2015年1月31日土曜日

空売り人の国

           

           
               プラチナチケットと話題のデフレ・ボール
           


これまで株のサポート要因だったM2の巨大資金(12兆ドル)。
これがいつも押し目買いをするわけではないというのは持論。

なぜなら、この国では、下がると思ったとき、「ショート」することは、立派な経済行為。アメリカは普通に「空売り人」の国だ・・

97年、タイガーウッズがマスターズを初めて制覇した時。地元の名士だったオーガスターのチケットブローカーが自殺した。

タイガーブームの始まりだった。4日間のフリーパスが、セカンダリーマーケットで2万ドルまで跳ね上があり、事前に割り当てを受けていた彼は、自分が用意できない分のチケットまで販売してしまった。

サッカーではよくあること。
でも「ごめんなさい」ができないのが紳士のスポーツのゴルフ。それもマスターズ。彼はショットガンで自殺した。

今年のスーパーボールも、ここにきてブローカーのセカンダリーでの「ショートカバー」が凄い。
今日の時点で、オンラインで一番安いチケットは9000ドル。相場を読みを間違えたプロのブローカーのビッドで跳ね上がった。

スーパーボールのチケットの額面は、本来500ドルから1500ドル。殆どがブロカーにおろされるが、ブローカーはセカンダリーでも勝負する。

今回はカンファレンスの決勝直後、5000ドルまで跳ね上がった。それを観て、彼らは手持ちのチケット以上の数を5000ドルで販売した。

もしあの奇跡の大逆転劇がなく、パッカーズがスパーボールに行ったなら、殆どのブローカーは、ショートセールをしなかったといわれる。

彼らもプロ。マイナス20度のランボーフィールドで、裸で応援するのがパッカーズのファン。ペイトリオッツとパッカーズの黄金カードなら、価格はもっと跳ね上がると考えるという。

だがペイトリオッツは最早常連。シアトルのファンは、アリゾナまで行かないと考えた。(そういうデータがない)ならば5000ドルで販売し、下がったところで必要な分を確保すれば差額が儲け。

スーパーボールチケットがプラチナになって久しい、概ね価格推移は同じパターン。カンファレンス決勝前後の跳ね上がったところでショートは、これまでは上手く行った。

ところが、シアトルのファンが予想外の行動にでた。あの逆転劇でファンがBIDをいれたいう。
ショートカバ(確保)が遅れたブロカーが、9000ドルで買う羽目になった・・(1枚4000ドルの損)

株の人は、観念的に債券バブルを言う。そんななかで品薄相場で先行する国債市場。ならもっと財政ファイナンをすれば良い・・となるのは必定。

この国では、こういうペイン(痛み)を経て、債券相場は終わり、喜びを経て、株式相場は終わる・・。

2015年1月29日木曜日

テロ国家をどう呼ぶか ISIS ISIL IS それとも DAESH


      
        アメリカンスナイパーに触発され?ISISが組織した狙撃集団。
          連中は、アメリカの動向をよく観察している。  

It's morning in Tokyo, and the ISIS hostages story is the same as when I went to bed. Same reports, same denials, same lack of information.

上の添付はNYTIMES東京支局長のMartin Fackler氏のツイート。日本語で書かず、遠慮しているが、かなり日本をバカにしている・・

確かに彼の言う通りニュースは同じことを繰り返すばかりだった。でもこの人質事件で、多くの人が中東に無関心ではいられなくなったはず。では誰が味方で誰が敵か。単純ではないが、今回はテロ国家をどう呼ぶかを調べた。

オバマ政権と、英国のキャメロン首相は、昨年9月以降正式にISILで統一している。しかし米国のメデイアはいまだにISISを使うところが多い。

ISISの最後のSはシリアを指す。2012年からのオバマ政権のシリア政策の失敗が、ISIS台頭の原因であるとしたい人は、ISISに固執していると考えればよい。

一方オバマ政権が使うISILのLはLevantの意味。Levantとは地中海より東、トルコやサウジなを全体を指すらしい。

オバマ政権は、ISISの台頭は、米軍のイラク撤兵や、中途半端なアサド政権への攻撃が原因ではなく、カリフ主義を王族国家を含めた中東全体に広げようとする過激派の台頭が原因という構図にしたい。だから敢えてISILと呼ぶ。

