2015年7月8日水曜日

妄想と"American Woman"




アメリカンウーマンは、Strong alone. Unstoppable together. 

ソレを言うならナデシコ草も。

一本一本はけな気。だけど芯は強い。

そして寄り添えばもっと美しい。


・・という男の勝手な感想とは別の次元で、世の中は動いている予感。

今回もオバマは、日米決戦を前に、米国民に団結して応援することを呼びかけた。

前回はリーマンショックが後を引く中、再選を控え、必死に呼びかけていた。

ところが今回は全く悲壮感はなく、代わりに不気味な笑みだった。

個人的には任期満了が見え、さらにレガシーも確立、余裕だと思った

しかしアメリカのあの勝ち方の後妄想が生まれた。

スノーデンのドキュメンタリーで、アメリカは必要なら、ほとんどの情報を、

相手に知られずに入手出来ることを知った。

ナデシコのあの負け方から、もしかしたら、オバマは米国が勝つために、

国力のほんの一端を、サッカーのために使ったのではないかという妄想が離れない。

ナデシコに関するデータ収拾からパターンの分析。

軍事や相場などの専門家が、ほんの少し協力してやったらどうだろうか。

アメリカという国家が本気になれば簡単だろう。


戦争などを前提にした情報戦。

リベラルなオバマが目指すのは戦争のない世界だ。

共感する若い世代は、ゴルフをせず、サッカーを見るという。

そんな中、米国の女子サッカーは実力があってもビジネスとしてはまだ評価が低い。

女子サッカーが大きな評価とビジネスへ転換するなら、男女平等の目標にも貢献する。

ならば女子サッカーで米国が覇権を取り返すのは、いろんな意味で絶好の機会。

ただ前回のような100年に一度あるかないかのような奇跡的敗北も許されない。

だったら日本の勝利の可能性を確実にゼロにする戦略。

こうなるとそれは選手や監督の仕事ではない・・・


そもそも伝統的米国の4大スポーツで、国家がチームに加担するなどありえない。

さらにまだサッカーに興味がない人もいる中、サッカー後進国のイメージを逆手にとる。

オバマが国益上水面下でサッカーの勝利に協力するなど、誰も想像できない。

だがアメリカは、過去いろんな分野で必要なら的確にやるべきことを実行してきた。

ソレを読み間違えたのが戦前の日本とヒトラー。

大会を通して証明された佐々木監督の一流の勝負勘。

だがアメリカを前には通用しなかった。

日露戦争ではロシア相手に通用した児玉や東郷の勝負勘。

しかし、後にアメリカを相手にしては、個人の勝負勘などでは、

どうにもならなかったことを思い出した・・。



昨年男子のワールドカップを中継したESPNは、事前に500ミリオンの広告料を得た。

今回女子のワールドカップを中継したFOXは僅かに17ミリオンが入っただけだった。

しかし決勝は3000万人が観た。これはビジネスの可能性としても衝撃。


勝利の後、ツイッターでは「パールハーバー」という単語が飛び交ったと聞く。

アメリカではその下品さを指摘するメディアがある一方、

個人的には、オバマ大統領がほくそ笑んでいる顔が目に浮かぶ 


(注、このコメントは、個人的妄想の域を出ません)


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