる限定のモノをマネーとして、流動性に枠をはめていた。それが維持できなると、金本位制をやめ、覇権を次の国に渡す・・。20世紀初頭の英国などはその暗黙のルールに従った。

ところが米国はニクソンショック以後も為替相場という世界を作り出し本質を変えてしまった。それでもバーナンケFEDになるまでは流動性に一定の枠をはめていた。しかしバーナンケFEDはポンジースキームにあからさまに手を出した。空気から造りだしたドル紙幣で自分で自分の債務を買い始めたのだ。ゴールドが上がるのは当然。だがゴールドでさえ万能でない。マネーに秩序が無くなった時、次に何が起こるか。その想像力が生死を仕分ける。

そしてこうなると米国債の発行枠が守られるかなどは本来重要ではない。なぜならまた上限に近づけば同じカブキダンスをやり、再び上限を引き上げるだけだ。そして誰も米国債を買わなくなったら空気から創造したドルで買うだけだ。その頃には今この国がやっている事を流石に日本も理解するだろうが、その時に日本人の貯金は消えているだろう。まああそれもこの国からもらった利益(貯金)をこの国に返したと思えば納得・・。

そういえば昨日香港上海銀行(HSBC)が発表した3万人の首切り発表を考えた。3万人の首切りとは大胆だが、その理由は「地球の成長エネルギーの歴史的、地理的移動に伴う処置・・」というもの。

そもそもスタンダードチャータートなどは他の大手金融機関とどこか違う感じていた。業態は少し違うが、HSBCの大胆な決断には彼らの歴史感が未来へのステップになっている強みを感じる。一方日本は米国に盲目でも中国をとなりに持つ地理的幸運がある。中国アレルギーの米国に洗脳された戦後世代が終われば、自然に世の中も変わるだろう。

日々の金融市場のゲームは前述の本質を見据えた上でのフットワークが勝負。だが米国がこのままなら必ずクライマックスは来る。ではその時に誰が生き残るか。大手金融機関の運用者は失敗しても自分の腹は痛まない。また間違えてもTOOBIGTOFAILである以上は会社も税金で救ってもられるだろう。だが個人はそうはいかない。個人もあくまでも判断は自分でする覚悟が必要。なぜなら自分の頭で真剣に考えた結論なら、ある程度のボラテイリティーにも耐えられるはず。勝算のカギはそこだ。そのための座標軸は提供したいと考えている。これが私が「真マネー原理プロ」始めた理由である




2011年8月2日火曜日

真マネー原理プロ(ご参考)

http://regimag.jp/pp/?blog=148


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http://regimag.jp/b/blog/sell/?blog=148

以下に「真マネープロ」を紹介します。夜中に米国市場を観ている個人投資家は、ライブでUPDATEされた情報が機関投資家と同じタイミングで読む事ができます。

<米国の天敵>


株は既にSPが200を割れ、ダウがほぼ200日を試した。ISMが弱い事はイメージされていたので、今はデイトレーダーは一回はショートで儲かった状態。この先はシステム次第。尚昨年はQE2の前のちょうどこの時期、セントルイス連銀のバラード総裁が「米国の日本化 デフレリスク・・」なるレポートを出した。それがバーナンケのジャクソンホールにむけて先鞭を付けた。今年はまだデフレの証拠はない。だが「日本化」は先週エコノミスト誌がその表紙で示唆した。


実はこの国の天敵は中国でもロシアでもない。皮肉なことに天敵は現象としての日本化である。あれほど震災後の日本を褒めておきながら。ここまで日本のようになる事をここまで恐れる矛盾。これは日本をゾンビ社会だと思っているからである。ただ日本がゾンビ国家かどうかは日本人が一番知っている。本当は米国はなりたくてもなれないが正しい。いずれにしても、「日本化」を持ち出せば、ソレを避けるための手段が全に優先される。なら今年はエコノミスト誌がQE3の先鞭か・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: FW: TAKIZAWAレター(2)
Date: Mon, 1 Aug 2011 07:21:48 -0700

.ExternalClass .ecx.hmmessage P {padding:0px;} .ExternalClass body.ecxhmmessage {font-size:10pt;font-family:メイリオ;}
カブキダンスが終わり、劇場を出たらそこには荒涼とした現実が待っていた・・。このISMでバーンナンケFEDに対する叫びが直ぐにも聞こえてきそう。
そしてもしかしたらカブキダンスはアンコールがあるかも。ゲタを意味不明のスーパーコミッテイーに預けるだけで、全く増収(増税)の中身が伴わない法案に民主党からななり離反者が出ると言う噂。いずれにしてもジャクソンホールまでは株は軟調に推移してQE3を要求するシナリオが見えてきた・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: TAKIZAWAレター(重要)
Date: Mon, 1 Aug 2011 05:30:03 -0700