それに同調する王族スン二国家が用いるのがIslamic State(IS)。ISILと同じ考えだが、表から見るか、裏か見るかの違いだろう。日本のメディアが使う「イスラム国」がここから来ているならやや違和感(米英式と違う)

そして、ISISと戦うシリアのゲリラやクルドが使うのがDAESH。これはal-Dawla al-Islamiya al-Iraq al-Shamの略らしい。なんでもアラビア語で最も侮辱的な意味があるらしく、イスラエルが採用し、その後フランスが採用した。そして今はオーストラリアも採用している。

安倍さんがISILと呼ぶのは米英への恭順だろう。安倍さん本人にどこまで細かい知識があるか疑問だが、側近は米英恭順が正しいと信じきっているのだろうか。

でも、経済にしても、戦争にしても、米英追従は、安倍さんが目標を達成するまでに、安倍さんを寧ろ窮地に追い込むリスクがある。もっと回り道があってもいいのではないか。

フランスはロシアと縁を切らない。外交ではフランスから見習うことは多い。あるいは今こそ日独同盟を復活はどうだろう。日本は正式な同盟国は米国だけだとの認識だが、ドイツと同盟を結んでも米国は何も言わないだろう。

いずれにしても、そろそろ「イスラム国」からは卒業したい。

2015年1月27日火曜日

正義の理由 冷戦後の終わり


During a lecture on the Secret Wars of the CIA, given in October 1987, – the highest ranking agent ever to leave the CIA and go public, said:
It is the function, I suggest, of the CIA, with its 50 de-stabilization programs going around the world today, to keep the world unstable, and to propagandize the American people to hate, so we will let the establishment spend any amount of money on arms… John Stockwell    


                   


冷戦が終わって、クリントンの頃には、アメリカも多少は変わったと思う。しかし、「冷戦後」といわれた時代が終わり、再びこういう馬鹿げた時代へ逆戻りの足音・・


2015年1月26日月曜日

三種類の人

         
             アメリカン スナイパーから
「 There are three types of people in this world: sheep, wolves, and sheepdogs,” “Some people prefer to believe that evil doesn’t exist in the world, and if it ever darkened their doorstep, they wouldn’t know how to protect themselves. Those are the sheep.”
“Then you’ve got predators, who use violence to prey on the weak. 
They’re the wolves. And then there are those blessed with the gift of aggression, an overpowering need to protect the flock. These men are the rare breed who live to confront the wolf. They are the sheepdog.” 」
「人間には三種類のタイプがある「羊」「狼」「番犬」だ。「羊」は、世界はいつも平和だと考えたがる。だから危険が迫ると、どうやって自分を守るか判らない。「狼」はその羊の弱さを知り、暴力で襲い掛かる。そして、生まれ持った強い気質で、羊の群れを守るため、狼に立ち向かう。それが「番犬」だ・・。 映画アメリカンスナイパーで、主人公が子供の頃に父親から受けた薫陶  」

クリントイーストウッドは、映画の冒頭で主人公が子供を撃つシーンを持ってきた。彼にも男の子がいる。テロの手先の母親のいうままに、爆弾を隠しもって米軍に近づく子供。遠くでそれ見ている彼は、子供を狙撃しなければならない。その葛藤を持ってきたのだ。
4度のイラク派遣で、200人近いテロリストを一発で仕留め、多くの米軍の命を救った「レジェンド」のクリス・カイル氏は、Warジャンキーで人を殺したのではない。その苦悩を冒頭で印象づけるイーストウッドの手法。
意図はわかる。だがそもそもアメリカの正義は偽善だ。イラク戦争の大義はでっち上げだった。だからこの映画がアカデミー賞の呼び声が高いなどという宣伝を聞くと「また始まったか」という程度の感想しかない。
ただし、このアメリカの恩恵のもと、ぬくぬくとしていた日本の戦後とは何だったのか。教育は経済発展を達成したことには満足している。だが世界の現実に対する準備、厳しい決断を先送りしてきた政治は、責任を感じていない。
たまたま太平洋戦争が終わって生まれた我々は、平和は当然だと考えてきた。その子供達は更に冷戦終了後に生まれている。結果日本は「羊」だけ?の国になったと思う。
ここにきて、安倍さんはいろいろやろうとしている。だがやはり矛盾が出る。アベノミクスや人質事件において、安倍さんに全面的に賛成するつもりはない。だが、誰かがこの役をやらなければならない。今のところ、それは安倍さんしかいない。
だから、この後の及んで愛で世界を救うなどとのボーガスを撒き散らすなら、微力ながら、個人的には断固抵抗する。自分が殺される瞬間、相手に愛を語れるかどうか。語ったとしても相手が変わるかどうか。今の世界はもう甘くはない。
一方で、「羊」と真のリベラルは全く違う生き物だ。真のリベラルなら、命がけで安倍さんに対抗するはず。戦前の昔はそういう本物がいた。最近も面白いアーティストがいたが、すぐ謝罪したと聞く。
いずれにしても、神様は「羊」と「狼」と「番犬」にそれぞれ役割を与えた。羊は群れを成すもので、商品価値が高く、大切で一番多いのが当然。しかし羊だけにしてしまったら、独立国として存続するのは無理だ。日本も三つの人間のバランス(世界の事実)を受け入れる時が来ている・・




