耳を疑う話。
早大の株サークルが、いわゆるブラフで3億も儲けたという。
同じ事を米国でやれば、たちまちBIDはたたかれ、オファーはとられ上に突き破られる。
株でも債券でも、現物 ETF 先物等、マーケットメークを専門にやっている連中が、
世界中から集まってしのぎを削るのが米国市場。
そこで資金力のない素人がブラフなどすれば、自殺行為だ・・・。
そこで資金力のない素人がブラフなどすれば、自殺行為だ・・・。
そもそも当局による規制や監視能力には限界がある。モラルを説くのも非現実的。
アメリカもとっくにSECの監視機能は限界を露呈している。
だがアメリカには、市場にもデモクラシーがある。
毒には毒がやってくる。
毒には毒がやってくる。
子悪はスケールの大きい巨悪に食われてしまう。
濁った池のルール。それも貴重な市場原理だ・・・。
濁った池のルール。それも貴重な市場原理だ・・・。
ところが日本は、市場にも「透明性」という言葉を好む。
透明でもいいが、日本のGDPと時価総額は世界で2~3位。
その国の株式市場で、学生の騙しが通用するのは驚き・・・。
学生が天才なのか、
それとも、実体経済の実力に比べ、市場の成熟度がアンバランスなのか・・・。
それとも、実体経済の実力に比べ、市場の成熟度がアンバランスなのか・・・。
いずれにしても、片手落ちの規制や監視ではなく、参加者の多様化による市場原理。
それによって、結果的にボトムの健全性が維持されるようにならなければ、
日本からは、永遠に、一流のプレーヤーは生まれないだろう。
それによって、結果的にボトムの健全性が維持されるようにならなければ、
日本からは、永遠に、一流のプレーヤーは生まれないだろう。
( 日本から市場の一流プレーヤーが育つ必要はないかもしれないが・・ )
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