2014年12月31日水曜日

年末雑感 信実と真実


                                                  



毎年紅白歌合戦のリストからは世相がうかがえる。今年はMayJがいた。

なぜか彼女は批判されているようだが、デイズニーから認められたのは実力。

NHKも人気優先はいいが、本物の歌手と口パクの対決は別けた方がいい。

一方で、この年末年始は時代劇が殆どない。これも今の世相か。

アメリカではケーブルまで入れると、TV局はざっと500チャンネルぐらいはある。

この休みは、話題のマルコポーロを観るつもりだ。

コロンブスは、マルコポーロの東方見聞録に感化されインドを目指した。

スペインが彼を援助したのは、究極的にはビサンチン崩壊の影響が大きいという。

東西物流の交差点だったコンスタンチノプルがイスラムの手に落ち、

スペインは海上ルートを確保する必要に迫られたのだ。

それが、アメリカの始まりになった。


そういえば、日本史教育が、暗記から脈略重視に変わるという。

いいことだが、日本史が世界史の一部だということを教えなければ意味を感じない。

そのベースがないと、自分で世界を考えることはできず、永遠にアメリカを頼るしかない。

ただそのアメリカの政策はアメリカのため。絶対に日本のためではない。

安倍さんに期待するのは、その中で日本を負けないように導いてほしいということ


来年もいろいろあるだろうが、イベントではイランの核開発期限が重要だろう。

ここでアメリカ 欧州 ロシア 中国 そしてイスラエルはどう動くのか。

いざとなったら、メディアは政治いうことを聞くだけ、頼りにならない。

そんななか、最後のワールドマーケッツの出演で、来年へのメッセージを聞かれた。

思い浮かんだのはバートランドラッセル。


「 大切なのは、何を信じるかではなく、何が真実かである・・。 」


ただ相場では、何が真実かは関係ない。

重要なのは、周りや参加者が何を信じているかという信実

信実と真実。周期的な相場の終わりでは、信実が崩れ、真実が見えてくる。

レーガン後の消費中心経済では、困ったら、中央銀行が株を買い支えるのは、

正しいと信じられるようになった。なら人間社会において、

この信実が永続的な真実になるかどうか。最後は世界史との兼ね合い、

そして宇宙との兼ね合いだろう。(マザーネイチャー)

来年には、結果が見えてくると思う。

皆さん良いお年を・・






2014年12月27日土曜日

現実逃避の最高傑作



今世界では、上の現実からの逃れる時、下の世界に浸る白人の若者がいることを知った。



こういう力を生み出す日本は不思議な国。まあ世界にこういう貢献の仕方もある。そんな中、下のFTが伝える米日韓のインテリジェンス同盟は、実質、中ロ接近への対抗策だろう。米中は今は絶対的な対立を避けているが、いずれ衝突することは判っている・・

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a6227344-8cdf-11e4-8f3d-00144feabdc0.html?ftcamp=published_links%2Frss%2Fhome_us%2Ffeed%2F%2Fproduct&siteedition=intl


その前に、アメリカは日韓を英国とアイルランドのようにしたいのだろうが、ならば安倍さんは、拉致問題をもっと早く終わらせておくべきだった。

米国では、入植時の力関係から、白人でも英独仏蘭と一部の北欧系に比べ、イタリア・ユダヤ・アイリッシュ系は格下扱いだった。ちょうど良いサンプルはマフィアの歴史。有名どころは殆どがイタリアかユダヤかアイリッシュ・・

因みにCME/CBOTが同じ構成なのは偶然ではない。後から入植すれば、NYでも隣接する貧民街からスタートするしかない。彼らがたどる一攫千金の行き着くところは KILL BY SWORD, KILLED BY SWORD・・

そして、人口ではアイルランド系が旧英国系を圧倒する今も、アイルランド人の英国への恨みは絶対に消えない。アイリッシュ系の友人はかなりいるが、英国好きはゼロ。しかし全体としては、英国は大国としてこの現実を受け流している印象。

日韓関係は、国力が違っても、日本がアメリカの庇護の下にある点で、韓国は日本を一流とみなさず、それを日本は我慢できない構図から抜け出せない。ここがアメリカには厄介だ。

日本がアメリカから独立しない限り、日韓関係でアメリカは国力のある日本に応分のプレッシャーと負担をかけるだろう要するに、アメリカべったりをつづけているくせに、嫌韓を言うのは××

2014年12月25日木曜日

1999年がやってくる・・


へえ、そうなの?

 でも、そうかなあ~


http://www.businessinsider.com/david-tepper-2015-looks-like-1999-2014-12

2014年12月24日水曜日

大天才はどこにいる

         



「 レーガン後(冷戦後)のインターコネクトワールドでは、悪意ある敵の攻撃より、予期しない味方の失敗によって自分が死ぬ確立は高く、敵を苦しめた要因は、突如敵を助ける要因に変わることがある・・・。                 トマスフリードマン。」




アメリカがソニーのサイバー問題で急に態度をエスカレートした。


結果、いろんなことが起こった。一体誰が犯人?