2015年1月24日土曜日

悲願達成 最強の裏に賢い妻あり・・白鵬 UPDATE


           

Netflix Marco poloのクビライ 
Empress Chabi


   
ついに大鵬を超えた白鵬 




   
話題のマルコポーロから、アメリカ人が描くフビライがどんなものか注意深く観た。

基本的に見聞録を忠実に再現しているようだが、そもそも見聞録が、どこまで信憑性があるのか不明。ただ南宋との駆け引き、イスラムの人材の登用のしかたなど、逆サイドからの資料でも示唆されているフビライ像はよく出ていた。

男の子なので、英雄には憧れる。ただ小説は井上靖から始まり、これまでフビライは、チンギスハーンほどの器ではないと勝手に思っていた。しかしそれは完全に間違いだった。

いうまでもなく、チンギスハーンからその息子までの時代、モンゴルの強さはアレキサンダー大王やシーザーでも比べ物にならない。そもそも馬の数が違うが、重装歩兵ではモンゴルの機動力には太刀打ちできない。

プーチンは五輪開会式の演出で、バイキングの血を引くルーシの歴史を協調した。ロシアこそがルーシ(キエフ)の正当な後継者であることを強調、英仏でさえ軍門に下ったバイキングの強さを誇りたかったのだと思う。

でもそのルーシ(キエフ)を、キリスト教世界が恐れたイスラムの強国、ホルムズを倒したのそのおまけで殲滅してしまったモンゴルの強さ。その後200年間、プーチンの祖先たちはモンゴルの支配下に。(タタールのくびき)

生前メンターだった博学なハンガリー人法学者は、自国の歴史の話をする時、モンゴルの残酷さは故郷のトランシルバニアで誰もが知っている呪いだといっていたが、歴史コラムで見つけた以下の引用は、当事の世界のモンゴルへの恐怖が出ている。

1236年以降のルーシーへの侵攻により、その驚異的な強さ、残虐さが、ハンガリー、ポーランド等を通して伝えられ、タタール*10をギリシア語のタンタルと重ねて地獄からの軍団と恐れられた。レグニツァの戦いはドイツ騎士団等の宗教騎士団が参加していたため、その敗北は西欧にも強い印象を与え、さらに1245年~48年の教皇特使プラノ・カルピニのバトゥ、大ハン・グユク訪問の報告から、欧州を征服対象と見ていることが明らかになり、これを聞いたフランスのルイ9世(聖王)は「イスラム教徒の脅威が無くならないまま、地獄から軍団が現れるのは我々が罪深いからで、この世の終わりが近づいているのではないか」と嘆いている。
                             (引用、ZORAC 歴史サイトから)


フビライは伝統的な軍事力に、ラテン(マルコポーロ)やイスラムの知恵を取り入れ、ユーラシア全体における統治では、チンギスハーンを超える柔軟性を見せた。

征服した国の文化が優れていれば、(宋)それを自国(モンゴル)の文化と融合させ、(儒教)国名までも、モンゴル的なものから中国名にするのを厭わなかった(元)ところが、そのフビライをして、どうしてもモンゴルが手に入れられなかったのが日本だ。

この世界史を踏まえ、改めて鎌倉武士には敬意を払うが、モンゴルさえも越えられなかった日本の地形はやはり特別だと思う。(フビライは3度目の攻撃を準備中に死去)

