2014年7月1日火曜日

ひたすらの人

China

State Controls Corporations

US

Corporations Control State

Russia

One Guy Controls Everything

India

Nobody Controls Anything

            ・・・イアン ブレマー

ならば、

Japan

Bogus Controls ignorance・・。



昨年より、木曜日のストックボイスのワールドマーケッツでコメントをしてきた。

ずっと機関投資家やヘッジファンドの外債ポートのプロと金利の話をしてきた。

個人投資家にどんな話をすべきか。新しいチャレンジだった・・。

そんな中、今日フェイスブックを開いたら、ある人が、

個人投資家の中には、ひたすら儲かる銘柄を聞きたがる人が多いと指摘していた。

個人投資家の思考嫌いの傾向は、こちらでもヘッジファンドが話題にする。

だがそもそも個人投資家は、セミナーなどに参加者し、自腹で情報とる。

自腹で情報を取るなら、自分がコンフォタブルだと感じるものにお金を払いたい。

ただ役に立つ情報は、個人投資家にとってコンフォタブルではないものがある。

個人投資家は、自分にとって心地よくない情報にも、好んでお金を払うのだろうか。

一方ポジションが間違っても自分が損することが少ない機関投資家のトレーダー。

彼らにはいろんな情報が入る。コストは会社。心地よい必要はなく役に立てばよい。

だが彼らの競争も熾烈。タフでなければ生き残れない・・


いずれにせよ、ここは相場における残酷な不公平だと思う。

この無慈悲にどう対処するか。同番組には今後もチャンレンジしてもらいたい・・。


同じように、集団的自衛権問題で「ひたすら反対」を言う人に一言。

世界の現実は、多くの平和主義者の心地よさを否定するものだ。その事実を認めよ。

本当に平和主義者なら、なぜイラク戦争を仕掛けたアメリカと同盟を維持している。

日本だけで自国は守れない。アメリカが守ってくれるのは重要だというなら、

それは平和主義ではない。自分や家族の命がひたすら大切なだけの臆病者である。

こういう人の多くは、日米安保条約を自分で読んではないだろう。

文言は、TPPを受け入れ、アメリカのために血を流せというものだ。

嫌なら条約を停止し、米軍をかえし、農作物を守り、自力で中国と渡り合えばよい。

必要なら、世界の平和のためにアメリカの間違いに意見せよ。

できないなら、この「ひたすらの人」を僕は平和主義者とは認めない・・



注 Bogus:決して本物ではない。見せ掛けの綺麗事で、自分を善く見せたい偽善の総称




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