2008年12月4日木曜日

ミシガンからワシントンへの旅

先月GM,フォードなどBIG3の経営者達は税金による救済を求めて自家用ジェット機でワシントンに乗り付けた。そしてそこで議員に提示された改善案があまりにも生温い事て議会の顰蹙をかい、結局は救済の確約をもらえないまま帰った。そこで今回はGMのワゴナー会長は来年の給料を返上することを表明し、フォードの社長は本社があるミシガン州から自社のハイブリット車でワシントンに向かっているという。おそらく12時間はかかるだろう。まるで喜劇の様な話である。

最早BIG3の救済は誰も疑わない。だが赤字続きでもGMのワゴナー会長はここ数年の年収は5億円は下らなかったはず。そういえばかつて山一證券が倒産した時、泣いてしまった社長を多くの人は馬鹿にした。しかし有名大学の大学院で経営学を学んだ米国の大企業の経営者達、彼らは人間としてのモラルを学んでは来なかったのだろう。日本はこんな国の経営学を模倣していていいのだろうか。

さて株を見る限り救済に対する株式の反応はCITI以降確実に変化した。なぜならGSEとAIGまでは株主責任がとわれたが、CITI救済からはそれさえもなくなった。よってBIG3の救済にも株は警戒していない。それが今日の相場の特徴である。米国がBAILOUT(救済)のための資金調達をつづけられる限りは株は不安定ながらも底割れは回避される状態が続くという事だろう。

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