時差ボケがとれず、夜中にパソコンでテレビ番組をみている。本屋で目にした「下町ロケット」、小説はおもしろいと聞いていたので一気に観た。WOWWOWが制作。確かに、民放ドラマとしては、「仁」以来の感動があった。
小説を現実の世界に持ち込んでも限界がある。だがこの話が面白いのは、「オリジナル」を生みだすことは、その人に自信を生むということを突いている点だ。
ただ簡単にはオリジナルは生まれない。だからオリジナルを生みだした人には「誇り」がある。オリジナルは技術力にとどまる必要はなく、サービスやアイデア、なんでもいい。自分の分野で自分のオリジナルを見つければ安売りする気にはならない。
巷ではデフレ議論が盛んだが、デフレの本当の恐怖とは、その国のオリジナリティーが失われてしまうことではないか。
もし本当にデフレが嫌なら(そこが疑問)、経営者や政治家は、皆に誇りを持たせよう・・。
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