2009年2月24日火曜日

5600兆円の借金

いったい米国は国家としてどのくらい借金があるのか。昔からあるこの単純な命題は俗にいう「ドルが基軸通貨の間」は簡単なようで常に難しい難題だ。ただこの問題に対する切り口を未来の米国人が背負っている負債という見方をすると、その答えはズバリ5600兆円らしい。詳細は以下のサイトを参考にしてほしい。
(www.pgpf.org/)

さてこの困窮の中ではオバマは大統領として時より本日の様に倹約を謳い、米国債が本当に崩落する事を防がなければならない。そしてそれはガイトナー財務長官とバーナンケ中央銀行総裁との協調作業でもある。

以前も触れた様に、ガイトナーは株が下がってもそれで国債の入札がうまくいけば役割を果たした事になる。しかしそれも危なくなると今度はバーナンケの出番だ。彼は中央銀行として国債市場で実弾の買いを出す。ただそれも危なくなるとどうなるか。米国債を大量に保有する日本や中国などの周りがその最悪のケースを心配する前にオバマ大統領は世界の米債投資家と国民に向けて倹約/戒めのポーズをとる。実はこれが3人の協調体制だ。ただ現実は米国の総借金は5600兆円。格付け機関が何を言おうが、米国はGDPの5倍の負債を本当は抱えている事に変わりはない。これは一世帯当たりに直すとなんと5000万円の借金である。

そもそも米国ではこの10年に1%の富裕者が80%の富を支配したといわれている。ところが年収で5億円以上が普通だったゴールドマンサックスのパートナークラスにさえ大勢の破産予備群がいると言われる現在、世帯当たりの借金がここまで膨れ上がった以上米国は自力で自身の借金返済は不可能ではないか。

自力での返済が不可能?もしかしたら周りの国はまだ錯覚をしているかもしれないが、米国のこの借金は米国が消費した結果。だがその米国の消費のおかげてここまで世界経済は拡大した。ならば米国の借金は世界全体の借金。米国がそう考えてもおかしくない。そして米国は自身ではこの借金は返す気などはなく、あくまでも返すつもりがある様にどう見せるか。実はオバマ政権の課題は其処に移っている可能性を感じる・・。

0 件のコメント: