2014年7月20日日曜日

胸騒ぎ

         
            神ががり的な直感? それとも幸運?

写真はマレーシア在住のオランダ人サイクリストのMaarten de Jongeさん

彼は3月、インド洋沖で消えたマレーシア機にのる予定だった。だが直前にスケジュールが変わって別の便に変更。そして今回、オランダからマレーシアに帰るため、一度は撃墜されたマレーシア機を予約した。しかし直前にルフトハンザでもっと安いチケットを発見。そちらに変更したという・・

また、マレーシア航空の搭乗員の中にも、本来撃墜された便に搭乗する予定だったスタッフの何人かは、胸騒ぎがして交代してもらったという。胸騒ぎの理由は、同じアジアのアジアナ航空がウクライナ上空は飛ばないことを決めたのに、マレーシア航空が飛ぶことに不安を感じたからだという・・。

以下が、ウクライナ上空を飛ばないことを決めていた航空会社

British Airways  all US airlines,  Lufthansa,  Air France  and  Qantas,(この顔ぶれはちょっと・・) 

そしてアジアナ航空のコメント
Asiana Airlines, another company avoiding the war zone, said: ‘Although the detour adds to flight time and cost, we have been making the detour for safety


交代を引き受けてしまった搭乗員の方には、心から気の毒としかいいようがない。だが運命を別けるのはこんなところなのだろう。アジアナ航空は胸騒ぎがありマレーシア航空は胸騒ぎがなかったのか。

胸騒ぎがする人としない人用心深い会社とそうでない会社。ここは残酷な知性の差かもしれない。
日本と日本人は、臆病な側面、国際情勢には無用心すぎる面がある。日本が前述のサークルに入っていないなら、自分で胸騒ぎを感じる人になるしかないだろう。(相場も)

ところで、以下のビデオをどうみるか。


内容は、ロシアの関与を証明したとされる将校とレベルの会話記録、その情報を掲載したウクライナ側の?YOUTUBEビデオ。ところがそのビデオ資料はマレーシア機が撃墜される前に作られた証拠があった。(作成時間がビデオに残っていた)ビデオはYOUTUBEから削除された・・。というもの・・

誰が打ち落としたかの真実とは別に、ウクライナ側によるSNSを使った情報フェイクの可能性。あるいは、ロシア側による「フェイク情報のフェイク」の可能性のどちらも否定できない・・。

日本では、昨年11月ごろから米国の国務省関係者が盛んにウクライナ入りし、当時の反政府側(現在の政権側)を活発に支援していた事実はほとんど報道されていない。

つまり、3月からのウクライナ問題を仕掛けのは西側である。これは事実。

個人的には一昨年のシリアの化学兵器問題で、アサド政権側が化学兵器を使ったという報道は全く信用していない。(米国人の20%ぐらいは政府発表を信用していない)今回は、あの時よりは真実に近づけると思うが、それでも民間機撃墜という「酷い事実」以外は、まだミステリー。





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