個人的には北朝鮮説には賛同していない。

ただ犯人が誰でも、アメリカがこの問題にシリアスになるのは当然だろう


アメリカはこれまで突出した軍事費を使ってきた。

それは冷戦が終わっても同じだった。

結果、今は無人飛行やレーザービームなど、核以外で米国に競争相手はない。

しかしサイバー攻撃は、大した予算もない貧国が、

アメリカを困らせることが可能だ。

そんなことは起こってはならないのだ・・・。


ルネサンス以降、西洋の科学は、

せいぜい100人ぐらいの大天才たちよってもたらされたする意見。

マービン・ミンスキー氏は、具体例として、

ニュートン ノイマン チューリング アインシュタインのレベルを挙げている。

インターネットの時代、我々はSジョブズやザッカーブルグを天才だと思った。

しかし消費とは関係なく、前述レベルの大天才が、

ロシアや中東やアジアの反米国で生まれるのはアメリカとしては困る・・・。



そういえば、アインシュタインの逸話はどれも興味深い。

中でも面白いのは、彼は大学での成績がかんばしくなく、

卒業しても、学術的な仕事につくことができないまま、

保険のセールスマンやスイスの特許庁の役所で事務処理をしていたこと。

役所仕事は暇だったらしく、周りからは、ボーっとしているように見える

貴重な時間があったらしい。


科学では、アインシュタインが立て続けに

「光量子仮説」「ブラウン運動の理論」そして「特殊相対性理論」

を発表した1905年を、奇跡の年と呼ぶらしいが、この頃のアインシュタインは、

恵まれた環境で研究に没頭する天才科学者ではなく、

特許の事務処理をする雑居ビルで、時間を持余していたことが面白い。

つまり、次の大天才は、どこで生まれてもおかしくない・・。

https://www.youtube.com/watch?v=t1Y7AYq8JVI (もう一度添付)


2014年12月22日月曜日

ボーガス・ワールドの傑作

http://netgeek.biz/archives/26963

アメリカでは、政権の発表をそのまま信じている人は決して多くはない。

過去、政権が発表したことが、後になって嘘だったと判明することが頻繁だからだ。

動機はいろいろだが、きっかけは、メディア関係者が危険を犯して嘘を暴いた。

ソレを前提にすれば、添付の記事が事実だとしても、全く驚きではない。

ただチェック機能を担うメディアが、自らおかしなことをしている実態はかっこ悪い。

それも、ここまで簡単に証拠?を掴まれるのは、掴まれたほうはかなり間抜け。


もともと日本のメディアに、一流の正義など求めていない。

だがこれからの時代、やるならもう少し上手くやってもらいたい。

なぜなら、近未来、国民が一致団結する必要性が生まれるかもしれないからだ。

その時は、そこで議論している暇はおそらくない。

ソレは、日本が決めるのではなく、世界史の流れの力が決める。


一方で、記事は世の中にいかにボーガスが氾濫しているかを気づかせる点で傑作。

これで庶民も、情報を鵜呑みにせず、

すくなくとも一度は、自分考えて、情報を吟味する必要性を感じれば、

もしかしたら、来る世界史の流れを変える力を持つかもしれない・・。

そのときは、演技も報われる・・














2014年12月21日日曜日

かっこいい日本人

            

       

上の大物が集まった写真。アメリカの中高年のおじさんで、

長島を知る人はいなない。
サブちゃんを知る人もいない。
星野監督を知る人もいない。
千代の富士を知る人もいない
ジャンボを知る人は少しいるかもしれない・・。

でもゴルフをするオジサンなら、
アオキのことはほとんどが知っている・・
これが、アメリカに来て最初の頃、ゴルフばっかりやっていた時の感想だ。

なぜアオキは印象に残ったのか。
二クラウスとの死闘も貢献はしただろう。(シニアでも何度も優勝を争っている)
でも最大の理由は、アオキのパットが誰も真似できないオンリーワンだったからだ。

あのパットは、何でもアメリカの真似が当然になった日本が生んだオリジナル。
あのスタイルで、堂々とアメリカに挑んだアオキは、本当にかっこよかった・・




2014年12月19日金曜日

最強のアメリカを牛耳る方法、 

             

ロシアの次はベネズエラ?まあいろいろあるだろうが、中東のオイル産油国が20世紀に演じた役割が、徐々にフェイドアウトするのは避けられない。
ならおのずと優位になるはイスラエル。ISISがアラビア全土に広がったら、イスラエルは堂々と正義?の統治を言い出すのではないか。
一方オリンピック開催地でやんわり日韓協調を画策する一方、サッカーワールドカップの開催地では、一度決まったロシアとカタールを強引にひっくり返そうとする勢力。
オイル頼みのアラブもロシアもイランもいずれは衰える。なら今のうちに中国の囲い込む狙いか。そのためには日韓関係がこのままで、韓国が中国に擦り寄るのは困る。
そんななか、キューバに対するオバマのスピーチを聞き、アメリカにとっての特Aパートナーは、イギリス イスラエルと日本だったことを思い出した。(ユーラシアグループ)
多くの日本人はこの分析はうれしいはずだ。だがこれが日本にとって幸か不幸か、一体どれだけの日本人が自分の頭で考え、未来を冷静に観ているのだろう。
今、戦後母国からアメリカに移住した反日勢力は、この国で豊かになり、米国の政治で影響力を持ち、アメリカには逆らわない日本を間接的に牛耳ろうとしている。
母国に力がないなら、この方法しかない。集中的なプロパギャンダを米国で身近で感じる恐怖は、日本にいてネットだけで騒ぐ右傾オタクには判らないだろう。
立ち向かうには、日本が独立国家として凛とするしかない。アメリカの特Aパートナーなどと煽てられてて、喜んでいる場合ではない。
まず戦後なし崩し的に施行された日米安保を解消し、一旦沖縄から米軍を返し、そして憲法を改正し、名実ともに独立国家になってから、改めて米国と強力な軍事同盟を結ぶ。
そういう強さを見せないと、米国の政治は、拡大する反日の影響力に押し込まれていくだろう。
キューバとフロリダの関係をみても、オバマがこのタイミングでキューバと国交を回復したい理由は、レガシーと2016年のヒラリーへの援護射撃だ。
ロリダにはキューバ関係者が多い。フロリダは必ず大統領選挙の鍵になる。もしジェブがでるなら、彼はここで知事をしていた頃の地盤がある。ヒラリーは絶対にフロリダを落とすわけにはいかない。だから、ジェブが出馬宣言する前に、このタイミングで先手を打ったのだ
しかしながら、中間選挙で民主党は国政以外でも大敗を喫した。州の選挙管理委員長を出す地方のレジストレーチャーで、共和党に全体の80%弱を抑えられてしまったのだ。
コレは民主党にとって厳しい。せっかくリベラル人口が増えても、ここを共和党に取られると選挙では勝てない。記憶に新しいのは2000年。あの時フロリダでゴアが優勢だったリカウントを認めなかったのは、共和党の女性の選管委員長の判断だった・・。

いずれにしても、幸か不幸か、戦争に負けても、日本は戦後米国に大量の移民を出すことはなかった。一方、戦後大量に米国に移民した反日勢力は、母国をひきすりながら豊かになり始めた。そして今、この国の政治でもパワーを持ち始めている。
在米日本人として申し訳ないが、日本でアメリカの威を借りながら勇ましいことを言う人は、残念ながら、この国では在米日本人勢力が微々たる現実を覚悟してほしい・・


2014年12月17日水曜日

本当は恐ろしい?超感動のビデオ


上は今あっちこっちで見るビデオ。

豹が、自分が殺した母ヒヒに、生まれたばかりの子供がいたのを発見する。

その子猿に対し、豹は不思議な行動をとった。FACEBOOKでは感動の嵐・・・。

たしかに、豹が子供を「助けようとしている」と思ってみれば感動する。

製作したWILDLIFEは米国でも名うてのリベラル団体だ。

うがった見方で、感動の輪をぶっ壊すつもりはない。

でも、もし豹が、このままでは小さすぎて食えない。

ならもう少し太らせてから食おうと、本能で考えている・・

そう考えてみれば、とても感動するしろモノではない。


恐らく今の欧米の感覚でも、こんな捻くれた人は少ない。

しかし世界全体をみれば、歴史はそういう感覚だけで成り立ってはいない。


今のイギリス王室の源流は、アングロサクソンでエセックスのキング・エクバークの末裔が

11世紀にバイキングの末裔、ウイリアム1世と結びついたことからはじまる。

ここからがいわゆるイングランド・・・。

フランスのノルマンデイーからやってきたウイリアム一世は、

ユダヤ人の集団をつれてきた・・。なぜか。

当事キリスト教は欧州からブリトン島まで広まっていたが、

当事の教えでは、商業に必要な金利を禁止していた。

ウイリアム一世は、ユダヤ人に、大半がクリスチャンの国民を相手に商売をさせた。

なぜなら、金利が無ければ金を貸す意味がない。

誰も貸さなければビジネスは生まれない。

ビジネスが生まれなければ国は富まない。自分も富まない・・

クリスチャンの固定観念に嵌っているイギリス国民。

彼らは、自分たちだけでは、商売で富を生むことはできない。

ウイリアム一世は、儲けたユダヤ人から税金を取った。

(延々と続く英国の凄さ、そしてアメリカもついに同化 そしてアベノミクスの本質も・・)

