2015年8月25日火曜日

誇らしい日の丸






     http://www.cbsnews.com/news/japanese-cargo-ship-attached-to-space-station/


アポロ13号より引用
アルマゲンドンより引用
            
              
                
    ( 映画ではなく、コウノトリで実際に日本人がNASAでこの重責を担う意味 )  

イーロンマスクが失敗し、実は4ヶ月分しか水や食料が残っていなかった宇宙ステーション。これらの事実はアメリカにとって安全保障上も公にしたくないこと。

このアメリカの非常事態を救ったコウノトリ。でもこちらの一般のニュースで、日本人と日本の技術で宇宙ステーションが助かったことは殆ど触れらていない。報道されるのは、サントリーがウイスキーを持ち込んだが、飛行士は飲むことができないという笑う部分のみ(液体としての料飲実験はある)

これもずっと観てきた日米関係の側面。最大の理由は、アメリカは、日本にアメリカがどれだけ日本を必要としているかを悟らせないため。これはTPPや安全保障などの「駆け引き」の基本。

この雰囲気の中、若田さんは「人生で日の丸をこれほど誇らしいと思ったことはない」といった。

日本人宇宙飛行士は、アメリカの国防の根幹を覗く。その分本当はいろいろな制約があるはず。そんな中、ここまで勇気もって発言した意味を、日本のメディアはきちんと報道したのだろうか・・

2015年8月23日日曜日

地球は中国の時代、ならアメリカは宇宙。しかし




http://www.businessinsider.com/make-no-mistake-this-is-the-opening-of-the-china-decade-2015-8

          

          

      (  TIME誌のブレマーの記事を抜粋したBUSINESSINSIDERから引用 )


添付は、勘違いするな、コレが中国の時代到来の証明だと警告するブレマー。

市場のボラに対し、全て中国が原因とする単純解説への警鐘としては正しい。結局は、リーマン後、先進国が株価だけを上げる政策に没頭し?、実体経済では中国頼みだったことの顛末か。ならアメリカは利上げをせず、さらにQE4で?株価を支えるのだろうか。(苦し紛れでゴールドバグが煽っている)

やってみたらいいと思う。それこそがアメリカは中国と変わらない証明。中国はそのアメリカを観て、自分たちはもっといろいろできるはず。(こういう時は、民主主義でないほうがいい)

アメリカとしては、いやなら資本主義の原則?、ブーム&バストとソレに伴う戦争で、80年前と同じくリセットするのだろうか。アメリカには共和党を中心にそうしたい人がゴロゴロしている。

ただ人口対比では少数だ。カソリック系、ヒスパニック系移民、そしてミレニアルは興味なし。これらが交じり合って来年の大統領選で答えが出る。

まあなんとなくこの状態を予想したマルクスやポランニーやシューンペンター。真にTHIS IS ITだと思う。ならば、人類が同じ失敗を繰り返さないための宇宙開発は間に合うだろうか。(ピーター シールの進言 )

          

     FOR ALL MANKIND(全ての人類のために)映画アルマゲンドンでのワッペン。 

  
  
  

 



いずれにしても、地球で中国の時代が始まったならアメリカは宇宙。アメリカに対しどうしようもない怒りがこみ上げた時、1998年の映画「アルマゲンドン」を観ることにしている。

この映画は科学的根拠で専門家からは散々馬鹿にされた。でもそんなことはどうでもいい。なぜなら、地球の危機に、FOR ALL MANKIND(全ての人類のために)をリードするのはやはりアメリカだとまだ信じさせてくれる。

しかしそこにも中国が迫っている。以下は8月2日放送の60ミニッツ。The Battle Aboveの続き。コレを見ると、米中関係の本質が感じられる。日本語バージョンがないので、代わりにこのドキュメンタリーを扱ったマネー原理プロ「地球は美しい」を抜粋した 







<まねー原理プロから部分抜粋>

・・・「宇宙飛行士に共通するのは、地球は美しいという言葉。外側から見た地球の客観的事実を知るのは彼らだけだ。
宇宙ステーションは、地球から200マイルの軌道にいる。2014年、宇宙ステーションは、3度、デブリ衝突のリスクを経験している。知る限り、若田さんがそれを日本のメデイアで語ったことはない。

