http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2015/04/07/britains-prime-minister-ate-a-hot-dog-with-a-knife-and-fork-and-its-a-problem/?wpisrc=nl_headlines&wpmm=1
このドラマは、ある程度の歴史にファンタジーをまじえ、映画並みの予算を組んで、視聴率では大成功を収めた。
原作は、1400年代のランカスター家 (ラニスター)とヨーク家(スターク)の対立の薔薇戦争が舞台だとされる。
でも「7王国」であれば、ブリテン島からローマが去り、その後に7つのアングロサクソンの王国が乱立したころの英国の方がふさわしい。
その9世紀のブリテン島でアングロサクソンの対立を制したとされるのが、WESSEXのキング・エグバート。彼の老獪さは、同じHBOの「Viking」でいかんなく発揮されている。
彼の描き方で、アメリカ人が考える「英国のずるさ」がうかがえるが、先週のWポストに、ホットドックをナイフとフォークで食べるキャメロン首相の姿があった。
こんな写真まで選挙に使われるのは気の毒だが、エリート貴族の国のイギリスにおいても、庶民感情が国政を左右する時代なのだろう。
そうなると、アメリカはいつまでも英国を100%の同盟国と観て入られない。国益の判断で英国民はアメリカよりも欧州との関係(その先には中国)を考慮するかもしれない。
それに比べれば日本の親米主義は磐石。今の日米関係は奇妙な接近の真っ只中だが、米国のリベラル系の若者は、SUSHI・RAMEN・マンガ・ゲームを通し、日本の文化に惹かれている。
彼らからすれば、その日本の首相が、米国議会で威勢のいいことを言うのを聞く必要はない。
共和党と自民党が日米関係をいまだトップの「BUDDY-BUDDY」を前提にしているなら、寧ろ興醒めだろう・・
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