2010年3月10日水曜日

西軍の崩壊

今日のNHKニュースは30年前の日米関係の話をずっとやっていた。30年前の密約と今の緊急事態、どちらが大事かは言うまでもない。だが世界情勢の優先順位と国内の話題の落差が激しい日本では、何が緊急事態でどう重要なのか。まずそれさえもわかっていない可能性がある。

そんな中で過激な表現をすると、昨日のワシントンポストのコラムは米国の日本に対する宣戦布告か或いは関ヶ原における徳川家康の小早川軍への砲撃の意味がある。つまり苦境の米国への協力を中国との狭間で天秤にかける鳩山政権に対し、米国が先制攻撃をしかけたという事だ。(小早川はその砲撃にビビって石田三成を裏切り徳川についた。ソレが関ヶ原での決定打になったのは有名)

記事によると民主党の藤田議員は9/11のテロはアルカイーダではない別の力が裏にあったというアンダーグウンドの話を最近になっても同新聞記者に話したとの事。この様な話はそれが事実かどうかは重要ではない。問題は民主党が野党ならともかく、与党となった今でも日本の与党議員がこんな発言をした事を米国が野放しにするはずがないという事である。そして米国に対するこれ程の挑発を政府が管理した様子が見えないということは、外交において日本は国家として機能していない事を指す。

そもそも鳩山政権発足後に米国から感じたのは、政権の閣僚がバラバラな発言をする事で、対米関係に対しては当初奇妙な「めくらまし」効果があった事。なぜなら米国では政権内で意見が違う場合でもそれを国の舵取りをする政権が表に晒す事はない。この国は常に戦争をしている国。そんな事をしてはマネジメントの失態になる。その証拠にあの熾烈な戦をしたオバマとヒラリーでさえ政権発足後は一糸乱れず表面的にはヒラリーはオバマを支えている。

そんな中で米国は日本で起こった世紀の政変に慎重になった。そして日本の出方を窺った。すると閣僚が言いたい放題だ。当初米国はこれは鳩山総理が想像を超える大物なのか、或いは何かの作戦なのか判断しかねたはず。だがここに至り米国は悟った。このバラバラは鳩山政権の「めくらまし作戦」ではない。ただ単に日本の政治には何の戦略もなく、また対外政策において誰もグリップを握っていないだけの話なのだ。

そこにこの発言だ。あのテロが米国の自作自演であるという噂は当時からこの国にもあった。だがそれを属国日本の議員が公言する事を一般の米国人はどう思うか。この話を伝えたのがワシントンポストの社説でまだよかった。多くの日本人は金銭的に疲弊した今の一般の米国人の危うさを理解していない。一つ間違えば一般の米国人の日本への感情は一気に悪化する話である。

ここで警鐘した様にトヨタ問題は序章。恐らく米国政府は対日感情の悪化をちらつかせながら日本政府を更に脅すだろう。だが日本が中国に傾いたら元も子もない。ただこの様な機会を見ては家康が小心者の小早川秀秋を砲撃で脅した様に米国は日本をたたみかける。もしかしたら藤田議員もその罠にはまったのかもしれない。いずれにしてもこのままでは日本は米国に完全にむしり取られる予感・・。

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