東京のホテルの深夜、石原慎太郎知事が定例記者会見を開いていた。
相変わらず横柄な対応。
彼の東京への自信過剰をみて改めて思ったのは、
「東京」は日本人でなければ築けない空間ということ。
さほど大きくないスペースに、これだけの人が存在できるのは、
タクシーの運転技術が優れ、駅では人がリズムを守るからだ。
技術面のインフラの確かさは日本人の特性。
そして一人一人がスペースを要求しない。
その根本にあるのは他人に対する安心だろう。
異種類の人間が集まる街では、あの満員電車はあり得ない。
ところで、石原知事は、新潟が県から道州制になろうとしていることを馬鹿にしていた。
米国では新潟の情報は入らないが、その隣で育った。
あの県には長岡藩伝来の「常在戦場」の精神があるのは知っている。
そんな中、前原大臣が「 地域の安全保障のためには米国との同盟強化が肝要」と言った。
多くの人は大臣の言葉に違和感を覚えないだろう。
だがこれは正解ではない。
まず、1945年8月15日以降も、広義の戦争はずっと続いている。
経済で直接人は死なないかもしれない。
だがその結果において、多くの人が生き、多く死んでいる。
これは今も世界が「常在戦場」である証拠だ。
むしろ今のミリタリーは通常は抑止力。
張り子のトラに怯え、まともに交渉ができない国は、経済のいくさで負ける。
冷戦終了後、日本はこの戦いでアメリカに苦戦してきた。(クリントン政権)
そして前原大臣が間違っていると考える根拠は、
米国とくっついていれば、中国は手を出さないという幻想を正論にしようとしている事。
中国とてやる時はやる。だが、本当に戦争をしたいのは中国なのだろうか。
米国のわがままを受け入れても、平和ならいいという考え方は否定しない。
なら日本は不満を言うな。そして日本だけがその姿勢でも、世界がそうなるとは限らない。
このまま民主主義の負の側面が続くと、国民はどこかで独裁を望むのではないか。
その時は歴史は同じ場面に直面する。
ならば結局は日本自身が強くなることしかない。
sそうなれば他国は簡単には手を出さない。
日本は米中の中間に立ち、
地球にとって不幸な彼らの紛争を回避させる役割もできる。
中国は日本にそれを期待し挑発しているふしがうかがえる。
だが一方的な中国脅威論に怯え、日本は米国には無防備だ。
しかし余裕がなくなった米国は本性を現し始めた。
グアム移転の負担金拒否。親日国家イランと取引を脅すのは、
イラクがイランに変わっただけで、オバマの米国はブッシュの米国とさほど変わらない。
違いは、イラク戦争はブッシュ政権主導、イラン制裁は議会が主導している。
いずれにしても、明石元次郎が活躍した日露戦争から、
太平洋戦争を経て日本は「小作人国家」になってしまった。
皮肉だが、だから東京という最高傑作ができたのかもしれない。
しかし、政治家がまでが少し頭がいい程度の小作人では、
日本は自らの運命を切り開くことはできない。
それは究極の安全保障の放棄。
そして、あの戦争で日本に責任があったとするなら、
米中の間に入る勇気を持つことが、本当の平和への貢献である。
それは、米国べったりではあり得ない・・。
相変わらず横柄な対応。
彼の東京への自信過剰をみて改めて思ったのは、
「東京」は日本人でなければ築けない空間ということ。
さほど大きくないスペースに、これだけの人が存在できるのは、
タクシーの運転技術が優れ、駅では人がリズムを守るからだ。
技術面のインフラの確かさは日本人の特性。
そして一人一人がスペースを要求しない。
その根本にあるのは他人に対する安心だろう。
異種類の人間が集まる街では、あの満員電車はあり得ない。
ところで、石原知事は、新潟が県から道州制になろうとしていることを馬鹿にしていた。
米国では新潟の情報は入らないが、その隣で育った。
あの県には長岡藩伝来の「常在戦場」の精神があるのは知っている。
そんな中、前原大臣が「 地域の安全保障のためには米国との同盟強化が肝要」と言った。
多くの人は大臣の言葉に違和感を覚えないだろう。
だがこれは正解ではない。
まず、1945年8月15日以降も、広義の戦争はずっと続いている。
経済で直接人は死なないかもしれない。
だがその結果において、多くの人が生き、多く死んでいる。
これは今も世界が「常在戦場」である証拠だ。
むしろ今のミリタリーは通常は抑止力。
張り子のトラに怯え、まともに交渉ができない国は、経済のいくさで負ける。
冷戦終了後、日本はこの戦いでアメリカに苦戦してきた。(クリントン政権)
そして前原大臣が間違っていると考える根拠は、
米国とくっついていれば、中国は手を出さないという幻想を正論にしようとしている事。
中国とてやる時はやる。だが、本当に戦争をしたいのは中国なのだろうか。
米国のわがままを受け入れても、平和ならいいという考え方は否定しない。
なら日本は不満を言うな。そして日本だけがその姿勢でも、世界がそうなるとは限らない。
このまま民主主義の負の側面が続くと、国民はどこかで独裁を望むのではないか。
その時は歴史は同じ場面に直面する。
ならば結局は日本自身が強くなることしかない。
sそうなれば他国は簡単には手を出さない。
日本は米中の中間に立ち、
地球にとって不幸な彼らの紛争を回避させる役割もできる。
中国は日本にそれを期待し挑発しているふしがうかがえる。
だが一方的な中国脅威論に怯え、日本は米国には無防備だ。
しかし余裕がなくなった米国は本性を現し始めた。
グアム移転の負担金拒否。親日国家イランと取引を脅すのは、
イラクがイランに変わっただけで、オバマの米国はブッシュの米国とさほど変わらない。
違いは、イラク戦争はブッシュ政権主導、イラン制裁は議会が主導している。
いずれにしても、明石元次郎が活躍した日露戦争から、
太平洋戦争を経て日本は「小作人国家」になってしまった。
皮肉だが、だから東京という最高傑作ができたのかもしれない。
しかし、政治家がまでが少し頭がいい程度の小作人では、
日本は自らの運命を切り開くことはできない。
それは究極の安全保障の放棄。
そして、あの戦争で日本に責任があったとするなら、
米中の間に入る勇気を持つことが、本当の平和への貢献である。
それは、米国べったりではあり得ない・・。
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