2014年1月14日火曜日

アベノミクス2.0 猛烈社員を取り戻し、若者に刺激を与えよう


NHKクローズアップ現代に衝撃を覚えた。アメリカなら、メキシコ移民などが行う低賃金で重労働、
単一民族国家の日本では、この20年で行き場を失った若者が埋めていた。

それ自体は自然。採用はいわゆるブラック企業が多いという。彼らを前向きにするために導入したポエムでの鼓舞。居酒屋のような客商売なら、来店客にも相乗効果も期待できる。

経営としてはよく考えたと思う。社会としても一見悪い点は見当たらない。しかしどこか奇妙だった。ポエム型経営は、社会的弱者を陶酔さえる宗教のような異様さを持っていた。



二極化した世界では、まずいい会社に入らなければならない。焦る就学生。就活に疲れた学生の中には自殺する若者までいるという。

なんという悲劇。世の中の楽しさと厳しさを知る前に、世界はもっと広いことを知る前に、命を絶つ子供の親には絶対になりたくない。

一方でアジアで働く若い人も増えているという。多くは日本ならブッラク企業で働くしなかない非就職エリートらしい。トラブルも多いが、アジアではいきなり責任ある仕事を任されるという。

一流大学から一流企業に入るのは優秀な証明だ。ただ大企業で埋もれてしまった人と、野に出て自分を磨いた人は10年経てばオーラが違う。

二十歳そこそこまでの勉強と、ソレからの何十年に及ぶ学び。要は、自分を磨くチャンスがそこにあるかどうか。  
                                                           デフレが加速した91年以降、日本のGDPの鈍化の話はさんざん聞いた、でもは究極は日本人は昔に比べて働かなくなっただけだったというセントルイスFEDの試算。確かに米国からみると、日本の連休の多さには驚く。                                                                                                         まあそれでもいいと思うが、成長したいなら、(GDPで) トータルの労働時間を増やすのも一考・・








ES_4_2013-12-20
   




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