2009年12月10日木曜日

流動性の犠牲者

ホワイトソックスが松井に触手という話を聞いて複雑な心境。なぜなら日の当たる道を歩いてきた彼にホワイトソックスの暗いイメージは合わないからだ。シカゴに立ち寄るならまだカブスの方が合う。いずれにしても松井とヤンキースの関係は、今は米国にとって必要な日本が最後はどうなるか、米国一辺倒のリスクを日本人に知らしめるは丁度いいかもしれない・・。

ところでタイガーは大丈夫だろうか。サポートを表明していたスポーツ飲料のGATARADEがサポートからの離脱を表明したが、信憑性はともかく噂になった8人の女性の質は彼のブランドを傷つけたの事実だ。そしてこの国の金儲けに対する欲はすさまじく、騒動で話題になった商品はタイガーを餌食に新しいプロモーションに出ている。その一例はバンドエイド(登録商標ではない)。タイガーは事故後に顔にバンドエイドを貼っていたらしいが、そのメーカーはその商品を「タイガーバンド」として売りだしたという。

この様に金の力は実に恐ろしい側面を持つ。ならば万が一このままタイガーがコースに立てなくなるとスポンサー企業やPGAの放映権などの商業的価値の損害はどのくらいになるのだろう。噂は全てが本当ではないだろう。だが展開がここまで酷くなるのはその恐ろしさの一面である。そしてそれは高く上がれば上がるほど落ちる時は恐ろしい相場と同じ。タイガーも流動性に翻弄されている・・。



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