今の本当の米中関係は、スペースを見なければ判らない。アメリカは、2007年に中国が自国のサテライトを壊した破片と戦っている。このとき地球から500マイルのサテライトが壊されたことで、3000個のデブリー破片が撒き散らされたが、
アメリカは世界各国が打ち上げ現役サテライト1300の動向と、このような壊れた破片と死んだサテライトの軌道を見張っている。その数23000個・・

そして、軍事的、商業的に要となる米国の31のGPSサテライトは、地球から12000マイルの軌道を周っている。2013年に中国が打ち上げに成功した破壊ミサイルは、18000マイルまで到達した。ここまで来ると最も重要なGEOステーショナリー軌道(22000マイル)も近い。

一方地球の表面では、エルニーニョの年は冷夏というパターンがあった。でもただ人間は自然を判ったつもりでいると失敗する。今年は熱い。株式相場もそろそろパターンの崩壊を意識すべき。起こればFly To Quality。ただこのパターンも注意が必要。そこでは、パターン通り、債券を買う人と、逆に、溜め込んだ債券ポートフォリオを売る人ががでるはず。
恐らくパターン人は負ける。いずれにしても、それで向こう30年の趨勢が決る予感。」・・・



そんななか、今の日本では、議会で宇宙人やUFOの話を出す政治家はアントニオ猪木氏ぐらいだろう。そんなことを言えば普通の政治家は当選しない。ソレが日本の現状として、米中ロが宇宙で凌ぎを削り、地球人が他の星を目指している時代、その逆を全く想像しないのは、想像力不足だと思う・・


2015年8月21日金曜日

戦後70年の総括、真実は小説より奇なり

     
      





      
      真実は小説より奇なり、、有名なマークトゥエインの言葉。

      でも日本語では、一番重要な部分が抜けている。(赤字
    
      Truth is stranger than fiction, 
      
      but it is because Fiction is obliged to stick to possibilities;
      
      Truth isn’t.

      
      この赤字部分、今の金融にも丁度いい。(市場のテールリスク)

      ところで、地球外生物をどう呼ぶか。
      
      E.T.(Extra Terrestrial) と エイリアンではイメージが違う。

      そういえば、日本のTVでは恒例の終戦特集がやっと終わった。

      戦後70年の今年、日本の巷はセンチメンタルのオンパレード。
      
      こまで来ると、食傷を超えている。

      センチメンタルでは何も解決しない。

      なぜこの国のTVメデイアはソレが判らないのだろう。

      まあTVを観ているのは戦後生まれの中高年。

      この塊を敵にまわす勇気が無いということか。

      なら意を決し、ここでも戦後70年の総括をしたい。
      
      さあ日本よ、次の戦争に備えよう。

      次の敵は、地球人とは限らないのだから、、、

2015年8月15日土曜日

戦争と相場





氾濫する様々な戦後70年の総括。

思いついたのは陰陽思想。

株は上がる。

戦争はしない。

でも売る人がいるから、株は下がらない。

戦争が定期的にあったので、人類が破滅しなくて済んだかもしれない。(これまでは)

肯定でも否定でもないそういう感覚。

強いて言えば、原理への謙虚さ。

謙虚な人は、知らないことにもきっと準備している、、。


2015年8月14日金曜日

70年談話 




            賽は投げられた。 (世界情勢では)
             
            でも河は渡らない。 (日本は)

