一週間遅れでNHK特集の「ヤクザマネー」を見た。感想は、こちらの金融市場は、合法である必要はなく、非合法でなければよい隙間で、ヘッジファンドとプライベートエクイティーが「シノギ」を削っているいる。一方今の日本では、この役割はヤクザが担当しているという現実である。
今の金融市場は一日10ドルを稼げば十分というインド人さえも参入できる時代になり、全体はアルゴリズムと言う電子が支配している。よってこの激しい値動きを嫌う投資家にはクレジットという桃源郷が必要だったが、其処も長期的にはなかなか儲からない事は今回明らかになっている。
ならば本当に儲ける覚悟がある「青い血の集団」は、凡人には見えないスプレッドを固める為にこのグレーゾーンで暗躍するしかない。ただグレーだから儲かるこの世界も、光が当たると終わり。一瞬のチャンスに稼ぎ切った者が勝つこの非情な世界には真に「シノギ」と言う事が似合いである。
そしてシノギと言う言葉がふさわしい人々は、日本では「ヤクザ」という人々になる・・。これが今回のNHK特集の感想である・・。
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