200年後、ユダヤ人に対する英国民の怒りはピークに達した。

国王はユダヤ人の国外追放令をだした。200年後、スペインもついづいした。

ここから流浪の民なったユダヤ人。受け入れたのは今のポーランドの一部。

イギリスが次に公式にユダヤ人を受け入れたのは、400年後のクロムウェル・・。


ならアメリカで金利が復活するかどうか。今日は歴史的なFOMCになるかも・・



政治もビジネスも結果がすべて (捕まるまでは)

        
   MEETTHEPRESSで旧日本軍の蛮行とCIAの拷問の違いを解説するチェイニー
       
ところで、自民圧勝後の日本株は「次世代の党」の惨敗に似ている。選挙前、日本のネットでは、反中・反韓の右傾で匿名のコメントが目に付いた。

ならもう少し次世代の党は伸びるのかと思った。ところが実際には惨敗。あれほどいたはずの右傾ネットオタクは選挙にいったのだろうか。

株も、せっかく安倍さんが再選されても、外人が買うか、日銀が買うか、GPIFが買うか。強気なコメントも、それらを前提にした強気。

安倍さんは立場上「自分で自分の国を守る」という言い方はしない。そういう言い方をしたのは次世代の党のみ。でも選挙結果をみると、反韓・反中の人も、次世代ではなく、安倍さんの自民党?なら安全保障同じ、結局はアメリカ頼み・・

妥当だが、ハイパーインフレ以外、日本が自分で成長(インフレ)を作り出す気合は感じない・・

そんななか、日曜のMEET THE PRESSで、旧日本軍の蛮行を持ち出したチェイニー。彼はCIAの拷問の最終責任者として、これまでも何度も批判されてきた。

http://crooksandliars.com/2014/12/dick-cheney-we-prosecuted-japanese-other

(拷問は有益だった)という彼の言い分は間違っていない。
だがそもそも強引にイラク戦争へ行く過程で、共和党のやってきたことは汚すぎる。まあアメリカはこんなものだが、ブッシュ・チェイニーのコンビはとくに凄い。

二人ともベトナム戦争の徴兵を特権を使って回避した組みなのに、(そこはクリントンも同じ)2004年の再選の際は、エリートでありながら、志願してベトナムに行き、本当に戦場で活躍したケリーを退役軍人たちを使って陥れた。あれは酷かった。

あの選挙では、投票権がない外国人の自分のところにも、「ソレはかまわない」といって、前日知らない共和党関係者から投票の誘いがあった。つまり有権者数以上に投票用紙が回っていたということ。

いずれにしても、チェイニーやラムズフェルドはニクソン政権から政権入りしている。ニクソン政権は、ウオーターゲートの前にも、暗殺のリスクが高いといって、兄二人を暗殺されたテッド・ケネデイーに政権からボデイガードを提供。

しかしそのボデイガードには、72年の再選の際に強敵になる可能性があるケネディーを盗聴させた。それどころか、場合によっては、偶発的暗殺を暗に望むニクソンの肉声が昨年公開された。

当事のアメリカはこういう国。ケネデイーシニアが、シカゴのマフィアを使い、ラストベルトからの組織票を買収、それで息子(ジョン)がニクソンを破ったことからすれば、どっちもどっちだろう。

いずれにしても、レーガン政権後、この共和党の周りで私服を肥やしたビッグビジネスには、ものづくりや性善説という日本人のビジネス感覚だけでは、とても太刀打ちできない・・

2014年12月16日火曜日

ランチタイムに73億・・は大げさ

     
 http://www.businessinsider.com/mohammed-islam-72-m-rumor-2014-12

モハメド・イスラム君は、73億という金額は否定。
それならそれで、次は本当に73ミリオンをめざせばいい。
でもその時は、黙っているいるほうがベター。

2014年12月15日月曜日

ランチタイムに73億

        


すごいなあ~モハメド・イスラム君 高校のランチタイムに73億円の稼ぎ。

まだ17歳。BMWを買ったけど、免許がないので乗れないとか・・

小型株から初めて、今はゴールドからオイルの先物に特化しているというが、

ボリュームとボラテイリティの関係を掴んだなら、これからも稼ぐだろう・・


http://www.dailymail.co.uk/news/article-2873411/New-York-high-school-student-17-makes-72MILLION-trading-stocks-lunch-breaks.html

2014年12月13日土曜日

This Is IT の抜け道、自民党?共産党?それとも火星?

