最近TVを見ていてふと思った。それは米国で5兆円の被害を出したあのマードフ詐欺ファンドのマードフ氏と、日本で世間を騒がした円天の波会長の顔が似ている事だ。無論日本人と米国人の違いはある。だがオールバックの髪型、体型、そして何よりもマスコミに対するあの態度が似ている。そう、言い換えるなら「人相」が似ているのである・・。
そもそも「人相」というものは醸し出されるその人物の雰囲気を多分に含む。恐らくその人の人生や価値観が反映されて「人相」は後天的に作られるのであろう。その意味ではマードフ会長と波会長は間違いなく同じ人生を歩んできた。結果一つ一つのパーツは違えどこの二人の「人相」は同じになったのである・・。
そういえば人相の特徴をプロの似顔絵師は上手に捉える。昔何かの番組で警察の検挙率に貢献するのは部分を合成したモンタージュ写真ではなく、専門家が手で書いた似顔絵の方だという話を聞いた。実はこの技法は相場の隠されたテーマやその時の社会の本質を捉える上でも同じだ。事象の細部に拘りすぎると全体像を捉える感性を失ってしまう可能性がある。
まあそんな事はどうでもよいが自分の人相にもこれからは注意したい。なぜなら世の中はさらなる困窮が予想される。そんな中で通常自分の人相の変化は自分では気づかないからだ・・。
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