2011年8月2日火曜日

真マネー原理プロ(ご参考)

<米国の天敵>


株は既にSPが200を割れ、ダウがほぼ200日を試した。ISMが弱い事はイメージされていたので、今はデイトレーダーは一回はショートで儲かった状態。この先はシステム次第。尚昨年はQE2の前のちょうどこの時期、セントルイス連銀のバラード総裁が「米国の日本化 デフレリスク・・」なるレポートを出した。それがバーナンケのジャクソンホールにむけて先鞭を付けた。今年はまだデフレの証拠はない。だが「日本化」は先週エコノミスト誌がその表紙で示唆した。


実はこの国の天敵は中国でもロシアでもない。皮肉なことに天敵は現象としての日本化である。あれほど震災後の日本を褒めておきながら。ここまで日本のようになる事をここまで恐れる矛盾。これは日本をゾンビ社会だと思っているからである。ただ日本がゾンビ国家かどうかは日本人が一番知っている。本当は米国はなりたくてもなれないが正しい。いずれにしても、「日本化」を持ち出せば、ソレを避けるための手段が全に優先される。なら今年はエコノミスト誌がQE3の先鞭か・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: FW: TAKIZAWAレター(2)
Date: Mon, 1 Aug 2011 07:21:48 -0700

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カブキダンスが終わり、劇場を出たらそこには荒涼とした現実が待っていた・・。このISMでバーンナンケFEDに対する叫びが直ぐにも聞こえてきそう。
そしてもしかしたらカブキダンスはアンコールがあるかも。ゲタを意味不明のスーパーコミッテイーに預けるだけで、全く増収(増税)の中身が伴わない法案に民主党からななり離反者が出ると言う噂。いずれにしてもジャクソンホールまでは株は軟調に推移してQE3を要求するシナリオが見えてきた・・。



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From: otakizawa@dttrading.com
Subject: TAKIZAWAレター(重要)
Date: Mon, 1 Aug 2011 05:30:03 -0700

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状況を整理すると、DEBTECILINGの法案は、やっと一つになったということ。ただこれで終わりではない。この後コレを本会議で決議する(下院は本日)。いうまでもなくどちらかで否決されると法案は死ぬ。下院はTEA PARTYと民主党の極左と共和党の極右を覗くメンバーで過半数到達が可能とみられている。一方上院は、TEA PARTYのデミントとロンポールの息子はブロックを試みるだろうが、フィルバスターを阻止する60名は確保されているのではないか(共和党から10人賛成が出ればよい)。いずれにしても、万が一不測の事態となっても、オバマが否決を否定する拒否権を発動するはずなのでこの問題は終わり。

そして次のテーマはムーデイーズがトリプルAを維持、S&Pがダウングレードした場合のマーケット。こちらの参加者は既にこの場合のマーケットの動きを採りたいと考えている。個人的にイメージはないが、実体経済と合わせても日ばかりで株を戻り売りする以外にやりようが無い。つまり債券は押し目買い。そしてそのリズムがリバースするのはQE3が視野い入ってくる時だろう。それはダウの200日割れが定位置になれば直ぐだ・・。






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