2014年9月18日木曜日

反逆者のテーブルマナー (マネー原理プロから)


         







          



スコットランドの国民投票は、出身国に関係なく、現時点でスコットランドに住む16歳以上全員が対象とのこと・・(CNBC)

ならどんな結果になっても、その後のUKは荒れそう。やっぱり全体として「欧州は売り、米国は買い」になるのはやむ終えない・・


< 反逆者のテーブルマナー >


高尚な公式晩餐会などに縁はないが、NYやシカゴの老舗フレンチの殆どは経験した。そこに正統派フレンチのテーブルマナーでナイフ・フォークが並んでいた覚えはない。その意味で、アメリカに正式なテーブルマナーがあるかは微妙だ。でも旅行者向けガイド本では、アメリカのテーブルマナーが載っている。

フォークは突き刺していけない。右手のナイフで肉を切った後、利き手にフォークを持ちかえ、その肉を口に運ぶとある・・」

周りを不快にさせない基本として、正統派フレンチの流れを汲んでいるようだ。ただウォール街を含め、21年の経験上、厳格な正統派フレンチのルールに拘る米国人は知らない。そもそも殆どのレストランでは鳥肉用と牛豚肉用のナイフの区別はなく、魚と肉のナイフも同じことが多い。

ただ自分が知らないだけで、上流階級やワシントンの公式晩餐会では、正式なマナーとルールが浸透している可能性もある。そこで米国流テーブルマナーのオリジンを調べた。

一番納得した解説は、独立時の米国は、英国以外の欧州から入植者がいたが、英軍との戦いで、フランスの援軍を受けた米国は、テーブルマナーでフランス流を採用したと言うもの。

正統派フレンチのテーブルマナーはイタリアのメジチ家が発祥。フランスのブルボン王朝が発展させたと言われる。一方で島国の英国は、ヘンリー8世も、エリザベス一世も簡単なフォークに手づかみでチキンを食べていた。

ならば100~150年後の独立戦争時、右手にナイフ、左手にフォーク持ち、切った肉をそのまま食べたのが英国将校だったとして、彼らと違うマナーを建国の父が好んだとしても納得。逆に言えば、それだけ駐留英軍の影響は、植民地の米国人の生活に浸透していた。

建国の父は他の米国人からはREBEL「反逆者」と呼ばれた。植民地の米国人の中には、英国に忠誠を誓う人も大勢いたのだ。結果的にREBELが独立を勝ちとり、建国の父と呼ばれるようになったが、王党派(英国支持)の米国人も大勢いたことは、今では忘れられている・・。







From: Osafumi Takizawa
Sent: Wednesday, September 17, 2014 6:33 AM
Subject:  Takizawa レター < 独立と成長へのプライド >







WSJのカルパース記事
http://online.wsj.com/articles/calpers-shows-masters-of-hedge-fund-universe-have-no-clothes-heard-on-the-street-1410903036


今 一度ソチ五輪のアメリカ代表のジャケットを紹介する。両ポケットにはこんな刺繍があった。(添付写真参照) 

Land of the Free
Home of the Brave 

この二つ言葉はインディペンデントの証明。自由には勇気が必要だといっている。

金メダルが目的のスポーツ選手には少し的外れだったと思うが、イギリスから独立することから始まったアメリカ人のプライドを喚起する意図があったのだろう。

この点で戦争に負けた後も、アメリカの支配下で心地よかった日本。恐らく、多くはなぜスコットランドは英国から独立したいのか理解するのは難しい。

映画、「ブレーブハート」では、イングランドからの独立を目指した実在の主人公ウイリアム・ウォレスは、ラストシーンで、「フリーダム」と叫んで死刑台の露となった。スコットランド人の仲間から、英国に彼を売った裏切り者が出たストーリーだった。

経済的効果は独立してみないとわからない。だから怖い。だが独立し、自由とプライドを勝ち取ることに過半数のスコットランド人が価値を感じるかどうか・・

そしてこの葛藤は、FOMCの場も同じ。

ゼロ金利とQEの庇護の下、米国さえも徐々にデフレマインドに染まっていくのを恐れる保守派。勇気持って金利にチャレンジするかどうか。危機対応から6年が過ぎ、攻防の本質は、経済理論を越えたプライドだと思う。

そんな今朝、ソニーの決算に絡み、日本ではまだCDが売れていると言う話題から、ジム・クレーマーは、日本は失われたDECADEではなく、失われたCENTURYになるのではないかと、日本をバカにしていた。

まったくもって余計なお世話である。

ただでさえ今ロシアと喧嘩しているアメリカは、日本のコウノトリなくしてどうやって宇宙ステーションを維持するのか。ボーイングとイーロンマスクが新しいシャトルの開発をしているが、日本の宇宙技術が凄いレベルにあることをアメリカは報道しない。

他にも、IPS細胞や水産技術力など、日本の技術力はアメリカでは殆ど報道されず、アップルを頂点に、いまだにソニーとサムソンの攻防で、日本の全体の技術力を語るのがクレマーのようなパンデイット。今彼らはアップルとアリババのバンドワンゴンでぎゅうぎゅう状態。

ただ「日本化」」という侮蔑の真意は無視できない。バブル崩壊ではしごをはずされた後、篭城が当たり前になった日本を、カムバックストリーが好きな米国が馬鹿にしたい気持ちは判る。

TPPを促進したい米国のビックビジネスは、日本が持つ技術力は知っている。でもあまり触れないはず静かに自分のものにするか、さもなく

ば潰す。日本の技術力は、アメリカの認可なしに世界で使わせない暗黙の縛り・・

アベノミクスの次の課題は、日本経済のフリーダムかもしれない・・

         

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