2009年2月27日金曜日

日本人の地力

アカデミー賞に続き、宇宙飛行士でも二人も日本人が選ばれた。こうなると、ますます日本は米国が好きにならざるをえない。さすが民主党政権になると米国は芸が細かい。ところで「あの苦しさ」は競技で距離スキーや長距離スケートをやった人しかわからないだろう。そのスキー複合で男子が金メダルを取ったという。そしてその内容に驚いた。なぜなら今回は90年代の全盛期のパターン、ジャンプで稼いだ貯金で苦手な距離を逃げ切る勝ち方でなく、ガチンコの距離で逆転したからだ。距離スキーで日本人が欧州人に勝つのはソフトボールで米国に勝った事と同じ価値ではないか。一体今の日本人の何処にこんな底力が潜んでいるのか。日本(人)にこれだけの底力があるなら本当は今の苦境など乗り切れるはず。だが今の日本は皆が「まずは米国が回復をしないと」と、どうしても米国を最初に考えてしまう呪縛から逃れらない。だがそれでは永久にコロンブスの卵にはならない。だから米国としても「日本は使われる国」という発想になってしまう。マスコミも自虐的な話題には事欠かない政治を追いかけるのはそろそろやめて、誇張でもいいから日本の潜在能力を浮き彫りにするような話題をもっと提供すべきだろう。現在撮影中のNHKの「坂の上の雲」を早く観たい・・。

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