            


NHKの選挙特集をみた。感想は、

安倍さん、演説のパワーで、他の党首を引き離していた。

海江田さん、剣道の素振りは迫力不足。でも全体に悲壮感があったのはよかった。

江田さん、せっかくの能力も、理解できる庶民は少ないのでは。

平沼さん、安倍さんは一人でいい。でも日本には平沼さんがあと50人は必要。

志位さん、迫力で今の安倍さんに対抗できるのはこの人だけ・・。

小沢さん、いろいろ意見はあるが、流れの最先端を行ったのは確か。

吉田さん、個人のがんばりでは、党の寿命には逆らえない現実。

新井さん、CMEのフロアーでは、たった一人の共感

公明党、(~学会はいいが、政教分離していない勢力が伸びるのはいけない)


さて、少し前、マーケットではThis is it が始まったとした。

This is itとは、経済成長が低迷、金融緩和で凌ぐ。でも新たな成長の芽が発見できず、貧富の差が拡大。そして、不満を解消するため外に敵を造る・・・と、ここまでは1930年代までと同じ。

しかし、平和と民主主義?が浸透。今は一人が一票を持つ。またこれだけ情報があふれていれば、戦争は嫌、社会主義も嫌、貧富の差も嫌という壁にぶち当たる。膨大な流動性は、行き場を失うという・・意味だ。

しかし、下に添付したブルーンバーグからは、選挙にあたり、自民党はメディアに対し公正な報道の通達を出す一方、自分たちは粛々と秘密保護法はスタートした。この定義は広く、メディアはビビッている雰囲気が感じられる。

http://www.bloomberg.com/news/2014-12-09/japan-s-secrecy-law-takes-effect-as-abe-seeks-fair-vote-coverage.html

そういえば数年前から「上から目線」という表現を聞く。衆愚政治の真骨頂の響きだ。一方で、アメリカの中間選挙の結果や、もし本当に自民党が圧勝するなら、This is itに抜け道ができる。ただしそれは、いまのままでは、1930年代と同じ道の雰囲気・・

いずれにしても、しばらくは貧富の差が極限まで拡大する方向で時間が稼げる。その間日本では自民党に対抗するのは共産党だろう

。でもその先は、火星に行く必要がある・・
   

2014年12月12日金曜日

アメリカオイル物語、大富豪と発明の関係

バンダービルド 

ロックフェラー

カーネギー

JPモルガン

フォード



人間が始めてオイルを使ったのは紀元前のバビロニアという説。武器に使ったようだ。

紀元後、バクーやペルシャなど、中東でその記録が散見されるがどれも断片的。

アメリカでは、ヨーロッパ人が入植するまえ、インデイアンが薬として使った記録がある。

19世紀に採掘がオハイオで始まったが、その頃のエネルギーの主役は石炭。

オイルに需要が生まれるのは、19世紀中旬、ランプとして使われるようになってからだ


この頃、アメリカの産業はバンダービルドの時代。

海運で身を起こした彼は、南北戦争の需要で鉄道に進出した。

アメリカで初の大富豪となった彼は、オハイオで精製業を始めたロックフェラーを援助した。

しかしロックフェラーの勢いを警戒し、途中から輸送料を吊り上げた。

窮地に落ちたロックフェラー。

しかし、それならと、彼は、大消費地まで自分でパイプラインを敷いてしまった。

バンダービルドは墓穴を掘った。彼の鉄道は価値を失い、鉄道株は暴落した・・


ここからアメリカの大富豪の主役はロックフェラーへ。

そのロックフェラーを追って、カーネーギーが鉄鋼で勝負に出た。

カーネギーはバンダービルドの下で鉄道を学び、

バンダービルドを追い落としたロックフェラーを超える目標を立てた。

この目標の達成でカーネギーを援助したのはJPモルガン。

彼は、カーネギーのUSスチールを莫大な金額で買い取った。(今の40兆円規模)


そしてJPモルガンは次はエジソンを援助。オイルランプから電球の時代が始まった。

再び窮地落ちたロックフェラー。今度は主力をランプからガソリンに切り替えた。

この後、ヘンリーフォードが大衆車を開発。ガソリンの需要は爆発的に伸びた・・


それから100年、エジソンの白熱電球は、日本人が開発したLEDに主役を譲る。

我が家にも青色LEDの恩恵がある。今年は室内の冬トマトに挑戦だ。
         
           
青色LEDを使ったささやかな実験   
     (エアルーム(原種系)ブランデーワイン・甘いのを掛け合わせた桃太郎・初めての赤丸) 

その青色LEDを開発した日本人3人のノーベル賞受賞式のニュースで、

米軍戦艦の主力砲が、コストが一発数千万円のミサイルから、

1発100円未満のレーザー砲に代るニュースをやっていた・・


数千万円から100円へ・・衝撃だ。

このレーザービームの基礎理論はアインシュタインが考えたものだという。

アインシュタインは、自分の正しさを立証するためにもノーベル賞が欲しかった。

ノーベル賞をとるために不仲だった妻と判れた。

自分の効率を考え、離婚を申し出る一方、ノーベル賞の賞金は妻に渡す約束をした。

彼らしい覚悟・・。


ノーベルは、人を殺す商品を売って財を築いた。

彼はその贖罪でノーベル賞を始めたが、その爆薬や砲弾の時代は、

1921年に念願のノーベル賞を受賞したアインシュタインから生まれたレーザーに

とって代わられる時代がすぐそこまで来ている・・

















2014年12月11日木曜日

アメリカ的家族

          
               ここは成田?  

