2007年7月14日土曜日

株式新時代は可能か。

そういえば先日国家の焦点で日本の独立宣言をしたのだが、今日の米株を見ていると米国から独立すのは容易ではない事が改めて確認できる。まず今日の株には明確なテーマがある。新時代に向けて今後は次の様なストーリーで株を買っていこうとする意思表示でもある。米国が先導し世界に種をまいてきた「米国型資本主義」が芽を出して刈り取りのタイミングに入っている。米国にとっては中国やインドの成長は彼らの為でもあるが、米国のモノでもある。従って、米株としては輸出関連銘柄、海外に資産を持つ会社を徹底的に買えばよい。住宅と国内消費関連以外にも、 そんな会社はまだまだいっぱいある・・。

一方で国内はやや限界が来た。安易に薬を飲み過ぎた事も反省している。ただサブプライム問題は乳癌か膀胱癌のようなものだ。癌宣告は確かにショック、完治しないかもしれない。だがそれで直ぐに死ぬわけではない。無理な手術は避け、他の臓器に移転しないように気をつけながら、長く付き合っていく事が大事だ。時間を稼げれば、先に行って新しい方策も出よう・・。そしてアジアの時代と言われる今、米国は自分たちも実はアジアだった事を思い出した。なぜなら日本はアジアである。ただこの新しい戦略に乗って新たな株式上昇時代を狙う米国が絶対に阻止しなければならない事がある。それはその日本の独立(その時は円高とドルの一人負け時代の始まり)と、政府とワシントンを労働者の利益為だけの場所にしない事である。日本の非独立政策は容易だが、最後のワシントンの条件は非常に危なくなっている・・・。

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