そして、最強のフビライの凋落は、最愛の妻シャビが先に死んでからだ。(Chabi: 1286)マルコポーロでも、シャビはフビライを支えた賢い妻として描かれている。

歴代の中国王朝の寛容さと、戦後のアメリカの政策に感謝しつつも(スターリンに感謝?)、今は逆にその神がかり的な地形が生んだ「空気」を懸念しながら、白鵬の優勝を眺めているが、

「強い男の影に賢い妻あり・・」

もしかしたら。白鵬は歴史最強?のフビライを意識したのだろうか。






2015年1月23日金曜日

デフレ大好き

          


AFCリーグの決勝で、攻撃の際、空気を抜いたデフレボールを使ったとされるペイトリオッツのQBのトムブレーデイー。言うまでも無く、スーパーモデルのジゼールのハズバンドだ。

ゲームを見たが、悪天候の中で彼のプレイは完璧だった。でも添付の記者会見での様子は限りなく黒に近い印象を残した。

ペイトリオッツは数年前にも違法のスパイ撮影でNFLから処罰をされている。新鮮だった2002年のスーパーボール勝利の頃の魅力はなく、今はダーティーな象徴である。(一昨年までの中心選手が、2人の殺人事件の主犯として起訴されたのも衝撃)

そもそもアメフトは攻撃と防御が別れている。つまり、インターセプトされない限り、タッチダウンまでは、デイフェンスがボールの状態を確認できる機会は限られている。ラグビーやサッカーでは意味のない不正が、アメフトではありえるのだ。

日本の駅伝大好きはいかにも日本的。だが、これらの不正も含めて、個人的にはアメリカカンスポーツを楽しんでいる。だからアメフトでアメリカを感じ、ハウスオブカーズでアメリカを勉強する。ただ、昨今一番酷いと思ったのは競馬。

米国競馬では、薬品を投与されたと思われるサラブレッドが、確認されているだけで毎年数百頭死んでいる。酷いシーンでは、コーナを周ったところで突然死し、ジョッキーは投げ出されて別の馬に踏み潰された。

当然ルール違反。しかし下に添付したビデオが物語るように、まだ厳格な統制ができていないのが実情。まるで、欲望が渦巻くアメリカ金融界と同じ。彼らもドットフランク法案やバーセル規制をなめている・・。

いずれにしても、清濁併せ呑む懐がアメリカの経済。ただし、QEという薬で走る相場に便乗している時は、相場の突然死もイメージに入れておいたほうがベター・・



2015年1月22日木曜日

QEマネーがただ?ならば、、その2 マネー原理プロの場合(部分抜粋)

          

人道やヒューマニズムは個の人間として基本的要素。しかし、世界を駆け巡る政治やビジネス。もちろん金融マーケットでも現実的な対応がすべて。

もっといえば、(日本以外の)現実世界では、愛という理想で統治するより、欲望や恐怖で統治するほうが、低ボラの意味の平和には近い。(限界点までは。それを繰り返すのが世界史)

そんな中、民主主義はカネで買える・・(バーニーサンダース上院議員)の肌感覚を感じるには、いよいよラストシーズンが始まるハウス・オブ・カーズがいい。
http://www.huffingtonpost.com/rep-bernie-sanders/five-years-after-citizens_b_6516246.html

名優ケビンスペーシーが演じるあそこまでの主人公は実際には想像できないが、彼以外のキャラはそのままワシントンにいるだろう。

そういう米国では、ISISに身代金を払うことはテロに屈する・・・ことになる

米英は表向きはテロに屈しないという姿勢。しかし、身代金は払わないが、全く妥協しないかといえばそれはノーだ。大きな意味では常に相対的に判断している。(実際に証拠はある)

またそもそもあのフランスが、なぜ身代金を払うのだろう。パリの事件の後でも国内向けのポリシーを変えない姿勢と矛盾しないか?