もちろん大前提のマネーで彼らは裕福。
だが、共和党系の夫と、(ブラッドピットは民主党だったが今は共和党)
強烈なリベラルの妻が、(アンジェリーナジョリはリベラルだが反オバマ)
実子3人と、養子3人の8人家族を築いている。

上の3人はアジアとアフリカからアダプト。
最初の実子はわざわざアフリカで生み、(旧ドイツ領ナミビア)
最後は男女の双子・・

子供たちのファミリーネームはジョリー・ピット。
夫妻は自分たちのファミリーネームはそのままに、
アンジェリーナが養子にした子供を、後からブラッドピットが養子にし、
正式な婚姻は後からだった。

個を尊重しながら、保守もリベラルも妥協する。
世界を俯瞰しながら、(いろんな子供をアダプト)
自分たちの子孫を残す。まさにアメリカ的家族

アメリカは国ではなく世界だ。
過去のソ連も、未来の中国も、
絶対にアメリカには成れないが、
このままでは、アメリカも
自壊する可能性は残る・・


2014年12月10日水曜日

息が出来ない若者へ、市長の妻からのレッスン


         
逮捕された市長夫婦 実権は妻が握っていた


           Tシャツで怒り表現するレブロンジェームズ

ニューヨークで違法な薬を売った黒人が、警官に捕まる際の窒息が原因で死んだ。その前の事件も含め、過去米国でこんなことは珍しいことではなかった。しかし逮捕のビデオでながれた彼のI can't breathe(息が出来ない)という呻き声。何かに不満を持つ若者をクリックした・・。

今全米のあちこちで若者がデモをしている。プラカードには「息が出来ない・・・」
オバマ政権ができた時、彼らはYes we can と叫んだ。でもオバマは何も出来なかった。希望のYes we can から絶望の I can't breathe へ。麻生さんがいうように、彼らは能力がないのか。

ところで、添付はメキシコで渦中の市長夫妻。既に逮捕されている。妻は地元の麻薬カルテルのメンバーの娘。父親や兄弟は今も主要メンバーだ。

彼女は、人種差別や、金持ち優先の腐敗にまみれた夫の政策に不満を持ち、デモを始めた左翼学生を、警察に命令して攻撃。50人弱を連れ去った。

デモに参加したメキシコの学生たちも息が出来なかったのだろう。だから立ち上がった。しかし、結果は彼らの無残なバラバラ死体が発見された。市長夫妻と警察関係者40人が逮捕された。

妻は、警察の出動に対して、学生を「レッスンしなさい」と命令したらしい・・。

http://www.huffingtonpost.com/2014/10/30/mexico-missing-students_n_6069706.html


80年代まで、中南米の多くはカソリックと左翼系思想が軍事政権に立ち向かうの構図。その際、軍事政権を応援するため、イランコントラを初め、様々の事件の背後にいたレーガン政権とイスラエル。メキシコは特に酷いが、今も多くの地域でその頃の残照を引きずっている。

日本にもレーガン政権の政策を最高だと信じ、やたら煽動する人がいる。確かにレーガンは世界は変えたかもしれない。アメリカの株は強い、メキシコ株も弱くはない。そう、貧富の差は、ソレが続けられる限り、株は下がらないのだ。

しかし、今の若者が息が出来ない大きな原因のひとつは、レーガン(レーガノミックス)と、後を受けたクリントンよって潤ったブーマー世代が、既得権益を守るため、貧富の差や若者の機会を奪う今の仕組みに何も言わないからだ。

彼らは無意識のうちに若者をコーナーに追いやり、酷い場合、今の若者は元気が無いなどといっている。今の若者が元気がないなら、それは誰のせいだろうか・・。

貧富の差のレッスンは日本には必要ない。何があっても日本はメキシコにはならないと信じているが、平和すぎるのも問題。せめて戦後からでも近現代の世界史を学校で真剣にやったほうがいい。その上で、選挙では覚悟を決めて投票に行くべき・・・

2014年12月8日月曜日

色あせる冬の風物詩

                日刊スポーツから引用

ラグビーもアメフトも楕円のボールを使う。ともにレベルが高い試合ほど、ボールが楕円であることを感じさせない。アメリカにも派遣社員のOBが多いせいか、TVジャパンでも、早慶明の大学ラグビーを放送している。

今日は、組織としての失敗のサンプルといわるシカゴベアーズに耐えかね、なんとなく早明戦を観た。だがあまりのレベルの低さに驚いた。感じたのは今の大学ラグビーでは帝京大学のレベルが抜きん出ている一方、昔の伝統校のラグビーにおける頭の悪さ・・。

そもそも個に力がないと、猪突猛進しても、ラグビーでは結局相手にボールを奪われる。今日もタッチを割る。慌ててパスミス。ノッコンの繰り返し。体幹が弱いので、体が我慢できなくなると、考える前に直情的なプレーをしていた。つまり体の弱さが脳に働く時間を与えない。

