2014年8月20日水曜日

(水を)かぶっていいとも


アイスバケツをかぶるおかしな現象がアメリカで流行っている。

2年ぐらい前からあるようだが、CNBCなどが仕掛け、この一ヶ月で急に流行り始めた。

もともとはチャリテイー。寄付をするか、氷水をかぶるかというお遊び。

水をかぶった人は、次のチャンレンジャーを指名できるのだが、

スポーツ選手などの有名人やり始め、ビルゲイツまで参加してしまった。

そこからCNBCが参加したので、金融でも話題になりたい人は、こぞってやっている。

一番イメージ合うのが、長年タモリがやっていた、笑っていいともの友人コーナー。


冷静に振り返っても、この20年で、アメリカにこんな現象はなかった。

テレビでは差別問題が話題だが、実際はこんなことが流行っているわけを考えた。

ロシアや中東のヘッドラインがボラを提供しても、結果的にアメリカにマネーが集まる。

今は冷戦を知らない世代が相場の中心。彼らは最初はヘッドラインに反応した。

だがアメリカが磐石なので、結果的にアメリカにマネーが集まる。

まさしく年初からスマートマネー筋がもくろんだ90年代後半の再現だ。

金融関係者に楽観論が台頭し、CNBCが便乗した結果だろう。

簡単にいえば、アイスバケツのおちゃらけは、今の米国の余裕を現している。

だが、スマートマネーは、どこかで別のシナリオを用意しているだろう・・


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