2014年10月30日木曜日

暴言への暴言



          
           NHKクローズアップ現代、子供って迷惑?から 


           http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3573.html



子供はうるさい・・・



自分は決して子煩悩ではない。はっきり言って「子供好き」とはいえない。

だが、国家を守る上で、いかに子供が大切かは知っているつもりだ。

だがら、今の日本では「子供はうるさい・・」なら、絶望的感覚が襲ってくる。


人口ピラミッドがここまで酷くなるまでほっておいた日本。

今は都市への人口集中、住宅環境の課題も深刻だ。

だが、この国は、いつまでも自分が主役だと錯覚している人で満ち溢れている。

まあ悪いことではないが、「彼ら」は、無意識に世の中のスペースを奪っている。

一生懸命働いたと言う思いで、自分たちが既得権益世代だったという自覚などない。

そもそも老後の年金など、第二次世界大戦前には殆ど国で存在しなかった。

そして、この世代の年金負担で、若い人には年金はないだろう。

だからなえる若者、現実から逃避する若者。そういうニュースに、

我々は、きっと今の若い者は・・などいうかもしれない。



それもこれも、第二次世界大戦が異常だったからだ。

あの戦争は、当事の地球上の人口の3%~5%が死ぬという異常事態だった。

その反動で、我々が生きた戦後は、歪なまでに、命が大切になった。

それまでは、世界史では戦争は常にあったが、

人類は自然の節度のなかで、鮭のように命を繋いでいたと思う・・


ただ時代環境は、先進国はどこも同じ。人口ピラミッドで頭でっかちは他にもある。

だが欧州は既に移民を実験、アメリカはベービーブーマーを上回るミレニアルが控えている。

でも同姓カップルも多く、自分を楽しみたいミレニアルは子供を生まないかもしれない。

だから米国は、課題は多いが戦略的に移民政策を断行している。

つまり国家戦略で人口問題を怠らず、何より日本より子供を大切にしている・・


だから、移民も反対、子供もうるさいと暴言を吐くなら、

そして政治やマスコミが彼らを叱り付けないなら、ここで代わりに暴言を吐こう。

いつまでも自分が中心で未来への自覚がないなら、さっさと姨捨山に行きなさい・・
(具体的には、年金受給世代は、納税額に応じた国政への参加権 )

私信ブログとはいえ、いっていいこととそうでないことがある。批判は覚悟している。

ただし、最後にプロとして一言。表面的にいくらアメリカを真似しようが、

究極では、そんな国の株が上がることは無いだろう。

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