2012年6月26日火曜日

97%の確率

http://www.businessinsider.com/pirlo-penalty-euro-2012-6#ooid=pyeTY4NTqC7nyojVYkHYvAs10WNeBmQB


近年サッカーのぺナルテイーキックはより心理戦の様相を呈している。とくに欧州はゴーリーの身体能力が格段に発達し、ゴールが決まって当然という雰囲気はない。

そんな中で昨日のイタリア・イングランドのぺナルテイー合戦は見ごたえがあった。この勝負の「あや」が観れただけでも時間内で勝負が決まらなくてよかった。

そしてなんといっても圧巻はピルロ。そもそも彼は本能的身体能力中心の欧州サッカーで、頭脳で一流を維持している稀有な存在。

あのカカがレアルに移るとき、一緒にピルロを取れば優勝できるといったが、その言葉通り今年ピルロは移籍先のユベントスを優勝に導いた。

ESPNでEURO12の解説をしているバラック(元ドイツキャプテン)は、ぺナルテイーキックは正面のキーパー上半身エリアにボールをけりこめば97%の確率で成功するデータがある事を紹介した

だが97%の確率を信頼するかどうか。また簡単に見えて難しい正面上方にどんなボールをけりこむか。キーパーとの駆け引きの中ではその判断が難しいといっていた。

そして、3番手として登場したピルロとヤング。彼らはこの正面キーパー上方を狙った。しかし結果は違った。 昨日は心理戦を制したものが勝負を制した結果となった。

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