2011年10月1日土曜日

泣き虫フットボール 


昨日は小雨が降る中で息子の高校サッカーのゲーム出かけた。長男は2週間前のゲームで相手とボールを争った際にコンカッション「頭突き」になってしまい。強制的インターバルを強いられた。その復帰戦だった。因みに彼の通う高校はヒラリークリントンの母校である。ゲームにはチアリーダーがつく。そしてその女の子達はヒラリーというよりはシャラポア系。この30年で町ではポーラアンド系と東欧系の移民が圧倒的になった。一方対戦相手は殆どがヒスパニック。この高校には金髪の少女は殆どいない。見た感じチアリーダーに派手さはないが昨年のイリノイチャンピオン。強豪だった。そしてゲームは1-0で負けた・・。

サッカーが人生というようなヒスパニックの子供たち。高校ともなれば明確にプロを目指す子もいる。一方で、サッカーのほかにバスケットや野球を掛け持ちしている白人の子供では球際の本能が違う。米国の白人の子は身体能力は勝っていが最後は綺麗すぎる。やはり米国人はフットボールである。だが、そのフットボールも近年ひ弱だ。前回紹介した「昔アメリカと言われた国」の冒頭で、ペンシルバニア州知事のエドランデ-ル氏の怒りが紹介されている。彼は民主党の重鎮。例えれば、中曽根から竹下に政権が移る頃の金丸のような存在である。ランデ-ル氏は大雪でNFLがゲームを2日延期した際、「フットボールはどんな環境の中でもやり、観客も厳しさの中で応援することに価値があった。だがアメリカの魂であるフットボールでさえこの有様。この国は本当にWUSS(泣き虫 ひ弱)になってしまった。」と言った。(THAT USED TO BE USから)

いずれにしても、スーパーボールチャンピンのグリーンベイパッカーズの本拠地ランボーフィールドは極寒の地。-30度でのオープンエアーで球技が行われるのは世界でも恐らくここだけだろう。そしてここが常に強豪なのは、ウイスコンシン名物のチーズの帽子をかぶり、その中で裸で応する熱いファンがいるからだ・・。




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