更に今日の試合では、抜かれた選手が足で引っ掛けるなど、早稲田に悪質なプレーがあった。選手の顔を見たら、大昔、本城や川瀬で盛り上がった頃の厳つい顔ではなく、真面目そうな顔。きっと日頃は真面目なのだろう。でもどこかで現代の若者の狂気を感じた。

大学の王者、帝京大の選手は、当たり負けしない体を創った。体と体で当たり負けしないので、選手には余裕がある。余裕があるので、ゲームの中で一人一人が正しい判断が出来る。

今日の早明戦は、バタバタか、パタパタか、ポロポロのシーソーゲーム。OBなどの観衆はソレを喜んでいるようだが、これでは帝京大学の敵ではないと思う。(偉そうなことを言ったが、これでも昔は冬の風物詩として、早明戦を楽しみにしていたので)

昔は必要な栄養を取るのが大変だった。その頃は健全な体に健全な魂の時代。今は栄養には事欠かない。ならば、頑強な固体にこそスマートな知性が宿るのだろう・・





2014年12月6日土曜日

不都合な映画




日本には少し困った映画がやってくる
 
内容は、日本で戦争捕虜になった白人英雄のストーリー。 
日本兵のいじめを耐え抜き、母国に帰国、戦前にオリピックで活躍したことを含め、 
悪に屈しない不屈のヒーローの一生である。 

当然ながら、日本兵は残酷残忍に描かれているということで、 
配給のユニーバーサルは、中国・韓国からは既に歓迎ムードがある一方、 
日本へは配給は遅らせることを示唆。 (シカゴトリビューン) 

やっかいなのは、話題性において、今のアメリカ女性のシンボルのような 
アンジェリーナ・ジョリーが監督し、アカデミー賞作品賞のトップを走っているという触れ込み。 捕虜の部分は全体の30%とはいえ、これは日本と安倍さんはやっかいだ。 

公開が、選挙の後でよかったのか、あるいは、これで日本人の愛国心が逆に高まるのか(シカゴトリビューンは、日本国内での永遠の0の成功を触れていた) 

まあこれだけナチス映画があっても、ドイツ人は動じない。(ヒトラー一人を悪者にしたプロパギャンダが実を結んだ) 

日本人も堂々としていればいい・・ 

2014年12月5日金曜日

理想の国(地図からは真っ白なグリーンランド?)

     腐敗マップ 言論が自由でも、マニュピュレートを見抜けないなら意味はないが


TPPに関し、オバマは民主党左派を切捨て、来年早々、共和党議会と組むと表明。何度も言うが、これでTPPは決まり。もし日本がゴネれば、共和党議会から、日米安全保障条約の破棄の脅しがくるはず。アメリカは政権に関係なく、ビジネスが政治を牛耳っている。

そんななか、CNBCは安倍自民党は楽勝・・と報道した。ネタ元は読売・日経などにあった300議席だろう。まあドラギより、安倍さんの方が強敵は少ない・・。(面子を潰された黒田さんが、へそを曲げていないだろうか)

読売や日経の戦略は、典型的な共和党の選挙戦略と同じか。ここでは実態はどうでもよく、まずは投票に行くかどうか迷っている層に、投票にいっても意味がないと思わせる。結果的に保守が圧勝する。中間選挙で見たばかりの光景・・。

そんなことをせずとも、野党に実力がないのは、日本に二大政党制はいらないというシグナルだと思う。仮にそこそこの野党がまとまっても、共産党が核にならないなら、自民党とあまりかわらない。

そういえば、本当にソクラテスが言ったのか、あるいはプラトンが自分の意見を書いたのか判らないが、二人の賢者は、理想の国家体制を以下の順番にしている。

①すばらしい君主による君主政治
②優秀な少数による寡頭政治
③優秀ではない民衆による民主政治
④悪者による独裁政治

先進国としては他に類を見ない①の可能性がある日本で、わざわざ③に行く必要はない。③はアメリカのようなバラバラの人種や価値観が集まった国がしかたなく取る手段のベスト。(チャーチルによれば・・)だから、民衆をマニピュレートする演技や報道が発展した。

ただここまで情報が氾濫しても、今もマニュピュレートが簡単なことに正直驚いている。そして、今日のWSJの一面は、マーケットに関係ない黒人差別事件。彼らの怒りの根本は格差だが、問題を人種問題にしている間は、1%のブルジョアが独裁する民主主義は変化なし・・。

2014年12月3日水曜日

OUR HISTORY AGAIN -時の彼方に  



         

