2015年4月16日木曜日

春の新人証券マンの研修 <マネー原理プロから>

            
              スクールスマートへの怒り?


・・・・・・そんな中ドラギノ会見に飛び込んできた女性。どことなく、ジャーマンレッドアーミーのMeinhof ににている。(http://en.wikipedia.org/wiki/Ulrike_Meinhof)



ところで、社会人になった年の今頃(4月中旬)、入社した証券会社が、新人研修で招いたのが、前年に社会人を破って京大フットボールを日本一に導いた水野さんだった。

今も強烈な印象なのが、水野さんが日頃選手(学生)に言っているとした言葉。「君たちは考えてくれるな」、「考えるのは私の仕事」、「でも京大生に考えるなというのは、本当に難しいんです・・」 

この発言は、戦略を練るコーチからみた、アメフトというスポーツの本質だと思うこの延長?で鍛えられたNFLの選手の6人に一人が、引退後、何十億と稼いだ収入の管理に失敗して破産する現状。その多くは、QBではなく、ラインなど、猪突猛進が求められた選手なのは無関係だろうか。

アメフトの脳障害の危険性は、子供を守る観点でも今のアメリカでは社会問題。そんななかで民主党上院トップの座を引退するハリー・リードが、「もし禁止するなら、ボクシングでなくアメフト」といったのは、リベラルの立場からみて、アメフトがアメリカ社会のピラミッドを最も代弁しているからだろう。

今のアメリカには、決まったはずの2022年のワールドカップの開催地を、強引にカタールからアメリカに変更させ、もっとサッカーを広めようとするビルクリントンと、(もちろん本人というよりは取り巻きのビジネス)

ワールドカップのアメリカ対ベルギーの最中に、「アメリカがサッカー国家になったら、この国は滅ぶ・・」と警告するコテコテの共和党女のアン・コルターがいる

どちらの勢力が勝つのか興味深いが、振り返ると、若い証券マンに水野さんはぴったりのゲストだったと思う。

この歳になり、金利や先物もからめ、世の中や相場を斜に構えて観るのが仕事になったが、若い証券マンは、考えるよりも、やはり猪突猛進したほうがいいと思う。

結果として、ブーム&バーストの駒になるだけかもしれないが、それは彼らの責任ではない。むしろ世界の歴史では、社会の鼓動と新陳代謝に貢献している。

そういえば安倍さんの社会人としての第一歩は証券マンだったはず。なら安倍さんの時代にもういちどブーム&バーストがあっても、未来から振り返る歴史では、この時代の日本で、安倍さんは重要な役割を果たしたということになるのだろう。

ただ日本の土壌では証券マンの過去を隠さなければならいないなら、もちろんスクールスマートであり、ストリートスマートでもある証券マン(GSなど)が堂々と国策を練る今のアメリカをついづいするのは、どこか無理矛盾がある・・



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