2014年6月12日木曜日

心理を制する真理 レター抜粋 


       
オイルは余っているのに高い。許しがたい現実。ただ昔と違い、誰に究極的な責任があるかは徐々に明らかになる。そのときに備え、無罪とは言わないが、無垢なバーナンキやイエレンは逃場を作っておかなければならないだろう・・                              
この現象と無関係ではない昨日のカンターショックの背景には、ケンタッキーの共和党のルールが、オープンプライマリーだったこともあるらしい。つまり、共和党の予備選に、民主党支持者が投票に行った可能性があるということ。これで浮かれていた共和党は臨戦モードになった・・。

ところで、冷戦終了後、アメリカはイラクなど、世界中を食い散らかし、嫌になると自分の都合で撤退した。フセインやカダフィーのいなくなった現地は今どうなっている・・。
とはいえ、アメリカにその責任を押し付けても意味はない。すべては歴史の宿命・・

では歴史の宿命とは何か。本来ストラテジーはソレをベースに考えるべきだ。ただ歴史の宿命など誰にもわからない。だから必死に考えることに意味がある。

そのときに世界史をベースに現状を俯瞰するか。日本史をベースに、ロマンと反省を語るか。
それとも自分史をベースに情緒的になるか・・。

自分史<日本史<世界史・・。

圧倒的な数の自分史というイグノランスの塊が、実は次の歴史の宿命を決めていると思う。その媒介のビッグデータ。大衆の心理を支配するのが勝者にとって真理だが、1%が99%を支配する相場の宿命にも似ている・・。


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