2013年9月8日日曜日

オバマを超えた安倍総理 

2020年の五輪が東京に決まった。今日アメリカでは、テレビジャパンで午後1時から4時前まで、開催地決定までのNHKの特別番組を生中継した。

日本の真夜中の3時から6時までのNHK特番。NHKの意気込みから、この挑戦の国家としての意味を改めて感じた。ただ大阪の人はこんな時間に起きてこの番組をみているのだろうか。少し疑問を感じた。

そしてTOKYOという結果が出た時、複雑な気分だった。ずっとイスタンブールだと思っていた。少々多めにイスタンブールに賭けたポケットマネーは消えた。だが思ったほどショックではなかった。ではTOKYOはなぜ勝てたのか。考えてみた。

原発、イスラエルのデモ、マドリッドの王室外交などはマスコミの興味が先立ったノイズ。そのノイズをそぎ落とした予想なら、イスタンブールだと思った。だがTOKYOの圧勝だった。


1) 東京の想像を超える努力
2) イスタンブールの努力不足(20ビリオンの安定性)
3) 2020年の頃の世界情勢

日本人にロビー活動ができるのか。マドリードの2ビリオン、東京の4ビリオン、イスタンブールの20ビリオンの予算。本来はこの金額が決めてになるはず。結果として、トルコはシリアの防波堤になるという期待は甘かった。IOCは、シリア問題をかなり悲観している可能性がある。

そして、安倍総理の演説を見ながら、4年前のオバマ大統領を思い出した。2016年のシカゴ五輪に期待していた。オバマ大統領も本気だった。だが国内より海外から人気があったオバマも及ばず、シカゴは敗れた。

今回は東京の努力もあろう。だが重要なのは、安倍総理は世界を舞台に、オバマにできなかった事を成功したこと。この意味は大きい。

そもそも日本でオリンピックは、フットボールが始まったアメリカより100倍人気がある。仮にシカゴにオリンピックが来ても、アメリカ経済全体に及ぼした影響は知れていた。だが日本は違う。

日本はこの東京五輪を日本全体で盛り上がることは可能だ。それがこれからの安倍さんの仕事。日本なら、オバマにはできないことが安倍総理はできる。

一方でオバマは個人としてはやりたくもないシリア攻撃を国民に売らなければならない。なぜなら、戦争がないと、この国はバラバラになるからだ。

ならばオリンピックで全体が盛り上あがり、デフレマインドを吹き飛ばせるかどうか。まずは外国勢に関係なく、自分で自分の国の株を買ってみせよ・・。



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