2015年3月7日土曜日

食物ピラミッドの宿命  マネー原理プロから



                                 
               (安倍政権の政策を糾弾するIPS)

some people consider peace and stability as an existential  thread

Javad Zarif  (Iran Foreign Minister ) 

オバマ政権の外交の根幹は2012年に発表された Engagement and Containment。

台頭する中国を念頭に置いたものだが、ロシアやイランとも、まずはEngagementをし、結果的にContainmentを達成するという理想。

敵と味方を峻別し、恫喝し、追い込んでいったブッシュ政権からすれば、真逆の典型的リベラル思想。だがどこか中途半端。周りは、オバマのアメリカは、覇権を自ら放棄しているかのような錯覚も受ける。

もちろんそんなつもりはない。しかしこの「緩み」が、今の現象の背景だろう。ではこのスタンスの大統領の最後の2年のレームダックは一体どうなるのか。実は戦後の社会は経験していない。なぜなら、これまでのレームダックは、アメリカの覇権が完成する過程だった。

安倍政権に関しては、日本の軍国化は負担の共有というコンセプトでは歓迎。しかし、現実の中韓との摩擦には巻き込まれたくないという二重対応。

この対応では、日米関係を、伝統的な共和党と自民党の関係(ロン・ヤス ブッシュ・小泉)のつもりでいる安倍自民党にはシグナルが届かない。

その間隙で比較的自由な安倍さん。しかし、オバマ政権の目先の最大の目的はTPP。これが締結したあとは、しっぺ返しの可能性もある。
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・・・・・・・・・・・・・・・韓国は更に厄介で、米国内の移民の勢いを無視できない一方、朝鮮戦争から続く、有事おいて、韓国軍は駐在米軍トップの指揮下に入るという独立国としてあるまじき軍事条約の扱いに手を焼いている。

2009年、オバマ政権はこの権限を韓国(軍)に返還しようとした。ところが、韓国側から延長を求められたのだ。(2019年まで、2015年に再審議)

ここでタカ派的な発言をしても、個人的に自分はリベラルと考えている。だからオバマ政権の考えには賛同するが、しかしタカはハトよりも強い。

これが動物社会の宿命。金利マーケットも、その準備をしなければならないのは、最終的には同じ・・・

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