.ExternalClass .ecx.ExternalClass .ecxecx.hmmessage P {padding:0px;} .ExternalClass .ecx.ExternalClass body.ecxecxhmmessage {font-size:10pt;font-family:メイリオ;}
状況を整理すると、DEBTECILINGの法案は、やっと一つになったということ。ただこれで終わりではない。この後コレを本会議で決議する(下院は本日)。いうまでもなくどちらかで否決されると法案は死ぬ。下院はTEA PARTYと民主党の極左と共和党の極右を覗くメンバーで過半数到達が可能とみられている。一方上院は、TEA PARTYのデミントとロンポールの息子はブロックを試みるだろうが、フィルバスターを阻止する60名は確保されているのではないか(共和党から10人賛成が出ればよい)。いずれにしても、万が一不測の事態となっても、オバマが否決を否定する拒否権を発動するはずなのでこの問題は終わり。

そして次のテーマはムーデイーズがトリプルAを維持、S&Pがダウングレードした場合のマーケット。こちらの参加者は既にこの場合のマーケットの動きを採りたいと考えている。個人的にイメージはないが、実体経済と合わせても日ばかりで株を戻り売りする以外にやりようが無い。つまり債券は押し目買い。そしてそのリズムがリバースするのはQE3が視野い入ってくる時だろう。それはダウの200日割れが定位置になれば直ぐだ・・。






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<米国の天敵>


株は既にSPが200を割れ、ダウがほぼ200日を試した。ISMが弱い事はイメージされていたので、今はデイトレーダーは一回はショートで儲かった状態。この先はシステム次第。尚昨年はQE2の前のちょうどこの時期、セントルイス連銀のバラード総裁が「米国の日本化 デフレリスク・・」なるレポートを出した。それがバーナンケのジャクソンホールにむけて先鞭を付けた。今年はまだデフレの証拠はない。だが「日本化」は先週エコノミスト誌がその表紙で示唆した。


実はこの国の天敵は中国でもロシアでもない。皮肉なことに天敵は現象としての日本化である。あれほど震災後の日本を褒めておきながら。ここまで日本のようになる事をここまで恐れる矛盾。これは日本をゾンビ社会だと思っているからである。ただ日本がゾンビ国家かどうかは日本人が一番知っている。本当は米国はなりたくてもなれないが正しい。いずれにしても、「日本化」を持ち出せば、ソレを避けるための手段が全に優先される。なら今年はエコノミスト誌がQE3の先鞭か・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: FW: TAKIZAWAレター(2)
Date: Mon, 1 Aug 2011 07:21:48 -0700

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カブキダンスが終わり、劇場を出たらそこには荒涼とした現実が待っていた・・。このISMでバーンナンケFEDに対する叫びが直ぐにも聞こえてきそう。
そしてもしかしたらカブキダンスはアンコールがあるかも。ゲタを意味不明のスーパーコミッテイーに預けるだけで、全く増収(増税)の中身が伴わない法案に民主党からななり離反者が出ると言う噂。いずれにしてもジャクソンホールまでは株は軟調に推移してQE3を要求するシナリオが見えてきた・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: TAKIZAWAレター(重要)
Date: Mon, 1 Aug 2011 05:30:03 -0700

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状況を整理すると、DEBTECILINGの法案は、やっと一つになったということ。ただこれで終わりではない。この後コレを本会議で決議する(下院は本日)。いうまでもなくどちらかで否決されると法案は死ぬ。下院はTEA PARTYと民主党の極左と共和党の極右を覗くメンバーで過半数到達が可能とみられている。一方上院は、TEA PARTYのデミントとロンポールの息子はブロックを試みるだろうが、フィルバスターを阻止する60名は確保されているのではないか(共和党から10人賛成が出ればよい)。いずれにしても、万が一不測の事態となっても、オバマが否決を否定する拒否権を発動するはずなのでこの問題は終わり。

そして次のテーマはムーデイーズがトリプルAを維持、S&Pがダウングレードした場合のマーケット。こちらの参加者は既にこの場合のマーケットの動きを採りたいと考えている。個人的にイメージはないが、実体経済と合わせても日ばかりで株を戻り売りする以外にやりようが無い。つまり債券は押し目買い。そしてそのリズムがリバースするのはQE3が視野い入ってくる時だろう。それはダウの200日割れが定位置になれば直ぐだ・・。