独断と偏見では、大河ドラマの最高傑作は今も1980年の「獅子の時代」。

山田太一が、明治維新のヒーローたちに、架空の主人公を絡ませた展開だった。

主人公の平沼銃次は菅原文太。加藤剛とのコントラストもよかったが、

なんといっても、ダウンタウンブギウギバンドが斬新だった。


挿入曲で流れたのが「 Our History Again 時の彼方に 」。 

イントロは、

「 カネが仇の世の中で・・、夢を追いかけていくやつがいる・・」

「15で世の中を判っちまったような・・やつらから見ればバカげた話さ・・」


ネット探したら発見。でも変な画像がついていた。( 名曲なのに残念 )

http://www.nicozon.net/watch/sm18697782 (自己責任でクリック)


「獅子の時代」を見たはちょうど15歳。15で世の中が判る奴らがいるなど、

田舎モンの15歳には夢のような世界だった・・



まあ我々の世代には、菅原文太といえば武闘派。

でも広能も(仁義なき戦い、)銃次(獅子の時代)も、平和な時代には行き場を失った。

そんな哀愁は、人間くさい菅原文太の方が、健さんより出ていたと思う。

今の若い人には、菅原文太は千と千尋の神隠しのおじいさん(声優)らしい。


そんななか、我に返ると、今の相場は膨大な流動性とシステムとアルゴが主役。

下がれば必ず拾ってくれるので平和だ。だがどこかがおかしいまま。

OUR HISTORY AGAIN となるかどうかわからいない。

でもその時まで、昔の武闘派たちは、じっと自分の居場所を探すしかないだろう・・。



< OUR HISTORY AGAIN -時の彼方に- >

(阿木耀子 作詞 宇崎竜童 作曲  ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 編曲)

金が仇の 世の中で 夢を追いかけて 行く奴がいる
夜毎に酔いどれて 路地裏で眠っても 胸に紅いバラ そんな感じさ

15で世の中を 解っちまったような 奴らから見れば 馬鹿げた話さ
日々の暮らしは 晴れた日ばかりじゃないが 明日が雲間に 見え隠れ

Ah 繰り返す時を見逃すな 熱く燃えて生きる OUR HISTORY AGAIN

人の生命は 束の間で 星の一瞬の まばたきのようさ
無限のものさしで 計ってみれば誰だって 点にも充たない 長さだよ

乱れからくりの 廻り舞台で 女は愛が 欲しいと泣くよ
待ってるだけなら 恋する心も色あせる おまえは日ごとに 輝けよ

Ah 繰り返す時を見逃すな 熱く燃えて生きる
OUR HISTORY AGAIN

2014年12月2日火曜日

安倍さんを救った実直な失敗

したの添付ビデオは、今日のWポストのWEBから、





http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/in-japan-opposition-is-caught-off-guard-after-shinzo-abe-calls-snap-election/2014/11/30/42e9a5ce-73f1-11e4-95a8-fe0b46e8751a_story.html?Post+generic=%3Ftid%3Dsm_twitter_washingtonpost

アベノミクスはロケットサイエンスではない。

その政策は昔からある考えの一つ。

ただアベノミクスの前の円高は酷かった。

リーマン後、アメリカから仕掛けられた(通貨)戦争だった。

だから、まず時間を稼ぐためにも、

日銀がジャブジャブにするのは必要だったと思う


そんな中、野田さんは政策の優先順位で間違っていた。

このブログでも、財政再建を優先する野田さんと、癌を押してがんばる

与謝野さんををずっと批判していた。


それでもアベノミクスの生みの親は、

安倍さんではなく、野田さんだと考えている。

首相にだけある解散権。

解散したら、民主党のぼろ負けが明らかだったのに、

解散の約束を守ったのは、総理がこの人だったからだと思う。

他の人なら、日本の電気産業を道連れにしても、(効果の薄い介入か)

解散を引き伸ばしたのではないだろうか・・


アメリカを変えたのはレーガン。

でもレーガン政権を生み出したのは、

カーターへの失望だったという見方が今は一般的だ。 

当事のレーガンは、70歳の高齢者。

知事時代の大学の弾圧で、リベラルに人気は無かった。

だがあまりにもカーター(時代)が酷く、彼は勝ってしまった。

4年で大統領選挙があり、2年で中間選挙がある二大政党制の賜物。

そしてアメリカは変わった。


今、カーターの評価は静かに復活している。

アメリカに余裕ができたからだろう。

そして、そもそも日本はアメリカよりも失敗者に冷たいが、

ビデオでは、立ち止まり、反論や罵声を浴びせるわけでもなく、

無視してまるで避けるように立ち去る歩行者の姿。


恐らく、サラリーマンにとっては朝の通勤の最も忙しい時間帯。

それでも、野田さんは2年前まで総理大臣だった人だ。

ワシントンポストの記者も、草食動物的な冷たさに驚いている。


もし野田さんを評価する人がいるなら、

きっとそれは安倍さん本人ではないか。

安倍さんは、野田さんが約束を守ったので、あのタイミングで復活した。


一度失敗した安倍さんが復活したなら、野田さんも復活しても良いはず、

その土壌がないなら、日本に二大政党制はいらない・・