2007年8月2日木曜日

ピッチャーバッター

日本のスポーツNEWSをみていたら、大阪桐蔭学園の中田君と言う超高校級のスラッガーの特集をやっていた。確かにレベルの高い大阪で4番でピッチャーと言うのは凄い。ただそれが裏目に出て甲子園を逃してしまったらしいが、彼にはカブスのピッチャーで球宴にもここ数年必ず選ばれているゾンブラーノ投手の試合を是非見てほしい。
彼は現在14勝でNリーグのトップを走る。速球は松坂程度だが、体格は松坂を上回る。そして彼の特徴はなんと言ってもそのバッテイング。ピッチャーでスイッチヒッターと言うのも凄いが、ピッチャーとして当番のない日でもシカゴでのゲームにはベンチに入る事があり、そんな日チャンスに監督は迷うことなく彼をピンチヒッターとして送り出す・・。(彼は、自分が打たれたヒットよりも、自分が打ったヒットの本数が上回る試合を何試合かしている・・)
ところで常識とは何だ。ピッチャーだからバッテイングをしてはいけないないというのは常識に縛られた考え方。そもそも日本は戦後米国から様々な常識を教え込まれた。だがその米国自身は一旦目標を定めると、その目標の為のプロセスの常識は時代と共に変える柔軟性を持っている・・。早く日本も其れに気が付くべきだろう・・。

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