2013年9月14日土曜日

プラスチックと五輪 (9・11レター部分抜粋) 


アップルはプラスチックでiphoneを作るという。終にこういう戦略に出たか。これは斬新か、限界の露呈なのか。そしてこんなタイミングで提携するドコモ・・

また今日からダウにゴールドマンが入った。良く考えると、これは始まりではなく、終わりのような気がしてきた。なぜなら、ゴールドマンがマスターオブユニバースになったのは、パートナーの時代に築いたインベストメントバンクのネットワークが基盤。その効果が株式公開後に出た。

その後、異色の現会長のブランクファインが、トレーディングも一流に押し上げた。そしてリーマンショック。これを生き残れば焼け太るのは当然だ。

しかし、ダウに採用されるということは、ここからはバンパイアではいられない(ローリングストーン誌のゴールドマン批判)イメージでも、品行方正でアメリカを代表する必要がある。これはGSには厄介だと思う。

GEやIBMと並びならが、多くが異次元の高給を貰い、アニマルマインドの天才をキープし続けることは可能なのか。また本来彼らのDNAは、公共性の使命を背負う銀行ではない。

本日GSがダウに採用されたのは、ダウの指数としての使命の終わりか、GSの神秘性の終焉のどちらかだと思う・・。

ところで、半沢直樹が30%の視聴率を稼ぎ、秀作だと思う「八重の桜」が低迷する今の日本が、どうやってシリアやその先のイラン。或いはヒラリーとジェブの戦い。またいつ起こっても不思議ではない中国との衝突など、日本に重大な影響を持つ近未来の事象に対応するのだろう。全くイメージがわかない。

個人的な話だが、前回の東京オリンピックの一ヶ月前に生まれた。いい時代に生まれたと思う。ただこれは、東京五輪の開催が24年もずれたからだ。もともとの東京五輪は1940年に開催予定だった。

ところが日本が満州事変を起こし、日本での開催に世界から批判が起こる。そして日本は自分で開催を断念したという。なんと、その理由は五輪のために貴重な金属を使うのは許されないだったらしい・・。

今の世界で最も平和的な日本では想像できない話だ。平和すぎると、何が起こるかわからない。相場では必ず起こるサイクル。歴史も同じ。

今フェイスブックで戦争の話をしても、「いいね」を押す人は少ないだろう。しかし誰かが戦争は必ず起こると脅している方が、皆が準備して返って起こらないと思う。

起こったら、じぇじぇではすまない・・

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