2011年9月29日木曜日

歌舞伎とKABUKI

梶原一騎の世界に浸った70年代の後遺症で、この国でも「星一徹」をやってしまったことがあった。高校時代、自分自身が試合中に作戦版で殴られていたので、全く違和感はなかった。だがサッカーのゲームで失策をした長男に、試合後、腕立て伏せをやらせたら、周りの親から「危険人物」とされた。でも、ライオンは子供を谷底に突き落とすというではないか。ただそもれも違う事が今日が判った(下の写真)。世界中どこもかしこもスポイル?。このままではやはりイスラムに負けるかも・・。

昨年、松田優作の追悼番組で俳優の香川照之がナレーターとして登場したとき、彼が25歳で初めて父親を訪ねた時、実父の三代目市川猿之助に、「あんたは僕の子供じゃないから。あんたを捨てた時から僕の人生は始まっている、だからもう来ないで・・」と言われた話がでて驚愕した。大昔、勘九郎(現在の勘三郎)が、年端も行かぬ息子達をしごいているシーンをみてからカブキの世界は凄いと思ったが、その香川照之が市川中車を、そして若干30半ばで驚異の才能を見せる市川亀次郎が市川猿之助を襲名するという・・。

歌舞伎を生で一度も見たことのない自分でさえ猿之助の名前の重さぐらい想像がつく。また8代目市川中車は、忠臣蔵オタクを自認する己の記憶でも、過去最高の吉良上野介だ。ならば香川にもいつか吉良をやってほしいところ。まあ実年齢からは若すぎるが、歌舞伎なら直ぐにも可能ではないか。





いずれにしても、歌舞伎をよく知らない自分だが、今のスポイル米国人が安易に「カブキダンス」の表現を使うのには無性に腹が立つ・・。







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