2014年8月14日木曜日

水の危機 アメリカ編



             


フーバーダムのダム湖LAKE MEADは、本来400億トンの水量を誇っていた。

日本にある2000以上のすべてのダムの総計が250億トンらしいので、

「超」水資源 大国の日本の貯水量とくられべ、このダム湖の大きさがイメージできるだろう。

しかし過去14年の旱魃で、水面は30メートル以上沈んでしまった・・。


3年ぐらい前から、ここではこの話題をUPDATEしてきた。

しかし直近の政府発表ではいよいよ緊急事態が迫ってきている。

今のペースで行くと、来年には更に1.5メール下がることが予想され、

水面が海抜1000フィートを切った時点で、ラスベガスへの上水供給が停止するという。

現時点でも ネバタ カリフォルニア  アリゾナは給水制限下。

既に農業には支障が出ているが、大都市に完全に給水が停止されればどうなるか。

将来的にはフェニックス LA等の他の大都市もどうなるかわからない・・ 


農作物は地球のどこかで取れるとしても、これが理由で住宅の価値が下がったら大変だ。

その一方で、大洪水のミシガン(添付)。(オハイオバレイ周辺)

水害でデトロイト近郊の自動車工場が操業停止になるのは珍しい。


そんな中、金融市場では、何かあれば直ぐに金利据え置き、量的緩和の話が出てくる。

それで株のインデックスは戻る。都会に住み、マネーしか知らない人の発想。

でも何か違う。

そんなことでは解決できないことが待っている予感。

人間は、時に地に足をつけて生きていることも大切だと思う・・。



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