ではこの後どうなるか。

想像力の問題。

2015年8月7日金曜日

再現、ある遺稿・・2008年のコメント

リーマンショックの年のコメント、ある遺稿より、

http://marukano-gb.blogspot.com/2008/12/blog-post_31.html

南九州の制空権
すでに敵の手中にあり
我らが祖国
まさに崩壊せんとす

生をこの国にうけし者
なんぞ 生命を惜しまん

愚劣なりし日本よ
優柔不断なる日本よ

汝 いかに愚かなりとも 
我ら この国の人たる以上
その防衛に 奮起せざるをえず

オプティミズム(楽観)をやめよ
眼をひらけ

日本の人々よ
日本は必ず負ける

そして我ら日本人は 
なんとしてもこの国に
新たなる生命を吹き込み 
新たなる再建の道を
切り開かなければならぬ

若きジェネレーション (世代)
君たちは
あまりにも苦しい運命と
闘わなければならない
だが 頑張ってくれ

盲目になって生きること
それほど正しいモラル(道徳)はない
死ではない
生なのだ
モラルのめざすものは

そして我らのごとく死を求むる者を
インモラリスト(不道徳)とは人は言わん。

<林尹夫 遺稿、文藝春秋09年1月号より引用>

尚、林尹夫氏は京都大学文学部西洋史科在学中に学徒出陣。
昭和20年7月28日、夜間索敵哨戒飛行中に敵の迎撃を受けて死亡。


                日経新聞から引用

戦後70年の談話、有識者を代表し、西室さんが提言を安倍さんに渡していた。

その後のスピーチで、西室さんは改めて歴史を学ぶ機会になったとの発言をしていた。


唐突だが、個人的には組織重視の三菱より、どこか人間臭い三井が好きだ。

ただ話題の東芝、昔のイランとの関係しかり、三井は定期的に地雷を踏む印象。

リーマンショックでモルガンスタンレーを助け、アメリカとの関係が磐石な三菱に対し、

その昔、外務省よりも先に物産がバルチック艦隊の動向を海軍に報告した逸話の三井は

アメリカと敵対する国とも縁が深い印象。


このとき西室さんは無意識だったと思う。でも「有識者」といわれる人が、

改めて歴史を学んだことの重要性を認めてしまうのは、対外的には正直すぎる。

なぜなら世界から見れば、日本では政府が頼みにする有識者でさえ、

平時は歴史の重要性をほとんど意識していないことを明らかにしたからだ。

これでは大国中国はもとより、世界遺産で韓国、拉致問題で北朝鮮からも嘗められる。


それだけ経済に特化できた日本。ここまでの経済発展は必然だったのだろう。

振り返ると、財閥を除き、松下、本田 ソニーは技術者が大きくした会社だ。

日本の技術者が、人間としても、経営者としても一流であった証明だと思う。

では歴史などをビジネスや外交の現場で生かすべき文系エリートはどうしたのだろう。

復興を支えた文系の官僚はエリートだったはず。

ただ多くは、特攻などで死んでしまったのかもしれない。

自分が社会人になった頃は、サラリーマン社会の流れが出来上がっていた。

重宝されたのは体育会系だった。(自分もその一人として)


政府は高校での歴史教育を見直すという。

世界史を重視し、日本史を世界史の一環で教える方向性に変えるという。

ここで何年も前から主張したことだ。

しかし歴史教育、特に世界史教育の重要性を無視したツケはこれからが本番。

特にこの時期になると、日本国民の多くは戦争を反省しても、負けた事は反省しない。

一度の負けで思考停止になったような日本。でも戦勝国は戦争を否定しない。

もし本気で日本が戦争を否定するなら、アメリカより強い軍事大国になるしかない。

ところが、そのアメリカに守られたまま、戦争はいやだといっている。

だったらアメリカの庇護の元を離れよ。応援する。

ただし徴兵制を含め、それはそれでもっと覚悟と準備がいる。


遺稿には、愚劣 優柔不断 楽観など、激しい言葉が並ぶ。

日本は必ず負けると宣言し、後を次のジェネレーションに託した林氏。

日本は何が変わったのだろう・・









2015年8月1日土曜日

美しい日本人の写真

            



こちらのメディアのカミカゼ特集。

初めて見る写真があった。


解説では、特攻に出る少し前の隊員達。

小さな子犬を抱いている。

ここまでくるまで、きっといろんな思いがあったはず。

でもこのときは、みんないい顔をしている。

命とは、つなぐ気持ちがあるからすばらしいのだろう。

美しい日本人の写真、久しぶりに観た。