脅しに屈するように見えても、身代金を払えば「取引」は成立する。「取引」が成立すれば、なんらかのパイプが出来る。

国際情勢の先は判らない。今日の敵が明日の味方。なんらかのパイプが出来れば、次の別の局面では使えるかもしれない・・。

NHKのニュースでは、後藤氏の立派なヒストリーが紹介されていた。なにやら湯川氏には少し違った反応も感じられる。

アメリカは、過去の実績も尊重するが、未来の可能性も無視しない。自分の失敗を本にすれば誰かが読む。テレビで恥を晒しても、其処から学ぶ姿勢をみせれば評価される。

この国は過去だけで判断しない・・

いずれにしても、フランスも払った身代金以上のリターンをどこかで考えている。これが負けない先進国の外交だろう。

QEをやっている国は、所詮マネーはただ?なんだから、マイナス金利の債券を買わなければならない境遇と、テロに身代金を払わなければならないばかばかしさは同じ。どちらも良いことではない。

大事なことは、なぜこんなばかばかしい事態になったのか。ちゃんと、頭のいい人たちが考えているかが重要だと思う。ここは臥薪嘗胆。

払った身代金以上の対価を、国際情勢の次の重要ポイントで生かせるか。マイナス金利の債券を、隣のトレーダーより安く買った喜びに浸るか。

安倍さんは、よくよく頭を使った対応をしたほうがいいと思う・・

2015年1月21日水曜日

臥薪嘗胆 今のマネーがただならば









At least $125 million in ransom money has been paid to Al Qaeda and its direct affiliates since 2008 for kidnappings that have been reported.

$91.5 million has been paid to Al Qaeda in the Islamic Maghreb.


Year
Amount in
2014 Dollars

Paid By

Hostages

2010-13$40.4 millionA state-controlled French company4 French nationals
2010-11$17.7 millionA state-controlled French company1 French national, 1 from Togo and 1 from Madagascar
2009$12.4 millionSwitzerland2 Swiss nationals and 1 German
2011-12$10.8 millionCould not be determined1 Italian and 2 Spaniards
2009-10$5.9 millionSpain3 Spaniards
2008$3.2 millionAustria2 Austrians
2008-9$1.1 millionCould not be determined2 Canadians

$5.1 million has been paid to the Shabab.

2011-13$5.1 millionSpain2 Spaniards

$29.9 million has been paid to Al Qaeda in the Arabian Peninsula.

2012-13$20.4 millionQatar and Oman2 Finnish nationals, 1 Austrian and 1 Swiss national
2011$9.5 millionCould not be determined3 French nationals
Note: Ransom amounts have been converted into U.S. dollars using the currency exchange rate from the year of the payment in cases where the payment was made in euros. The ransom amounts were then adjusted for inflation so that they are in 2014 dollars.

tinue reading the main story



How Much Countries Have Paid

Total amount paid to Al Qaeda and its affiliates in ransom money since 2008 for kidnappings that have been reported. In 2014 dollars.

France
$58.1 million
Qatar and Oman
$20.4 million
Switzerland
$12.4 million
Spain
$11.0 million
Austria
$3.2 million
Source could not be determined
$21.4 million





Continue reading the main story

What Happens to Kidnapped Westerners

The table shows what has happened to hostages from Western countries who have been held by Al Qaeda and its direct affiliates in the past five years and whose kidnappings have been reported.



Country

Total hostages
Released
for
ransom


Escaped

Still
captive

Killed by
captors

Other
deaths

France
17

Spain
5
Switzerland
3
Austria
3
Canada
2
Germany
2
Italy
2
Finland
2
United States
3
Britain
2
Netherlands
1
Sweden
1
Notes: “Other Deaths” include two hostages who were kill
安倍さんは今更かっこつける必要なし。

QEの国は、身代金を払えばいい。

なにせ、QEの国では、マネーはただ?なんだから・・。


この方程式を間違えると、自分が命取りになる・・(安倍さんが政治的に)

本当は、こういうときに自分で解決できる特別な武力を持つ。

あるいは、人命を、相対的に判断できる大人の国になる。

それが理想。

ただの目的が達成されるまでは、恥を忍んで舵取りは慎重に。


逆に言えば、自分が儲かりたいだけのリフレ派。 

あるいはどっかのミュージシャンのような平和ボケ・リベラルは、

こんな時だけ、自己責任をいうべきではない。



結局はみんな平和ボケなんだろう。

冷戦後の先進国は、経済=消費になり、

やりすぎて、ぶっ壊れても、

消費=経済なので、システムと金持ちから救ってもらっている。

だったらダダこねて、中央銀行に救ってもらおうか・・。

なんて、戦後世代より前の人は思っただろうか・・。



無からマネーを生んでいるQEは、

どう考えても最終的には人間社会に正しいことではないと思う。

愚かで、不公平で、ISISにお金をやるぐらいバカバカしいこと。

それを、しかたなくやっている自覚が必要である・・