2014年4月11日金曜日

株の正体 VIXの現実とオーメンの非科学 (レター抜粋)

(レターの抜粋は本日まで) 





日中はVIXとVIX先物のカーブが重要。
日経平均の裁定取引に似ているが、理論値を外れた時にどちらがどちらを引き寄せるかで方向が決まる・・

ここまでのところ、SP500が下がると、VIX現物がVIX先物を上回る。(ショットアップ)ソレを見てVIXファンド業者が現物VIX売り(SPインデックスオプションを売る)。同時にVIX先物の買いや、そのオプションでプロテクトとバリューを維持する。そのときSP500は下げを止めるが、繰り返されると、下げは止まらない・・

言うまでもなく、VIXは先物単体でボさっと持っているだけでは悲惨だ(1ヶ月の命) 。
VOLAのピークだった2009年にローンチしてしたVXX。VXXは、ローンチから99%価値を失った・・(添付)

今は、VIXは結果ではなく、マネジする時代。結果、いろんな現象を誘発する。コレが普段見ている現物株の正体(インデックスの値動き)に一番近いと思う・・

一方VIXが発足した90年代中旬は、VIXに売買機能がなかった。
この時はCALLのボラもあり、株が上がり、VIXも上がる牧歌的時代だった(添付)

そんな中、考え方として、今も株は上がったら売り、下がったら買い・・でいいのだが、
今回は何を材料に売りが始まったのか。それが明確でないと、買戻しへ入りようがない。
その状態のまま、重要な50日線が切れるとどうなる。(昨日で完了)

そもそも米株は2012年12月(フィスカルクリフ相場)以来、200日線を試していない。
2013年~2014年は、すべて50日~200の間で調整が完了した。

ただしこれらの下げは、後付でもなんでもいいが、材料があった。
だからソレが和らいだことが確認できれば、調整完了の確認も出来た。

では今回は?
下げの理由を敢えて探るなら、

1)グローバルマクロの政治情勢
2)  HFT勢の嫌がらせ
3)FEDがタカ派になることへの警戒
4)逆にイエレンを支持するハト派も、規制強化と社会主義化が原則。ならやっぱり株は上がらない・・

どれもいまいち。
やっぱりタイガーウッズオーメンだけは確認できた。
そして結果的に債券長期へシフト・・・

オーメンでは説明がつかないと言う人は、きっと小保方さんを批判する人だろう。
彼女は幼稚でアマちゃんのは自明。科学者とはいいがたい。
しかしゴットハンドの持ち主の可能性も否定できない。

そもそも人類は森羅万象のどこまでを解明できているのか。
答えが検証できそうな物理や数学などを除けば、他の学問は疑問だ。
生物学はかなり解明されているとはいえ、突然変異と言う都合のいい表現も健在。

権威を振りかざす学者はオーメンを信じない。
でも個人的には信じない理由はない・・



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